「ほぼ5分で読める勝共理論」の続き。
共産主義の理論である「疎外論」
これが、いかに間違いであるのか、説いています。
☆
疎外論の何が間違いなのか?
疎外論では、「資本主義社会では人間の本質が失われている」
「人間らしさが奪われている」と言っています。
そうしてできたのが共産主義の国、例えば
旧ソ連や中華人民共和国、そして北朝鮮などでした。
では、これらの国では人間らしい生活が
あふれているのでしょうか。
日本や米国よりも、人々が
もっと生き生きと暮らしているのでしょうか。
そうとも言えないようです。
むしろ特権階級だけが莫大(ばくだい)な富と力を持ち、
国民が自由を奪われている、
反対する人は厳しく弾圧されてしまう、
そんな国になっています。
これは、人間疎外論が根本的に
間違っていたということを意味しています。
☆
では、何が間違っていたのでしょうか。
一つは、疎外の本質の捉え方を間違えたということです。
人間らしさの定義が違うということです。
人間には心と体があります。
哲学的に表現すれば、精神と物質です。
ある人がニコッと笑えば、
「あ、この人はうれしそうだな」と思います。
でも実際には、うれしいという心は見えません。
実際に見えているのは表情、つまり体の動きです。
体の動きを見て、「あ、うれしそうだな」とか、
「悲しそうだな」という心の動きを感じ取るわけです。
笑っている顔を見て、「あ、この人は
顔の筋肉が収縮運動をしているな」といって
体の動きを感じ取る人はちょっと変わった人かもしれません。
このように、人間には心と体があります。
☆
心と体、どちらが大切?
では、心と体はどちらが大切でしょうか。
もちろんどちらも大切であることは言うまでもありません。
心が幸せなら体が傷ついてもいい、
体が幸せなら心が空虚でもいい、
ということはありません。
両方とも大事です。
ただ、両方とも大事であることを大前提として、
よりどちらが大事なのかといえば、
やはり心ではないでしょうか。
例えば、心が傷つくことと体が傷つくことでは、
より傷が深いのは心ではないでしょうか。
このように、心が体より重要だということを、
勝共理論では「心と体は、主体と対象の関係である」
といいます。
☆
実は日本の憲法も同じように考えています。
憲法は個人の自由を保障していますが、
その中に精神の自由と経済活動の自由があります。
そして精神の自由は経済活動の自由よりも、
より強く尊重されています。
例えば、お店とお店の距離が近いと倒産するかもしれない、
というときに、お店は何メートル以上離さないとだめだよ、
というルールを国が作ることもできます。
経済活動の自由を国が制限してしまうんですね。
でも、あなたは変な意見を言ってはいけないよ、
という制限をするのは、よほどの理由がないと駄目です。
これを法律の学問では二重の基準といいます。
明らかに差を付けているのです。
これは、日本国憲法が人間の本質は
より心にあると考えているということの表れです。
しかし疎外論ではそのようには考えません。
☆
再編集 文責:ten1ko2
心と体はどちらも大事だし、
特に心が重要である。。。
もちろん当然のことであり、
誰もが納得することだと思います。
そして、心が大事である・・・その証拠として、
思想や良心の自由、信教の自由、表現の自由
これは憲法で保障されているのです。
今、私たち家庭連合に対する、
政府のとらえ方、裁判の行われ方、
そのようになっているのか、と考えると
疑問を提示ざるを得ません。
今は、家庭連合だけを悪の存在に
させようとしていますが、
これは、家庭連合だけの問題で終わらないことでしょう。
まさに本来の自由主義とは、
まったく異なる道を歩んでいる・・・
それが日本の現状なのだと
はっきりと知るべきではないでしょうか。
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