2025年04月06日

1人の人の命のために、数年間深刻に祈ったことがありますか? 《ブログde説教*柴沼》



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神統一世界のための世界キリスト教聖職者希望前進大会
(2019年12月28日、米国)


柴沼邦彦・天一国特別巡回師の
祈りに関する説教、最終回となります。

「神様の心で人を愛するとき
神氏族メシヤの道が開かれる」

神様との一体化を深めると、霊界が動く


真の父母様は、常にご自分の周りにいる
人たちに対する祈りをしながら、
その人々を神の心で見詰められました。

私たちは、その原点に立って初めて、
神氏族メシヤの道を出発することができます。

真のお父様は、次のように語られています。

「『私が友のために命を捧げるのは、
救いを受けるためではなく、
何らかの祝福を受けるためではない。

私が得をするためではなく、
ただその友を救ってあげるためである』
と言うことができなければなりません。

その友のために、彼に代わって
精誠を尽くしてあげなければならないのです。

一つの生命を中心として命を懸けて祈祷する人、
命を懸けて精誠を尽くす人が、
その人を本当に愛しているのです。

皆さんは、一つの生命を握りしめて、
一年、二年、三年、あるいはそれ以上に
数年の間、精誠を込めたことがあるでしょうか。

それが問題となるのです。

その生命が死亡圏内にとどまることは
間違いないので、その生命を救うために、
このようにこの地上に生きている世界の人類の中で、
一つの生命のためにどれほど
精誠を込めてみたのかというのです。

自分は誰かのために、
どれほど精誠を込めたことがあるでしょうか。

それは自分が得をするためではなく、
彼を救ってあげるために……。

このように自分の手を経なければ、
その人は間違いなく地獄に行くという
真心のこもる思いで人に対してみたのか、
ということが皆さんにとって問題なのです」


(『天一国時代の祈祷』235〜236ページ)


ですから、神氏族メシヤについて考えてみたときも同じです。
相手が問題なのではありません。

自分の心の門を開いて、いかに神の心を理解し、
復帰の道を歩んでいるかどうか。

私と神様との一体化が、どれだけ深いのか。
その勝利の基準を立てずしては、
霊界を動かして復帰の道を進むことが
できないということを知る必要があるわけです。

 
お父様は、このようにおっしゃっています。

「今や先生が皆さんの家庭と関係を
結ぼうとすることのできる時代は過ぎ去りました。

皆さんが先生と関係を結ばなければならず、
皆さんが神様と関係を
結ばなければならない時に入ったのです。

これが第四次アダム心情圏時代なのです。

真の愛も私が主人となり、真の生命も
私が主人となり、真の血統も
私が主人とならなければなりません」


(同389ページ)


真の父母様は、全人類の主人です。
そして、そのように歩んでこられました。

神氏族メシヤという段階において、
神様が主人の立場で人類を愛されたように、
私たちも主人の立場で、子供たち、親族、
氏族を愛する気持ちが自分の中にあふれてくる、
そのようであって初めて、
神氏族メシヤを勝利していくことができるのです。

自分の子供や孫を、神様の子供として、
神様のもとに行かせたい。

自分の全ての信仰の子女たちが
幸せになれる道をどうにかして築いてあげたい。
そのような心情圏に立って尽くしていくということです。

「ああ、あれはダメだ」
「こんなだから、どうせ難しいんだ」
と言っている限りは、
主人の立場に立っていないということなのです。

ですから、何十年、氏族の復帰が
できていないとしても、私が己に勝ち、
主人の立場で氏族に投入することさえできれば、
神氏族メシヤの道は開かれていくのだということです。

心の門を開いて真の父母様の心情圏を相続

「神統一世界のための世界キリスト教聖職者希望前進大会」
(2019年12月28日、米国ニュージャージー州ニューアーク)で、
真のお母様は、

「どれほど切ない思いで、堕落した人類を
再び尋ね求めるため、抱くために、6000年という
はるか長い歳月を耐え忍ばれたのでしょうか。

摂理の一時を待ってこられた私たちの創造主、
天の父母様(神様)であられるのです」


(『世界家庭』2020年2月号14ページ)と語り、涙を流されました。

そのお母様のお姿を拝見して、多くの聖職者たちが
「ああ、この方は神様との心情的関係が、
はるかに自分たち以上に深い」
と霊的に感じたのだと思います。

お母様が本然の人間として、心の門を
中心としながら神様と常に交流し、
神様の心情を理解しておられることを発見したからこそ、
アフリカにおいても米国においても、
多くの聖職者が「ああ、私のお母様」
とお慕いするまでに至ったのではないでしょうか。

 
翌日に米国のイーストガーデンで行われた
「KCLC特別集会」で、お母様はこう語っておられます。

「きのう私は大会で話す中で涙が出てきました。
皆さんはどう感じたか分かりませんが、
私は神様を知っていたため、無知な人間を
それでも愛し抱こうと6000年待たれた
神様を考えたためです。

そしてキリスト教の基盤が環境圏にならなかった中で、
真の父母の生涯を通して、この摂理の完成を
言葉にできる瞬間を迎えたことが、
人類の前にどれほどの奇跡か皆さんは知らないでしょう。
奇跡なのです。
これが奇跡でなくて何が奇跡でしょうか」


私たちは、お父様とお母様が、
神様と完全に心情一体となられた
真の父母様であるということを知って、
私たちも心の門を開き、そのような
心情圏を相続していかなければなりません。

そのため、祈りと奉仕の生活に挑戦していきましょう。

天一国特別巡回師 柴沼邦彦
『世界家庭』2021年9月号

紙上説教
心の門を開けましょう
〜神氏族メシヤ勝利の道〜
B
神様の心で人を愛するとき
神氏族メシヤの道が開かれる
天一国特別巡回師に聞く
神霊と真理に満ちた教会を目指して第25回
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=10221
(中和新聞)


私の「信仰の子女」は、
毎日、3時間祈りを捧げているそうです。

3時間というのは、一日の十分の一ですね。
その中で、必ず我が家のために祈ってくださっているとのこと。
本当にありがたいです。
その祈りで我が家庭は守られているのだと感じます。。。

天が願われる神氏族メシヤ。
本当に導いていきたい人に
懇切な祈りを捧げていきたいと思うのです。


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