大塚克己UPF日本議長の、自叙伝より
今回は、「日本の歴史に通じ、
日本を愛してくださった真のお父様」です。
☆
日本の歴史に通じ、日本を愛してくださった真のお父様
UTSを卒業した同期のメンバーの多くは、
ブラジル・ジャルジンの建設に携わることになりましたが、
私は日本家庭連合の副会長を拝命して、日本に戻りま した。
副会長になってからは、それまで以上に、
真の父母様のもとに呼ばれる機会が増えました。
当時、真の父母様は、米国・アラスカや
ブラジル・ジャルジンにいらっしゃることが多かったです。
アラスカに日本の責任者たちが呼ばれたときは、
真の父母様と親しい交流の場が持たれました。
私も真の父母様のみ前で個人路程を証しする機会があり、
「初めて統一原理を聞いたとき、自分がメシヤかと思った」
という畏れ多い話もさせていただきました。
このようにアラスカは、真の父母様と
個人的な因縁を結ぶところだったとしみじみ思います。
真の父母様におかれても、釣りや食事を共にする中で、
リーダー一人一人の個性や心情の世界などを理解する場として
貴重視しておられたように思います。
☆
アラスカでいちばん困ったのは、夏になると白夜になり、
寝る時間が減るということでした。
真のお父様は「いやあ、ここは寝ないですむ、
いいところだ」とおっしゃいました。
お父様はそれでいいかもしれませんが、
お父様ほど強靭な体力も精神力もない私たちには、
船酔いも疲労困憊の日々でした。
☆
ある寒い日、お父様が遠いところに釣りに出て、
帰りが遅くなられたことがありました。
私はお父様のお戻りを、暖かい家の中で待つのが申し訳なくなり、
一人で外に立って待っていたのです。
するとしばらくして頭上から、
「お父様を待っているの?」という声がするのです。
見上げると、2階のベランダに
真のお母様がいらっしゃいました。
私以外には誰もいないと思っていましたが、
神様が見ておられたのです。
私は、「お父様がお戻りになるのを
待っております」と申し上げました。
そのことにお母様が感銘を受けられたのかは
分かりませんが、アラスカをたつときに、
「これを着なさい」と言ってお父様のジャケットを下さいました。
☆
2004年9月のこと、真の父母様がアラスカでの摂理を終えて、
韓国にお帰りになることになりました。
そしてアラスカをたつ前に、小さな自家用機で
アラスカを上空から見て回られたのです。
私は光栄にも、7、8人の随行者の中に加えていただきました。
そのとき、アラスカの最北端、北極圏にある
バロー(現・ウトキアグヴィク) という町に立ち寄られ、
聖地を決定されました。
そこは海沿いの、のっぺらとした地で、
目印になる大きな岩も木もありません。
お父様は、そこに落ちていた流木を目印として祝祷されました。
そうしてバローは、北限の聖地となりました。
☆
このときは小さな自家用機の中でずっとご一緒でしたから、
真の父母様といろいろなお話をさせていただきました。
そういう中、お父様が驚くほど
日本の歴史に通じておられることを知る場面がありました。
どういうきっかけかは忘れたのですが、
東郷平八郎や乃木希典の名前が上がったときのことです。
お父様は、バルチック艦隊を破った東郷平八郎や、
203高地(中国東北部の旅順にある丘陵。 日露戦争の旅順攻囲戦で最大の激戦地となった)で
日露戦争に勝利した乃木希典のことをよくご存じだったのです。
そして、彼らの忠誠心、スピリットを
評価しておられるように思えました。
その会話の中で印象的だったのは、
お父様が「203高地」のことを、
「にひゃくさんこうち」とか「にいまるさんこうち」ではなく、
「にれいさん(駕霊山)」 とおっしゃったことです。
乃木希典が詠んだ漢詩に出てくる言い方を
お使いになったのです。
日本の明治時代に、国を建てるために命を懸けて戦った、
あるいは国の発展のために尽くした人たちのことを
よく覚えていらっしゃるのだなあ、
日本を愛してくださっているのだなあと、
深い感銘を受けた出来事でした。
自叙伝「天地人真の父母様との対話」より
☆
再編集 文責:ten1ko2
日本を本当に愛しておられたお父様。。。
愛することは、関心を持つこと、
日本を研究し尽くしておられたのですね。
今も日本を愛するがゆえに、
霊界からの協助をしておられる
真のお父様であるに違いありません。
エピソードを紹介してくださった
大塚先生に感謝です。
最後までお読みいただき ありがとうございました!
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