先日、当教会所属の方が亡くならました。
昨日、今日の2日間にわたり、仏式で言えば通夜と告別式にあたる、
「帰歓式」と「昇華式」を行ないました。
スタッフとして2日間張り付いていたので、
現実の世界から離れた場所にいて、ようやく着陸したような感覚です。
統一教会の信仰を持つ前、
私は霊界の存在を信じていませんでした。
あまりにも現実的人間であり、
死んだら人生は終わりであるという価値観の人生でしたから、
どちらかというと、地位・名誉・財産など、
目に見えるものに価値を置くことを目標に頑張ってきました。
何となく虚しさを感じつつも、がむしゃらに生きることで
自分を誤魔化してきたような気がします。
友人によって、統一教会の教理に触れ、
様々な葛藤もありましたが、神様の存在を受け入れることで、
すぐに霊界の存在を信じるようになりました。
霊界を信じることで価値観が変わり、
人生の目的も明確になりました。
文先生は霊界に関して、たくさんのみ言を語っておられます。
昇華式に関してのみ言の一つを掲載します。
私は、私達の運動と教会の伝統を定める、
実にはっきりした声明をしようと思います。
世の中においては、死は、生命の終わりを意味します。
しかし、私たちの世界においては、死は、
別の世界に入っていくための再生あるいは新生のようなものです。
特に、天国実現の目的のために、
またその運動のために生命を捧げる人は、特別のヒーローです。
ですから、私たちはそのような時に陰鬱になったり、
悲しくなったり、ガッカリしてはいけません。
その代わりに、使命に捧げた生命をもつ霊人体の勝利を喜びましょう。
もし、私たちが地上において、とても悲しんだり、陰鬱になったりすれば、
それは、天国へ昇っていく人を地上に引きずりおろしているようなものです。
このことは、赤ちゃんが第一番目の母の胎から生まれるように、
第二番目の宇宙的母の胎から別の世界へ誕生することです。
昇華式は、実際のところ、男性と女性が結婚する結婚式に匹敵するものです。
それは、少しも悲しい場面ではありません。
それは、虫がまゆを出て、束縛から自由になって、
新しい身体、新しい存在、新しい実体になるようなものです。
まさに同じ過程です。
私たちの生活の仕方や伝統において、無形世界と有形世界は一つであり、
それまでの理想に従って生きることによって、私たちは、二つの世界を一つにするのです。。
愛する人が、突然自分の元からいなくなってしまう悲しみは、とても大きいものです。
もっと地上で一緒に居たかったという思いは、
愛する人であればあるほど、深く募ってくることでしょう。
しかし、その人が天国に旅立つとすれば、どれだけ素晴らしいことでしょうか。
ある意味ではパラドックスのように思えることですが、
これを受け入れることが人生を大きく変えるのです。
文先生は、明日霊界に行っても悔いのない人生を送るために
毎日毎日真剣に切実に歩んでおられます。
その積み重ねが90年の道のりに表れているのです。
明日霊界に行っても悔いのない人生。
まだまだ到達できない境地です。
もっと地上で一緒に居たかったという思いは、
愛する人であればあるほど、深く募ってくることでしょう。
しかし、その人が天国に旅立つとすれば、どれだけ素晴らしいことでしょうか。
ある意味ではパラドックスのように思えることですが、
これを受け入れることが人生を大きく変えるのです。
文先生は、明日霊界に行っても悔いのない人生を送るために
毎日毎日真剣に切実に歩んでおられます。
その積み重ねが90年の道のりに表れているのです。
明日霊界に行っても悔いのない人生。
まだまだ到達できない境地です。
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