2025年02月11日

結果が出ている! 北朝鮮の宣伝はすべて嘘、統一教会報道も、すべて嘘!? *ニュースがわからない人に《5分で解説》



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資本主義社会ってどんな社会?

 今回は、「資本主義」と「社会主義」という言葉について説明します。

 共産主義の説明をする上で絶対に外せないのが「資本主義」という言葉です。
 日本は資本主義の国です。世界中のほとんどの国が資本主義の国です。では、資本主義とはいったい何でしょうか。

 例えば皆さんが、100万円を持っているとしましょう。
 そしてその100万円で会社をつくろうと考えました。この場合の100万円を「資本」といいます。そして100万円を出した皆さんを「資本家」といいます。

 ひょっとしたらこの100万円でかなり稼げるかもしれません。失敗して全部パーにしてしまうかもしれません。それは皆さん次第です。

 いずれにせよ、その100万円をどう使うかは皆さんの自由です。貯金しても構いません。派手に使っても構いません。
 このように、自分のお金を資本にして自由に経済活動をすることができる社会を「資本主義社会」といいます。

 もし皆さんが、全く資本がない、お金がないというなら、資本家ではなく、労働者になるのが簡単です。
 このように、資本主義社会での人々の立場は、大きくは資本家と労働者の二つに分けられます。実際はもっと複雑なのですが、とりあえずは資本家と労働者の二つに分けることにしましょう。

 歴史的に見れば、資本主義はヨーロッパで産業革命の後、広がりました。
 それまでは労働といえばほとんどが農業でした。農民が地主から土地を借りて、年貢を納めながら農業をしていました。このような社会を封建制社会といいます。

 ところが産業革命が起きて社会の仕組みが大きく変わりました。たくさんの農民が都会にやって来て、工場の労働者になったのです。
 こうして社会は封建制社会から資本主義社会に変わりました。
 日本では、江戸時代までが封建制社会、明治時代以降が資本主義社会と考えていいでしょう。

共産主義登場の背景

 今では、皆さんが労働者として働いても、それほど大きな問題はないと思います。問題になるのはブラック企業の場合です。
 マルクスが生まれた頃、つまり資本主義が生まれたばかりの頃は、皆ブラック企業でした。というよりも、労働者を守る仕組みが社会になかったのです。

 ですから労働者は、とても安い賃金で、長い時間働かせられました。暗い、汚い、危険な工場で女性や子供たちも働きました。
 「嫌ならよそに行ってくれ。でもどこでも同じだよ」、そんなふうに資本家の立場がとても強い時代だったのです。

 そこで登場したのが共産主義でした。共産主義では次のように考えます。

 資本主義社会では労働者が不当に扱われている。人間の本質は労働だから、労働者を不当に扱うことは人間の本質を奪うことだ。人間はみんな喜んで労働しないといけない。だから会社はみんなのものにする。みんなで計画を立てて、利益はみんなで分け合う。そうすればみんなが労働者として人間らしく生きることができるし、資本家に利益を奪われないのでみんなが豊かになれる。これが共産主義だ。素晴らしいじゃないか、というわけです。

 実際はみんなで会社をつくるというのは難しいので、共産党が労働者の代表の立場に立って、計画を立てたり利益を分配したりします。これを「計画経済」といいます。

 また、資本主義に対しては「社会主義」と表現します。
 かつては日本でもこの社会主義が理想的な制度であると考えられていました。1950年代から1980年代半ばまでです。

 特に北朝鮮は「地上の楽園である」といわれました。
 衣食住の心配がない、失業者がいない、生活は全て保障されている。北朝鮮がそう宣伝して、日本のマスコミまでがそう言ったのです。それで34年間で10万人弱の人々が日本から北朝鮮に渡ってしまいました。

 現実は皆さんがご存じのとおりです。
 北朝鮮の宣伝は全てうそでした。日本のマスコミもだまされました。というより、共産主義を信奉する記者が積極的にうそを書いたのです。それでたくさんの人が犠牲者になってしまったのです

ほぼ5分で読める勝共理論 19
疎外論D
資本主義と社会主義
再編集 文責:ten1ko2


理想国家を目指した共産主義国家も
結局は、共産党上層部が『資本家』と似通った立場になり、
理想とは全く違った結果になりました。

やはり、個人のエゴを捨てることはできなかったのです。
共生・共栄を実現するためには、
本当に為に生きる精神を強く持つことが、
大切であることは否定できません。

さすがに今の日本マスメディアにおいても、
北朝鮮を讃美するような報道はしませんが、
公平な事実、真実ははっきりと伝えてほしい、
特に家庭連合に対して、切に願うものです。


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posted by ten1ko2 at 09:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | 統一原理・統一思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする