2010年12月15日

世界ゲーム革命とシンデレラ法



先日、韓国で15歳の少年がゲームのやり過ぎを注意した母親を
殺害した後、自殺するという事件が発生しました。
韓国は、世界一のブロードバンド普及国であり、
昨年の世帯普及率は何と95%だったそうです。
しかし、功罪というものはあるもので、
インターネットを通して芸能人を誹謗中傷し、
自殺に追いやる事件が後を立ちません。

さらにオンラインゲームに熱中する若者が増え、
ゲームのやり過ぎで死亡した人が出たり、
最初に掲載したような事件も起きてしまっています。
そこで、15歳以下の子供に対しては、
午前0時から6時までネットゲームのアクセスを強制遮断する法案が
国会に提出されるそうです。
午前0時がタイムリミットということで、
いわゆる『シンデレラ法』という名前で呼ばれています。

私が子供の頃は、皆さんご存知の『インベーダーゲーム』大流行の時代でした。
私自身もご他聞に漏れず、日曜日の朝、ゲームをするために、
デパートの開館時間前に並んだことを覚えています。
当時は300円とか500円のお小遣いでしたから、
3ゲームとか5ゲームだけやって終わりです。
ゲームも単純明快、シンプルなものばかりでした。

しかし、今はどうでしょうか。
今は24時間いつでもゲームが出来る時代、韓国でシンデレラ法が出来たとしても
それ以外の時間はほぼ無制限でゲームが出来る時代です。

この前の日曜日にNHK特集で『世界ゲーム革命』というのをやっていました。
科学技術の発達に伴い、ゲームはどんどん進化しています。
最先端のゲームは音楽と融合していたり、
機械に触れずに自分の意思でゲームをコントロールしたり。。。
世界市場はどんどん拡大し、アメリカでは巨大産業化しつつあり、
既に映画の興行収入を超えたそうです。

ロシアの開発者(教授だったと思います)がこんなことを言っていました。
「既に仮想現実化した世界を作る時代に入り、今後ゲームが人間を吸収する時代がやってくる。
ゲームは麻薬以上に恐ろしいものになる可能性を秘めている。」
だったら開発なんてしなければいいのに!と思ってしまうコメントですが、
世界的にシンデレラ法でも作らないと大変な世の中になってしまいそうです。

お父様の自叙伝の中にある以下のメッセージがこの問題の解決策だと言えそうです。

大都市に生きる最近の子供たちは
自然と親しむ機会すらありませんが、
感性を教え育むことは知識を養うことより重要です。
自然を感じる心がなく、
感性が乾いた子供であるならば、
誰が教育したところで何が変わるでしょうか。
(中略)
自然との交感を楽しめる人であってこそ
正しい人格が身につくと言えます。
道端に咲いたタンポポ一本が
天下の黄金よりも貴いのです。
自然を愛し、
人を愛することのできる心を備えるべきです。
自然も、人も愛せない人は、
神を愛することはできません。
神が創造された万物は
神ご自身を表す象徴的な存在であり、
人は神に似た実体的な存在です。
万物を愛することのできる人だけが
神を愛することができます。


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posted by ten1ko2 at 02:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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