文先生の第1弟子である金元弼(キムウォンピル)先生の証しをしたいと思います。
教会長が、ずいぶん前に集会で聞いた証しですが、
こんなことを話してくださったそうです。
「皆さんは、私のような者のことを『古い人』というでしょう。
古くから教会にいる信仰歴の長い人のことですね。
『古い先輩は、お父様からたくさん愛された、うらやましい』
こんな風に思うんじゃないでしょうか。
お父様は昔からたくさん苦労されました。
その苦労は誰のためにしたのでしょうか。
古くから教会にいる私のような者のために苦労されました。
一般的には、古い人、すなわちおじいさん、おばあさんは、
自分の昔の話をよくします。
『自分はこんなに苦労したんだ、こんなに頑張った』
と過去の話をするのです。
しかし、私たちはそのようになってはいけません。
それはお父様に苦労をかけたからです。
本当はお父様に一番苦労をかけたなら、一番頑張るのが
古い者たちなのです。」
◇
統一教会説教ブログ(5/14)に「真のお父様を絶対的に信じて」
と題しての説教が掲載されています。
その中に、金元弼先生の証しがありました。
金満辰地区長が生前の金元弼先生を車に乗せて、
途中立ち寄ったパーキングでトイレ休憩をしました。
ところがいつになっても先生が帰ってこられないので、
どうしたものかと思って探したら、
先生が一枚の絵を見て、激しく泣かれていました。
その絵が何の絵かといえば、長野にある姨(うば)捨て山という
山の絵だったそうです。
先生がその絵を見て泣きながら、
「そうだ、そうだ。私が統一教会に来て、
第一の弟子として何度神様をおんぶして、
あるときは真の父母様をおんぶして、
このような山に捨てたかわからない」。
そして大粒の涙を流して泣いておられたというのです。
金元弼先生のようなお方が、神様をおんぶして、
文先生をおんぶして「山に捨てた」と言う表現は、
本当に激しいのですが、自分は罪人であるという、
気持ちの表れなのかなと思います。
親孝行しようと思っても、願いを果たせずに、
親を捨ててしまった子供のような姿であるという、
この深い心情世界は、まだ幼き者には計りかねるものがありますが、
世界会長が語られる罪人と同じような境地なのかなと思います。
また、理論理屈ではない心情世界なので、
他の人がどうのこうの言う次元の話ではないように思います。
◇
教会長は、「皆さんは教会で祝福を受けて、
すでに20年、あるいはそれ以上になるんだから、
(私を含めて)古い人と言ってもいいのかも知れませんね。」
と語られていました。
過去を語る私ではなく、今を証しする私となるべく、
頑張らないといけないと思わされるひとときでした。
上の画像は安藤広重の「更科田毎の月」
長野県にある姥捨て山で
棚田に映る「田毎(たごと)の月」を見て
子が悔い改める民話が残っています
金元弼先生の見た絵は、別のものかと思いますが
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