福島第一原発の事故。
想定外の津波ということも大きな要因ですが、
政府と東京電力の対応のまずさも、問題となり
原発施設の冷却ができなくなってしまいました。
これ以上、放っておくと
放射能が漏れ出す恐れがあるということで、
3号機に対しては、ヘリコプターからの放水と
地上からの放水を決行せざるを得なくなりました。
爆発の可能性もあり、
さらには、放射能濃度が高い現場なので、
被曝によって、人体にも影響があるかも知れない、
まさに決死的な任務を与えられたわけです。
昨夜、放水作業を行った
東京消防庁・ハイパーレスキュー隊が
インタビューを受けていました。
とても感動的だったので、お伝えしたいと思います。
本来は、水を送るホースは機械で伸ばす予定でしたが、
現場は、がれきによって、それをすることが出来ず
隊員たちは外に出て、手作業で伸ばしたといいます。
爆発の危険がある中、
外に出て、放射能濃度を計測しながら、
被曝の量を考えて、作業を続けました。
無事にホースがつながり、放水をすることが出来ました。
その結果、現場の放射線量は、いったんゼロになりました。
施設の濃度も少し下がりました。
任務は成功したのです。
現場の隊長の一人、写真手前の冨岡豊彦総括隊長は、
「難しい危険な任務でした。
国民の期待に応えることができたとほっとしています」
と話したあと、何が大変だったかを聞かれ、
「隊員の士気が高いので……」といったあと、絶句しました。
しばらく声を詰まらせた後、
「家族ですね。本当に申し訳ない。
この場でおわびとお礼を申しあげたい」と涙しました。
もう一人の隊長、写真奥に写っている高山幸夫総括隊長は、
「(放射能という)目に見えない敵との戦いだった。
短い時間で活動を終了するのが大変だった。
仲間のバックアップがあったから良かった」
と話しました。
現場に向かうとき、家族にどのように伝えたかを質問されたとき、
最後に語った総指揮官の佐藤康雄警防部長(写真中央)
が涙ぐみながら語った言葉がとても印象的でした。
奥さんにメールで、「福島の現場に行ってくる」と伝えたら、
次のようなメールが返ってきたといいます。
「日本の救世主になってください」
まさに彼らは、日本の救世主になりました。
目に見えない敵に勝利したのです。
そして、このハイパーレスキュー隊の姿こそ、
霊的な生命を救う、私たちにとって
見本の中の、見本であると感じました。
「日本の救世主になってください」
神様の強烈なメッセージのようにも思います。
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