今年4月から新しく使われている文部科学省発行の
小中学生向け道徳教材「私たちの道徳」。
この教材は、文科省から全国通達で
家に持ち帰るように指導しているのですが、
世界日報の調査によると、
6月の時点では、何と9割の学校が家に持ち帰らないよう指導し、
さらに、今月の調査においては、
いまだに8割の学校が持ち帰らせていないことがわかっています。
道徳教材、依然8割超持ち帰らず
Vew Point(世界日報社)
Vew Point(世界日報社)
下村博文文科相は7月11日の閣議後の会見で、
同教材が多くの学校で配布されていないことについて、
「7月8日付で都道府県教育委員会等に対し、
事務連絡を発出し、特に夏休みなどの長期休業に当たり、
本教材(私たちの道徳)を児童・生徒一人一人が持ち帰り、
家庭や地域でも活用していただけるよう指導をお願いした」
と述べ、3度目の通知を出したことを明らかにしたのだそうです。
私自身も軽率でしたが、
子供たちのランドセルを見ても、
道徳教材は見つかりませんでした。。。
うちの教会でも、道徳教材を家に持って帰っているのか、
小学生の子供を持つ父母たちに聞いてみました。
約20家庭の中で、いつも教材を家に持って帰っている家庭は、
たった一家庭のみでした。。。
また、持って帰ってきていない家庭の学校の担任の先生に、
持って帰らせない理由を聞いてもらいました。
先生のほとんどの回答が
『教室に、教材を入れるスペースがあって、
そこに置くようになっている』
とのことでした。
父母の中で、「うちは、持ち帰って、
一緒に読んでみたいのですが・・・」
そのようにお願いしたら、
すんなり持ち帰ることができたそうです。
また、中には、道徳の授業は
ほとんどやらずに、この時間は
遅れている教科の授業に当てている、
そのように答えた子供も複数いました。
ある地方議員が「うちの市ではどうなのか?」
そう思って、市の教育委員会に聞くと
「うちの市では持ち帰らせています」
そのように回答したらしいのですが、
実際の、子供たちへの調査によれば、
7件のうち、持ち帰っているのが1件のみ。
そのことを市教委に聞くと、
学校のアンケートを持ってきて、
「持ち帰っている」というところに
全部、○がついていた、ということでした。
文科省の指導がありながら、
学校側は無視している、ということですね。。。
しかもアンケートに嘘まで書いて提出するなんて・・・
ここまで書けば、何か、ある存在が
指導を無視するように働きかけているのではないか・・・
そういうことを疑わざるを得ません。
千葉県では、おそらく県知事以下議員さんたちの働きかけがあって
千葉県独自の道徳教科書を採用していて、
その本はとても内容も充実しています。
そんな力の入れ方なのに、実際の学校では
やはり教科書は学校の棚に置かれ、
授業の回数も少ない。。。それが現状のようです。
実は、下村大臣が記者会見で発表していますが、
この件は新聞、メディアは、一切報道せず、黙殺しています。
正しい情報を流しているのは、世界日報だけです。
何か、言うにいえない力が働いているのではないでしょうか。
それともマスコミが、そういう勢力を持つ人たちの
集合体なので、道徳の話題は無視されるのかも知れませんが。
子供たちに正しい道徳教育を、本当はそれが一番
大切なことだと思うのに、
もしかしてさせたくない勢力が、やはりあるのでしょうか。
教科書は持ち帰らせない。
ほんの「ささやかな抵抗」なのかも知れませんが、
全国的に行われていることを思うと、
普通ではありません。
解決するように働きかけないといけないと感じます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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