先生もこの蕩減という枠の中から、
一歩も抜け出すことができない
☆
一歩も抜け出すことができない
☆
昨日、蕩減を甘受し、感謝することの重要性、
まさに「蕩減よ、ありがとう」と言える信仰を持つことは、
神様の観点に立った正しい捉え方であると表現しました。
しかし、お父様の歩まれた道は
簡単に感謝し甘受することなどできない、
まさに「完全蕩減」の道だったのです。
それを、いかに越えることができたでしょうか。
1967年、お父様が来日された時、
原理大修練会で語れたみ言を紹介します。
☆
(先生は)真正面からぶつからなければならない。
蕩減条件は衝突圏内において、
一対一でなければ完全蕩減はできないよ。
君たちは条件蕩減だけれども、
先生におきましては一対一の圏内で
(完全)蕩減する
☆
(先生は)真正面からぶつからなければならない。
蕩減条件は衝突圏内において、
一対一でなければ完全蕩減はできないよ。
君たちは条件蕩減だけれども、
先生におきましては一対一の圏内で
(完全)蕩減する
☆
そのことを史吉子先生が「原理に関するみ言の証」で、
端的に表現してくださっています。
☆
ある日、私たち食口がお父様にお供して、
白雲台に登りました。
その時、お父様が杖を持って、
お父様が立っておられた所を中心に、
一回りぐるっと回りながら
円を描かれました。
そうしながら、
「先生もこの蕩減という枠の中から、
一歩も抜け出すことができない」
と言われました。
☆
このみ言を読むだけで、
何だか、息が詰まりそうになります。
お父様の道は言葉では到底言い表せないような
過酷で熾烈な道であったのかを感じさせられます。
蕩減という枠から抜け出すことの出来ない道、
やはりお父様でなければ超えることのできない
まさに、完全蕩減の道であったのです。
☆
白井局長は三つの観点で
お父様の完全蕩減の道を表現されています。
1、サタンと一対一で真正面から闘っていく
方便の許されない厳格な道
2、神から見捨てられる立場にあっても、
なお自ら進んで神に侍り奉る
3、神と一体となった心情圏をもって、
心情的量によってサタンを自然屈服
3番の「心情的量」ということに関して
お父様は以下のように表現されています。
☆
蕩減とは何であるかというと、
百以下のものをもって、
百と同じに認めてくれることです。
それは何の話かというと、
百年かかってやらなければならないことを
一年で終わらせることができるということです。
その条件が何かというと、
悲惨ということです。
定義は何かというと悲惨です。
悲惨であればあるほど良いのです。
☆
あなた方は「私たちの先生は素晴らしい」
と自慢したいと思っているでしょう。
しかし、私の何を自慢したいのですか。
私には自慢するものがありません。
私は悲惨でした。
悲惨そのものでした。
☆
蕩減とは何であるかというと、
百以下のものをもって、
百と同じに認めてくれることです。
それは何の話かというと、
百年かかってやらなければならないことを
一年で終わらせることができるということです。
その条件が何かというと、
悲惨ということです。
定義は何かというと悲惨です。
悲惨であればあるほど良いのです。
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あなた方は「私たちの先生は素晴らしい」
と自慢したいと思っているでしょう。
しかし、私の何を自慢したいのですか。
私には自慢するものがありません。
私は悲惨でした。
悲惨そのものでした。
☆
白井局長が以下のようにまとめています。
真のお父様のように
神様の心情と一致した方が
初めて「完全蕩減」を成すことができるのであり、
神様の心情を知らない人がどんなに苦労しても、
それは部分的な苦労であり、
本質的な完全蕩減とは関係ありません。
また、自分個人の蕩減とはなり得ても、
摂理をかけ、歴史を清算する蕩減とはなり得ないのです。
(つづきます)
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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