飯野絢子(あやこ)さんの証しの続きです
☆
真の父母様の祝福の祈祷で始まったレダ摂理(後)
なぜパラグアイなのか。
さらに、なぜパンタナールなのか。
なぜ日本人の国家メシヤに託さねばならないのか──。
その答えは、以下のみ言の中に明らかです。
☆
「南米で一番の共産圏の基地がパラグアイ。
だから先生が南米対策するために
最初に来たのがパラグアイ」
「南北米を中心に、日本と韓国を
生かしてやらなければならない。
旧教と新教が反対したから、これが一体化し、
新教の北米、旧教の南米が一つになることによって、
韓国が統一するんですよ」
「日本の母の国の先輩、国家メシヤ、先輩よ。
日本の先輩をつないで、母の伝統基盤を立てる。
誰を送るべきや。
国家メシヤは代表である」
「母の使命は果たされてないよ。
それを君たち、準備して早くせよ」
☆
9月21日に真のお父様は、
「全体蕩減」のみ言(『御旨と世界』)を訓読させた後、
「全体蕩減というみ言を聞いて怖くない?」
と問い掛けられました。
続けて、
「先生、きちがいじゃないんですよ。
なぜ米国で苦労の道を先頭立って行くのか。
第二次世界大戦後、米国を中心にして
キリスト教、旧教と新教を収拾するのは
問題ありませんでした」と語られました。
キリスト教を一つにして収拾する道があったというのです。
このみ言の中に、キリスト教復帰に対する
真のお父様の悔しい思いをかいま見るのです。
ですから私は、しばらくの間、
この「全体蕩減」のみ言に接することを避けていました。
「もしも、真の父母様が願うように感じられず、
読み取れなかったら」と思うと、
恐怖にも似た心境になるのでした。
さらに修練会の期間、み言の中で「完全」の二文字が
いろいろな言葉に付いたのも印象的でした。
完全蕩減、完全自己否定から完全復帰などなど──。
☆
また、「絶対蕩減するには、
真の父母が絶対不可避な存在です。
悲しくても先生にしがみつかねばならないし、
うれしくても先生にしがみつかねばなりません」
というみ言も忘れられません。
レダに本格的に入るための覚悟と決意を
試されていたようにも思います。
☆
真のお父様は、「先生の背後の本音は何なのか、
知らなくても真剣な時間だ」と語られ、
「真の父母の代わりに立って!
先生の代わりにやってみよ!
先生と君たちは一つ。
韓国と日本は一つの国である。
みな先生の下の弟だ」と、
“ウリヌン ハナダ”に値するみ言で
励ましてくださいました。
そのうえで、「夫婦一心で、奥さんともども、
きょうここに指示しているんですよ」と、
私たちに決心を促しながら、40日の最後には
「間違いなく断行します!」と三度誓わせて、
歴史的なレダ摂理が出発したのです。
真の父母様は、「気をつけて行け。
しっかり決意して行け」と送り出してくださいました。
飯野絢子(777家庭2024年10月聖和、享年86)
(『世界家庭』2017年3月号
「心情の十字架を超える道−女性の立場から見たレダ−(前)」より)
女性の立場から見たレダ 2
https://www.kogensha.jp/news_web/detail.php?id=27104
(『世界家庭』2017年3月号
「心情の十字架を超える道−女性の立場から見たレダ−(前)」より)
女性の立場から見たレダ 2
https://www.kogensha.jp/news_web/detail.php?id=27104
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再編集 文責:ten1ko2
やはり、国家メシヤの先生たちが、
母の国の使命を果たすために
できなかったことを埋め合わせるために
苦労の先頭に立たれていたのだな、
そのことを改めて感じました。
今も歩まれている先輩たちに
敬意を表したいと思います。
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