ヨーロッパ大会での出来事です。
古くから教会にいる方がヨーロッパで生活しているので、
文先生は、その人と会うことを楽しみにしていたと聞きました。
先生は、ずっと待っておられました。
しかし、待てども待てども一向にやってきません。
そして、その方は来られました。
いつ来られたのかというと、
文先生が最後の大会をされたドイツに来られました。
しかも、最終日の訓読会に来られたそうです。
もしかしたら、
先生から与えられた責任に対して、
出来ていなかったのかも知れません。
それとも、何か個人的に負債があり、
正しく信仰生活が出来ていなかったのかも知れません。
家庭や個人の事情があり、
それを優先してしまい、
最後の日だけ参加したのかも知れません。
いずれにしろ最終日だけ来られたのです。
そして、先生は、その人の姿を見て、
叱られたといいます。
先生は、その方に対して、
このように語られました。
「あなたの力で後孫を愛して、
いくら頑張ったとしても、
後孫が良くなると思うな。
天運とともにすることは、
もっと大事なんだ」
いくら頑張ったとしても、
後孫が良くなると思うな。
天運とともにすることは、
もっと大事なんだ」
先生は、息子と会いたくてたまらなかったのです。
その気持ちをわからずに
自分の立場ばかりを考えて、
親と会うことを躊躇していました。
逆に言えば、叱られるような子供であってこそ、
そういう子供ほど、来て欲しいのが親の姿なのです。
聖書に放蕩息子のたとえ話があります。
親からもらった財産を使い果たして、
結局帰るところは、親のところしかないと思い、
家に戻ったとき、どれほど父親は喜んだことでしょうか。
財産を使い果たしたことを叱るのでなく、
帰ってきたことを喜んだ親の姿がありました。
私たちは、自分の姿だけを見て、
神様の立場、親の立場をわからなくなることがあります。
しかし、自分の事情を優先すればするほど、
親と遠く離れてしまうのです。
親は子供と会うために精誠を捧げているのに、
子供は自分の姿ばかりを考えて、
親と会うのをためらってしまう。
やはり、親の姿、親の気持ちを悟り、
自分が大変なときほど、親を求め、
そして天運を受ける私とならないといけないのだと思います。
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