姜賢實先生の証しが、TPマガジン8月号に掲載されていました。
一部、省略して紹介します。
☆
『今も私の耳に残る真のお父様の祈りの声』
『今も私の耳に残る真のお父様の祈りの声』
草創期であった1953年、早朝3時になると
真のお父様がタオル一枚を
水に濡らしてくるよう言われました。
私はお湯でタオルを濡らしてくると、
真のお父様はそのタオルで顔を覆い
お祈りをされたのですが、
その祈りの声を私は
今でも忘れることができません。
当時どれほど寒かったことでしょうか。
布団の一部だけをかけて「お父様......!」と
祈られた声が聞こえてくるのですが、
その「お父様」という声の中には、
真のお父様だけが知っておられた
いくつかの事情と内容が隠されていました。
ひどく泣きながら祈られるのですが、
「いつまでにこのみ旨を必ず成してみせ、
世の中に住んでいる人々が
本当に豊かに暮らすことができる
その世界を必ず作ってみせます。」
と神様と約束された内容と心情であられました。
韓国の大邱(テグ)市で、一番貧しかった人々が住む町内に、
今にも壊れそうな乏しい家がありました。
野菜を頭にのせ市場に出て売り、
その日暮らしをしていた
大家の女性の家の部屋を借りたのです。
当時は追われながら暮らしていた頃でした。
早朝になると泣き声が聞こえてくるのですが、
「お父様......!」という声が、
胸が一杯でうまく出ませんでした。
すると真のお父様が
「お父様、いつまでやってみせると言ったのですが......」
と、号泣しながら祈られるのでした。
私はそのような真のお父様の姿を見ながら、
「有能な人々がたくさん入ってきて、
このみ旨のために働くなら、
どれほどに良いことか!」
という思いをよくしました。
その祈りの中で真のお父様が神様から啓示を受け、
「この道を行きます。」と約束された内容から
監獄生活の路程まで、様々な内容が含まれていました。
そのすべてを含んだ「お父様......!」と言われるその声が、
今でも私の耳に残っています。
「お父様......!」と胸が詰まりどうすることもできない
当時の真のお父様の姿を、本当に私は忘れることができません。
その後、私にとって困難な出来事が起き、我慢出来ず、
耐えられないことが起こる度に、
大邱で真のお父様が祈られたその内容が、
私の耳にこだまする事が多くありました。
「苦労して成されたこのみ旨なのに、
苦労して成された今日の統一教会なのに......」と思うと、
私が責任を全うしなければならないという思いで
胸がいっぱいになりました。
私たちのみ旨の道は「自分」というものがあれば
行くことができません。
ひたすら「神様、真の父母様だけが
いらっしゃってください!」
と言える心情にまでなってこそ、
自分が何をどのようにするという思いを持ってしては
行くことが出来ない道です。
私たちと因縁を結んだ人々の中で、
有能な人々がこれ以上、歩めなくなる時、
「自己があるからそうなんだ。欲心が動機になって、
自己が中心となったからそのようになったのだな!」
と感じることがたくさんありました。
それで私も「心が変わってしまったら、どうしよう。」
と随分心配しました。
最近は統一教会の幽霊になったとしても、
私は真の父母様を証しする生涯にしようと思いながら、
神様が本当に特別な恩賜をくださり、
真のお母様が行かれる場所ごとに、
なされる事すべてに、天の権能を行使することが
できる場にして欲しいという祈祷をしながら過ごしています。
☆
草創期には、どれだけ切実であり、深刻だったでしょうか。
今、いろいろな実りのすべては、
そんなお父様の思いが、神様に通じているからなのだろうと
実感させられます。
また、そんな思いを姜賢實先生は相続されながら、
お体が大変な分、深刻な祈りを捧げられているのだと感じます。
あとは、動くことの出来る私たちが、
天の願いの通りに歩めば、
勝利できないはずがないのです。
そのように感じます。。。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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