父の死に関して、もう少し詳しく書きたいと思います。
実は、父が亡くなったことを私が知ったのは、
父の死後、1週間経ってからでした。
私が偽装脱会した後に、しばらくして軟禁状態になりました。
両親と弟が今まで、24時間体制でしたが、
軟禁状態になってからは、夜中の担当だった弟が、
任務を終えて、先に家に帰ることになりました。
家に帰る前に、弟はこんなことを言ってきました。
「兄貴はほんとうに統一教会を辞めるんだよな。
もしウソをついて、また教会に戻ったら、
何かあっても呼ばないからな」
偽装脱会するしか、監禁状態から抜け出す道がないわけですから、
私は「そんなことないから、大丈夫だよ」と言葉を返すしかありませんでした。
しかし、3か月後、弟の言ったことが現実になってしまったわけです。
父が亡くなった時に、弟は「葬式に兄貴を呼ばない」
と言い張ったそうです。
母は、父の葬式に呼びたかったようですが
弟は「絶対に駄目だ」と私に連絡させなかったと言います。
父が亡くなったことを知ることが出来たのは、母からの手紙でした。
手紙を読んだ後、しばらくすると何かが体に入ってきました。
私は、霊的にはとても鈍感な人間ですが、この時は違っていました。
父が体に入ってきたのを感じたのです。
そして「ごめんね。ごめんね」と言って、
私の体を使って泣くのです。
教会を反対し、私を拉致監禁したことを詫びていました。
私は体の中にいる父に話し掛けました。
「謝らなくていいよ、その代わり霊界で私の活動に協力してね」
すると、いつの間にか、父の存在が消えて、
私の涙も止まっていました。
その後、父の夢を何度か見ました。
詳細は書きませんが、『地獄から天国』の如くに、
夢の内容がどんどんと変化していきました。
個人的には、清平の初期(1995年)から何度も修練会に参加していますが、
その恩恵により、父の霊界での位置が、明らかに変わっていったと思っています。
1月5日の命日が来るたびに、霊界で活躍しているであろう父に負けないように、
神様から与えられた使命に対して、頑張らないといけないと思わされています。
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