2011年07月16日

「事実をこれ以上隠さないでください」反対牧師に向けて送った、拉致被害者からの公開抗議文


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全国拉致監禁強制改宗被害者の会、後藤徹代表の下、
被害者の有志が反対牧師に向けての抗議文を作成しました。

全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会のHPに掲載されています。 → こちら

後藤代表を始め、錚々(そうそう)たるメンバーたちが意見交換し、
それぞれの投稿と推敲の結果、
心血を込めて出来上がった抗議文であります。
是非、皆さんにも読んでいただきたいと思います。
拉致経験をした者でないと書くことの出来ない文章だと感じるでしょう。

私も恥ずかしながら、有志のはしくれですが、
今回の抗議文作成においては、
スポーツで例えれば、ベンチメンバーの如く、
あまり積極的に参加できず仕舞いでした。

今回、初めて連絡を取り合う方も多かったのですが、
有志の方たちとのやり取りを通して、
やはり修羅場を乗り越えてこられた方たちであると感じました。
転んでも簡単には起きないツワモノたちです。

反対牧師に送付いたしましたので、
是非とも、しっかりと読んでいただき、
この抗議文の呼びかけに対して、
自身の良心に問うて欲しいと切に訴えます。

最後に、私たち被害者の思いが詰まった、
抗議文の結論部分をそのまま掲載いたします。


皆様の愛する主イエスが、
異端の宗教の信者を救うためだと称して、
統一教会信者本人の意思に反して拉致監禁し、
自由を奪い、強制的に棄教させるという、
皆様が今まで行ってきたことを見つめながら、
果たしてそれを称賛され喜ばれているでしょうか。
このことをよく考えてみていただきたいのです。
またあなた方が生命視する聖書に、
あなた方が今まで行ってきた強制的な説得方法を支持する、
あるいはその根拠となる記述があるのですか? 
だとすれば、その聖句を私たちに示して下さい。
あなた方がもし、本気でキリスト者としての誇りを持って
やってきたとおっしゃるのならば、
あなた方が「保護説得」と呼び、
私たちが「拉致監禁」と呼んできた一連の出来事について、
あなたが行ってきた事実をこれ以上隠さないでください。
私たち被害者としても、1日も早く、
日本での統一教会信者の拉致監禁がなくなるために、
親子の関係のありかた等、
家族間の相互理解と信頼回復のために、
率直な話し合いをはじめています。
この問題の一面である家族との関係改善のために、
私たち被害者は、今後一層の努力を重ねる所存です。
私たち拉致監禁被害者は、ここに、
その実質的首謀者であるあなた方に対し、
拉致監禁による強制説得を即座にやめ、
今後一切しないこと、
そして今まで行ってきたことへの
真相告白と謝罪を要請するものです。 



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