2025年03月13日

アボジは、大の日本歴史通! 夜、外で帰りを持っていると・・アラスカの思い出 《大塚克己*自叙伝》



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大塚克己UPF日本議長の、自叙伝より
今回は、「日本の歴史に通じ、
日本を愛してくださった真のお父様」です。

日本の歴史に通じ、日本を愛してくださった真のお父様

UTSを卒業した同期のメンバーの多くは、
ブラジル・ジャルジンの建設に携わることになりましたが、
私は日本家庭連合の副会長を拝命して、日本に戻りま した。

副会長になってからは、それまで以上に、
真の父母様のもとに呼ばれる機会が増えました。
当時、真の父母様は、米国・アラスカや
ブラジル・ジャルジンにいらっしゃることが多かったです。

アラスカに日本の責任者たちが呼ばれたときは、
真の父母様と親しい交流の場が持たれました。

私も真の父母様のみ前で個人路程を証しする機会があり、
「初めて統一原理を聞いたとき、自分がメシヤかと思った」
という畏れ多い話もさせていただきました。

このようにアラスカは、真の父母様と
個人的な因縁を結ぶところだったとしみじみ思います。

真の父母様におかれても、釣りや食事を共にする中で、
リーダー一人一人の個性や心情の世界などを理解する場として
貴重視しておられたように思います。


アラスカでいちばん困ったのは、夏になると白夜になり、
寝る時間が減るということでした。

真のお父様は「いやあ、ここは寝ないですむ、
いいところだ」とおっしゃいました。

お父様はそれでいいかもしれませんが、
お父様ほど強靭な体力も精神力もない私たちには、
船酔いも疲労困憊の日々でした。


ある寒い日、お父様が遠いところに釣りに出て、
帰りが遅くなられたことがありました。

私はお父様のお戻りを、暖かい家の中で待つのが申し訳なくなり、
一人で外に立って待っていたのです。

するとしばらくして頭上から、
「お父様を待っているの?」という声がするのです。

見上げると、2階のベランダに
真のお母様がいらっしゃいました。
私以外には誰もいないと思っていましたが、
神様が見ておられたのです。

私は、「お父様がお戻りになるのを
待っております」と申し上げました。

そのことにお母様が感銘を受けられたのかは
分かりませんが、アラスカをたつときに、
「これを着なさい」と言ってお父様のジャケットを下さいました。


2004年9月のこと、真の父母様がアラスカでの摂理を終えて、
韓国にお帰りになることになりました。

そしてアラスカをたつ前に、小さな自家用機で
アラスカを上空から見て回られたのです。
私は光栄にも、7、8人の随行者の中に加えていただきました。

そのとき、アラスカの最北端、北極圏にある
バロー(現・ウトキアグヴィク) という町に立ち寄られ、
聖地を決定されました。

そこは海沿いの、のっぺらとした地で、
目印になる大きな岩も木もありません。
お父様は、そこに落ちていた流木を目印として祝祷されました。
そうしてバローは、北限の聖地となりました。


このときは小さな自家用機の中でずっとご一緒でしたから、
真の父母様といろいろなお話をさせていただきました。

そういう中、お父様が驚くほど
日本の歴史に通じておられることを知る場面がありました。

どういうきっかけかは忘れたのですが、
東郷平八郎や乃木希典の名前が上がったときのことです。

お父様は、バルチック艦隊を破った東郷平八郎や、
203高地(中国東北部の旅順にある丘陵。 日露戦争の旅順攻囲戦で最大の激戦地となった)
日露戦争に勝利した乃木希典のことをよくご存じだったのです。

そして、彼らの忠誠心、スピリットを
評価しておられるように思えました。

その会話の中で印象的だったのは、
お父様が「203高地」のことを、
「にひゃくさんこうち」とか「にいまるさんこうち」ではなく、
「にれいさん(駕霊山)」 とおっしゃったことです。

乃木希典が詠んだ漢詩に出てくる言い方を
お使いになったのです。

日本の明治時代に、国を建てるために命を懸けて戦った、
あるいは国の発展のために尽くした人たちのことを
よく覚えていらっしゃるのだなあ、
日本を愛してくださっているのだなあと、
深い感銘を受けた出来事でした。

自叙伝「天地人真の父母様との対話」より
再編集 文責:ten1ko2


日本を本当に愛しておられたお父様。。。
愛することは、関心を持つこと、
日本を研究し尽くしておられたのですね。

今も日本を愛するがゆえに、
霊界からの協助をしておられる
真のお父様であるに違いありません。

エピソードを紹介してくださった
大塚先生に感謝です。


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