2010年10月01日

「神様、ともにいてください」私の拉致監禁体験記(7)

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◇とうとう監禁生活が始まりました◇


部屋に監禁されてから、
寝ている振りをしながら、とにかく祈り続ける。

何でこんなことになってしまったんだ。
支部長にもっと細かく報告しておけば、こんなことにならなかったかも知れない・・・
様々な後悔の思いが頭をよぎる。

それにしてもまんまと親にだまされてしまった、
というショックの思いも出てくる。

さらに祈り続ける。
しかし、こうなったのは仕方がない。
とにかく、いかに逃げ出すかを考えよう。
ここは3階だから、窓から飛び出すことは出来るだろうか。
足を怪我しているし、飛び降りたら使い物にならなくなるかも知れない。

ドアから脱出できるだろうか。
それも難しそうだ。

さらに祈っていく。
文先生のダンベリーや興南を思い出そう。
願いもしない環境を与えられながら、全てを感謝し、
真の愛を実体で示した文先生ではないか。

私は一度、拉致監禁を体験している。
足の手術で入院生活をしたこともある。
ある程度、このような環境は慣れている。

さらに一度目の監禁から、5年が経過したが、
その期間、神様から多くの訓練を受けた。
たくさんの神様と出会った。

また、中心者や兄弟姉妹からたくさんの愛を受けた。
ともに歩んだ兄弟姉妹、
責任を持っている部署にいる兄弟姉妹たち、私のことを慕ってくれる人も多かった。
今まで一番やりがいのある部署だったから、
とても祈られているという霊的な安定感があった。

さらに遠く離れたヨーロッパにいる(まだ籍を入れたばかりの)相対者(妻)も、
どれだけ心配してくれているだろうか。。。

神様、絶対に見守っていてください。
ともにいてください。と祈りながら自然と涙があふれてきた。

◇「兄弟姉妹」。
教会のメンバーのことを家族のように思い、
神様を親とする「兄弟姉妹」と私たちは呼んでいます。
教会生活の中で、神様を中心とした家族の愛を
私たちは学んでいます。
私は、その当時青年の教会の一部署に責任を持つ立場
いわゆる「隊長」と呼ばれる立場でした。
兄弟姉妹は私のことを祈ってくれるはずという思いがありました。◇



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絵はFlagellation鞭打ち by Caravaggio




タグ:拉致監禁
posted by ten1ko2 at 06:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | *私の拉致監禁体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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