私の所属する教区から『天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会』ニューヨーク・ワシントン大会に参加された方の証しを紹介します。
23日の訓読会は日本を叱責するようなみ言が多く、
日本の中心に対しても、厳しいみ言を語られたということでした。
そのあと、お父様は最後にポツンと一言語られたと言います。
「もどかしい」
参加した婦人は、この一言だけを携えて日本に帰ってきたと表現してもいいくらい、
重く心の底に響いて、今も胸に突き刺さっているといいます。
私だったら、「日本に対する願いを果たしていないから、『もどかしい』と言われたのだろう」
と解釈してしまうところを婦人は、深い世界で捉えておられたのです。
この証しを聞かれて、教会長は、お父様が「もどかしい」
と言われた意味を考えていたら、一晩中眠れなかったそうです。
そのような中で思われたことは
「お父様は前のみ向いて歩んでおられる。ふと振り返ってみれば、
誰も付いて来る者がいなかったという意味かもしれない」
神様をひたすら求め、見つめつつ歩んでいかれたお父様であるが故に、
後ろを振り向く暇などなかったのかも知れない。
勝利圏は拡大しているにも関わらず、私たち祝福家庭があまりにも幼いがゆえに、
相続させたいのに、振り返れば誰も相続させる者がいない。
だから「もどかしい」という言葉が出てきたのだと思う、と教会長は解説しておられました。
このことを通して、改めて『相続』という言葉の意味を考えさせられました。
相続は誰に与えるのかとするならば、もちろん自分の子供に与えるわけです。
もし、相続して欲しかったとしても、受けることができない関係というものは、
主人と僕の関係であったり、師匠と弟子の関係であったりします。
僕というのは、いくらでも主人を批判できます。
弟子というのは、いくらでも師匠を非難できます。
親子の間には、批判とか非難という言葉はありません。
話しが少し飛ぶかも知れませんが、拉致監禁の被害者として一番救われた言葉は、
国進様のみ言でありました。
浦安で行われた全国集会の時、
「皆さん、私たちの愛する弟、妹たちが、私たちの家族が拉致されている。
これをそのまま見過ごすわけには行きません」
国進様が、私たちのことを本当に家族として弟妹のように接してくださっておられる姿に胸打たれ、とても嬉しかったのです。
ですから、私たちは真の家庭の一員として、家族として立っているとするなら、
批判や非難はする必要がないということだと思います。
そして、本当は後ろを振り返りたくはないのだけれど、
子供である私たちが自分に近づくことを願いながら
後ろを気にしながら、歩まれているお父様なのだと思います。
真の父母に似る者になるため,
そして、お父様の勝利圏を相続できる者になるため、
共に頑張りましょう!
「もどかしい」と言われないようにするために。。。
(何度か編集しました。ご了承ください。)
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