橘先生のエッセイ「続・夫婦愛を育む」
今回は、『夫のワンオペ』です。
☆
段差で転んで骨折、と耳にはしていましたが、
自分には当分先の話と思っていました。
遠方からの来客でバタバタ動いていた折、
不覚にもわずか数センチの高低差に足を取られました。
過去にもやっていた足首なので、今回も捻挫の診断が
下ると思っていましたが、少し折れているとのこと。
1カ月のギプス生活を告げられてしまいました。
そのこと自体かなりショックでしたが、
追い打ちをかけたのが、不自由さです。
貸していただいた松葉杖をうまく使いこなせません。
不器用な分、余分な体力を消費しているのでしょう。
数メートルの移動も一仕事で、
使える方の脚が筋肉痛を起こしています。
☆
これまで松葉杖を使っている人を見かけても、
「けがしたんだ」くらいで、その大変さが全く
分かりませんでしたし(若い人には大変ではないかもですが)、
想像すらしてみませんでした。
その立場になってみないと分からない、
というのを改めて実感です。
私の松葉杖で歩く様があまりに危なっかしいので、
主人が会社に1カ月の在宅勤務を申請し、
許可されました(基本出社勤務)。
びっくりです。
妻の足首骨折ごときで、と
一昔前なら言われたことでしょう。
このご時世ならではですね
(社長さん自身が松葉杖生活を経験されたことも
許可の要因となったのかもしれません)。
私は申し訳ないこと限りなしです。
☆
主人が働きながら家事を(時に育児も)こなすことは、
これまでも何度かありましたが、在宅では初めての経験です。
主人が会社の人や取引先の人と
電話で話すのが漏れ聞こえてきます。
通常家では見ることのない一面に触れることができ、新鮮です。
と同時に、定時を過ぎてもパソコンを打つ音が
聞こえてきて、忙しさが肌で感じられます。
☆
そんな中、家事の面では、主人の負担を
極力少なくすべく最低限のことだけ
お願いするようにしています。
その際は、「都合のいい時に○○をしてくれると
ありがたいんだけど」という言い方を心がけて。
催促はしません。
わが家では、手拭きタオルは台所用、洗面所用、
トイレ用と3種類、基本的に色で区別しています。
毎日替えたいので主人にお願いすると、
長年使っていながら、その区別を
主人は全く認識していませんでした。
関心がないと言えばそれまでですが、
やはり男性故なのでしょうか。
以前にトイレの棚に敷く装飾用の紙を替えた時も、
「何か変わったの、分かる?」と聞いても見当すらつきませんでした。
ちなみに、洗濯後のタオルがしわっとなっていても
何も言いません(干す時にピンと伸ばしていない)。
清潔なのを使えるだけで感謝です。
あれこれと忙しい主人とは対照的に、
私の時間は人生初と言えるほど、
ゆ〜っくりと過ぎていきます。
さて、どう有益に過ごしましょう?
続・夫婦愛を育む 7
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
☆
再編集 文責:ten1ko2
素晴らしいご主人ですね!
妻のために在宅勤務に変更するなんて!!
ただ些細な日常生活に関心がない、
というところは私も同じですが。。。
いまだにタオルをどこに使うかわかっていないし( ´艸`)
タオルも脱水でねじれたまま干しては
指摘されています。
実は私の妻も、数年前に、1ヵ月
松葉杖生活だったことがあるんです。
しかも、橘先生と同じような原因で、
妻の場合は、骨折ではなかったですが。。。
本人は、日常生活自体、
相当、苦労していたと思います。
ただこの場で告白しますが、
妻のケアーに徹底するよりは、
「家事をするのが大変だ・・・」
という思いの方が強かったように思います。
また、昨年秋、私自身が手などを骨折して、
不自由な生活をしました。
徐々に回復しましたが、
体の一部を痛めただけなのに、
満身創痍の状態になり、
体をどうしていても辛い時期がありました。
人間の体の不思議さを感じると共に、
ちょっぴり人の痛みを共感することができました。
病気や怪我は辛く痛いものですが、
本人の気持ちを汲んで生活をすることが、
どれほど貴いことか、そのことに気づく
貴重な機会かもしれないと考えています。
最後までお読みいただき ありがとうございました!
ポチッ!がまだの方はお願いしますm(__)m
ポチッは1日1回有効で、1週間の合計で
ランキングの順位が決まります。
ポチッとすると、現在の順位が出てきます ↓
ポチッ!がまだの方はお願いしますm(__)m
ポチッは1日1回有効で、1週間の合計で
ランキングの順位が決まります。
ポチッとすると、現在の順位が出てきます ↓
※ 当ブログ記事の転載、拡散は、歓迎いたしますが、
その際は、リンクを貼っていただくか
当ブログ名と記事URLを記載して頂くようにお願いいたします。
(このブログ記事に飛べるようにして紹介してください)
なお、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、無断転載
に関しては、固くお断りいたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
その際は、リンクを貼っていただくか
当ブログ名と記事URLを記載して頂くようにお願いいたします。
(このブログ記事に飛べるようにして紹介してください)
なお、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、無断転載
に関しては、固くお断りいたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。