2010年09月11日

9.11 最後のメッセージ

アメリカの牧師がコーランを焼却するとかしないとか、
その様子を伝えるニュースが流れていました。

そういえば、今日は9月11日。
今から9年前の2001年9月11日にアメリカ同時多発テロが発生した日です。

当時、NHKのニュースを見ながら、
まさかこんなことが起こるなんてと思わされていました。

テロの首謀者であるウサマ・ビンラディンがもし死んだとしても、
あるいは彼がリーダーをしている国際テロ組織アル・カイーダが壊滅したとしても、
この問題は解決したとは言えないでしょう。

いまだに争いが絶えない現実を、
神様はどんな思いで見つめていらっしゃるのかと思わされてなりません。

今日は、2001.9.11当日に亡くなった方が
家族へ遺した最後のメッセージを紹介します。
(昔、日刊スポーツに掲載された記事です)

▲ブライアン・スイーニさん(38)
「自分らしい人生を生きて幸せになってほしい。絶対にだよ」
ブライアンさんは貿易センタービルに激突したユナイテッド航空機に乗り合わせました。
妻のジュリーさんに電話したのは衝突のきっかり5分前でした。
「状況は悪そうだ。愛している。もう1度話したいが、だめなら、また天国で会おう」

▲トマス・パーネットさん(38)
ペンシルバニア州ピッツバーグ郊外に墜落したユナイテッド機から
妻のデューイさんに携帯電話をかけました。
「みんな死ぬことは分かっている。だけどここにいる3人で何とかしてみるつもりだ」
大統領山荘を狙っていたとの情報もある同機は目標をそれましたが、
乗客との格闘が原因との見方が出ています。
「愛している」と言ってトマスさんの通話は途絶えました。

▲シーシー・ライルズさん
ユナイテッド機のスチュワーデス。フロリダ州に住む夫と4人の子どもに電話しました。
「どんなに家族を愛しているか知ってほしい」 
背後では乗客の叫び声が聞こえたということです。

▲ワールドトレードセンターで亡くなった方が奥さんに電話した際の言葉
「馬鹿みたいなんだ。
実は、来週、君の誕生日プレゼントにサプライズでローマ旅行を予約しててね、
もうすぐチケットが届くはずなんだ。どうやら行けそうにない。
悪いがキャンセルしておいてくれ。」

今にも崩れ落ちそうなビルがテレビに映し出される中、その言葉を聞いて、
奥さんは動転しながらも、必死にこう応えたそうです。
「何を言ってるの。あなたはいつだって困難を乗り越えてきたじゃない。
今回だって乗り越えれるはずよ。私のもとへ帰ってきて。」


CNNキャスターの女性が、ハイジャックされた飛行機から
電話をかけてきた乗客の最後の言葉についてコメントをしていました。
「死を悟った人達の最後の言葉は、
憎しみでも恐怖でもなく『愛している』という愛の言葉で した」
と。

やはり、自分の行く末がはっきりわかった時点で求めるものは
やはり家族なんだというのです。
愛する家族に最後の言葉を伝えたい、しかも「愛している」という言葉を。
これは人間の本能なのではないかと思います。


先日、韓国で行なわれた120日修練会で、
家族に遺言を書く時間があったそうです。
みんな涙を流しながら、家族に最後の言葉を書きました。

神様が与えてくださった愛する家族に対して、
悔いのない一日、一瞬を過ごさないといけないと感じます。


以下、家内が教えてくれた「最後だとわかっていたら」を紹介します。



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posted by ten1ko2 at 16:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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