私たちは、長い間離れ離れで過ごした、
本当の家族です。
互いに争い、殺し合いました。
遥か昔に忘れてしまった、
6000年ぶりに再会するようになった
兄弟姉妹なのです
本当の家族です。
互いに争い、殺し合いました。
遥か昔に忘れてしまった、
6000年ぶりに再会するようになった
兄弟姉妹なのです
☆
TPマガジン10月号に
中東特命総使の「離散家族の痛み」
と題した、巻頭言が掲載されていますので、
紹介したいと思います。
☆
中東地域で続く、紛争と苦痛に全世界の関心が集中する中、
イスラエルUPF(天宙平和連合)が9月9日、エルサレムで
人権、平和、安保に関するカンファレンス(会議、大会)を開催した。
発表者の大部分は現地で起きている紛争に焦点を置き、
第二次世界大戦当時のホロコーストの惨事を思い起こすものだった。
そんな中、私は朝鮮半島の状況と関連のある主題について
話して欲しいという要請を受けていた。
カンファレンスは、あるユダヤ教のカルチャーセンターで開かれたが、
参席者の大部分が学界と宗教界に携わる人々だった。
多様な発表者の中で、ある若いラビのコメントが特に記憶に残るものだった。
「今、中東地域の緊張感が再び高まっています。」と彼は言った。
「私たちは依然として、これまで60年間争って来たものと同じ闘いをしているが、
この期間は恐らくもっと長くなるでしょう。
実際この闘いはアダム家庭から始まりました。
一体どれだけ長い間続いて来たのでしょうか?
このような闘いをあとどれだけ続けなければならないでしょうか?」
彼は、私が強調しようとしたまさにその問題を切り出してくれたのだ。
私は、韓国と北朝鮮が分裂したことにより、
朝鮮戦争を通して、数百万家庭が経験しなければならなかった
離散の痛みに焦点を置く事にした。
数百万の家庭が家族と別れ別れになり、
愛する人々に再び会うことは想像すらできなくなった。
そして、60年の歳月が経ったにもかかわらず、
それは依然として苦しい現実として残っている。
私は朝鮮戦争の写真が入ったパワーポイントのプレゼンテーションを準備し、
避難民たちがさまざまな事情で他の家族を残したまま、
どのように北朝鮮の家を発たなければならなかったのかを見せた。
戦争が終わって一端境界線が引かれると、離散家族たちは
50年後、両国政府が選抜した一部の家族が会う場を準備されるまで、
互いの往来は皆無であった。
離散家族が、初めて再会した姿を写した写真はとても感動的だった。
50年ぶりに再会した父母と子供、兄弟姉妹たちの再会場面を写した写真を見せた時、
参席者たちのむせび声が聞こえた。
離散家族の問題が世界的に通じるという事実がはっきりとした。
それは根本的に分離した人類一家族として、
私たち皆が共有している現実だということだ。
私は参席者たちに、
「さあ目を開けて、お互いを兄弟姉妹として見つめるべき時です。」
と呼びかけた。
「私たちは、長い間離れ離れで過ごした、本当の家族です。
両親の顔、兄弟姉妹の名前と顔を忘れてしまいました。
お互いに見慣れない人、他人となってしまいました。
互いに争い、殺し合いました。
これからは私たち皆が兄弟姉妹であるという真実を悟るべき時です。
皆さんは遥か昔に忘れてしまった、
6000年ぶりに再会するようになった兄弟姉妹なのです。
お会い出来て、とても嬉しいです」
そう言い終えると、聴衆たちの熱い拍手喝采を浴びた。
それ程、熱烈な反応を受けたスピーチは初めてだった。
お互いに抱擁し、暖かい挨拶を交わして会議を終えた。
イスラエルに神様の祝福がある事を……!
その後、私たち祝福中心家庭の特別な位置についてじっくりと考えてみた。
私たちは人間本然の本性、本然の人間関係、
そして本然の世界を理解する一世代である。
そのような本然のもの、神様が付与した本性を切望しており、
闘いのない、互いに幸せに暮すことができる
本然の世界を建設するために一生懸命努力している。
このような事実を知っている私たちは
人々を動かすことのできる特別な能力を持っているのだ。
このような本然の心と心情を持って人々に近づくと、
その相手が直ちにそれを感じて、共に分かち合いたがるという事実は誠に興味深い。
このような心情を持ち続けている神様は、必ず私たちとともにあられるだろう。
一つになるというこの祝福を拡大することが出来るように、
すべての家庭が、互いに力を合わせなければならない。
結局、これこそがこの世の中にそれ程多くの苦痛をもたらした
紛争、苦痛、分裂を終わらせる唯一の道であるからだ。
天は必ず本然の人間、本然の人間関係、
本然の人間世界を切望する心情を持った人々を祝福するであろう。
一部編集しています
文責:ten1ko2
文責:ten1ko2
☆
韓国と北朝鮮の離散家族が再会している姿を見て、
一様に感動していた中東イスラエルの指導者たち。。。
やはり、彼らも心の底から、中東の問題は、武力による解決ではなく、
和解による統一を心から願われているのだな、と感じます。
また、「人類一家族」という認識は、みんな本心において
持っているものだと思います。
だからこそ、私たち祝福家庭が、喜びの心情を持って、
家族意識、家族であるという心情を共有してこそ、
全体に波及されるものなのだと感じます。
「幸せな家庭・健康な教会・
国家と世界に貢献する統一運動」
これは、私たち一人一人の課題であり、
目指すべきものであると思います。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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