橘幸世さんによるエッセー
「続・夫婦愛を育む」より、
『義母への不満を夫に言う? 言わない?』です。
☆
朝ラジオをオンにして台所の片付けをしていると、
『夫のトリセツ』などの著書で知られる
黒川伊保子さんが、リスナーに
アドバイスしているのが聞こえてきました。
妻が姑(しゅうとめ)の愚痴を言ってきた場合、
夫にありがちな返答は、(正確な言葉は忘れましたが)
「おふくろにも悪気はないんだよ。
良かれと思ってやったんだ。
大目に見てやってくれ」といったもの。
間を取り持とうと、一見優等生的な
反応ですが、これはNG。
妻の不満は消えません。
正解は、「そうだよな。
俺も本当に腹立つことがあるよ」。
これで妻の留飲(りゅういん)が下がる
(不平・不満
・恨みなど、胸のつかえがおりて、気が晴れる)、
と言っていました。
☆
このやりとり、私にも覚えがありました。
幸運なことに、私の義母はとても
できた人ですし、大きな不満はありません。
義母以外の主人の家族とも、
これと言った確執もなく平穏です。
引っかかることが何もないわけではありませんが、
育った環境も違えば、性格も違う、
相手もさまざまなことを背負いながら
頑張って生きているのだから、
と消化するよう努めています。
主人も自分の家族を悪く言われるのを
聞きたくはないだろう、という思いもあり、
ささいなことは自分の胸の内に収めてきました。
☆
義母を病院に車で送り迎えする時、
「あ、そこ右だよ」「次、左」などと
助手席から指示が出ることがままあります。
初めて行く所ではありませんので、
私も道はよく分かっています。
それでも言ってくるのは、私が運転免許を
取るのが遅く、今の土地に来てから取ったため、
言いたくなるのかと思っていました。
取って間もない頃は、
「バックも上手になったね」などと
義母に言われていましたので。
それでも、頻繁に言われると
ちょっと心穏やかに流せないので、
ある時主人に言いました。
「お母さん、“そこ右だよ”とか、
よく言ってくるんだよね」
「そうなんだよなぁ。
自分の時もしょっちゅうだよ」
主人の返答にびっくりした私。
「えっ? お父さんの時も?」と思わず聞き返しました。
どうやら家族誰の運転の時もその傾向があるようです。
長年自営業を営んで人を使ってきた
名残もあるのかもしれません。
つい、指図の言葉が出るのでしょう。
「それで○○がおふくろとけんかして
何日か口きかない時もあったよ」と、
主人の兄弟のエピソードも話してくれました。
私の気持ちが楽になったのは言うまでもありません。
今回は、ご主人向けのエピソードでした。
続・夫婦愛を育む 5
義母への不満を夫に言う? 言わない?
ナビゲーター:橘 幸世
義母への不満を夫に言う? 言わない?
ナビゲーター:橘 幸世
☆
再編集 文責:ten1ko2
妻の愚痴に相槌を打つ。。。
意外に簡単そうに見えて、なかなか難しいものです。
こちらの事情もあるのに、
一方的にしゃべり続けることには、
ちょっと辟易します。
うまく相対していくことも、
愛することの一歩なのだ、と思っています。
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