堕落性の服をどのように脱ぐのか・・・サタンが私たちに手を出せなくなる方法とは

原理本体論教育は
神様の愛の中に生まれた赤ん坊を、
神様がひざに抱っこしながら、
み言葉を語るものである、
そのように言われています。

アダムとエバが堕落しなかったときに、
神様が伝えたかったみ言葉、
それを学ぶのが、本体論教育です。

だから、私自身が堕落性を持ったまま、
堕落人間のままで、
み言葉を受けるようでは、
その価値がわからないと言うのです。

そういう意味で、劉会長は、
服を脱ぎなさい、と言われるわけです。

私たちがアダムとエバから、
あるいは先祖を通して、受け継いだ
罪、堕落性というものは、
連綿と受け継がれています。

善というものは、
絶対的に意識して、
努力しないと
成し遂げられないのですが、
悪は、行くなと言われても
自然と行くようになっています。

先日紹介した女性講師が
堕落性について、
証しと例えで、
うまく表現していました。

★

原罪は、清算されても、
最後まで残るものがあります。
それは、自犯罪・堕落性です。
血筋を通して
私たちの血管の中が、
ヘドロのようになっているようなものです。

ある婦人の証しです。

祝福を受ける前に
7日間の断食をすることがありましたね。
その時に、自分の体中の血管に
タマゴのようなものが見えたそうです。
そして、そのタマゴに目がついていました。
それだけ、自分が醜い罪汚れた存在だ、
そのように実感したといいます。

この罪の塊にまみれている自分。
どうすることも出来ない自分。
原罪は切れているのですが
堕落性は残っています。

例えていえば、
汚い水の根源はとまっていても、
水道管にヘドロがくっついているような立場です。

すなわち、堕落性が残っているのです。
サタンから血筋を受けた私たちなので、
脱ぐのは容易ではありません。

6000年の習性があるのです。
原罪は切れていますが、
ヘドロの私なんです。
堕落性を慕ってしまう私です。

メシヤによって、接木された私ですが、
そういう私に慣れていないのです。

そんな、堕落性にまみれた私は
どういう風に脱いだらいいのでしょうか。

真のお父様は
「訓読の伝統を立てなさい」
と言われます。
自分のことは自分でしなさい、と。
私に従ってきなさい、と言われます。
サタンとの関係を持ってしまう私なので、
訓読の伝統を立てることが大事なのです。

お父様のみ言葉に
このようなものがあります。

『訓読の伝統を立てて、
み言の中に生きている
神様に出会いなさい。
み言の中で、
真の父母に会いなさい。
そうすれば、サタンが
血統に乗じて蠢動するとしても
訓読の伝統の場では、
立つ場がないのです。』

春になると虫がニョロニョロと出てくる。
このことを「蠢動（しゅんどう）」といいます。
「蠢」とは、「うごめく」とも読みます。
血統を慕ってやってくるサタンが
私の体にうごめいているのです。

ですから、訓読を通して、私たちは
堕落性、恨霊、悪霊を分立するのです。

★

サタンはもういないはずなのに、
私の中に残る堕落性ゆえに、
悪なる思いを持ち、
善なるみ言葉、み旨に相対できない
私たちなのです。

真のお父様は、
訓読の重要性を
麗水の４０修のときに、
次のように語られたそうです。

『私はこの本に侍りながら、
涙を搾り出して読んでいるんです。
何度読んだか。
み言葉は私の代身である
一生を通して成し遂げた
歩みの記録である。
本の中で先生に会いなさい。
もし私が訓読生活を一回でも休んだなら、
君たち、子供も、孫まで
吹っ飛んでいたんだよ。』

1997年から訓読を始められ、
2002年から訓読家庭教会を
指示された真のお父様。

訓読の伝統をわが家庭において実践し、
堕落性を脱いで、
貴いみ言葉の価値を実感する
私たちになっていきたいと思います。

応援のクリックをお願いします。