堕落性を脱ぐために、もう一度祝福は必要ない？！ 真の父母は永遠に一つ、祝福も永遠に一つ！

私たちの教会では祝福の取り組みをしています。
全国的にも多くの人が祝福を受け、恩恵を受けています。
「祝福による罪の清算と救い」と題して、
本部スタッフが説明してくださっている内容がありましたので、
少し編集して紹介します。

☆

原罪は、「祝福による血統転換」（神様の血統相続）
によって解決することができます。

この原罪は、私たちがいくら努力しても
自分の力では清算することができません。
メシヤから「罪の赦しの宣告」を受けた瞬間、清算されるものです。

サタンに讒訴されていた堕落人間が、救われるということは
「サタンの讒訴圏から無罪への天的評価の変化」を意味します。
このように、堕落人間の「祝福による原罪清算」は、
より小さな価値の蕩減条件を立てて、
原罪を「帳消し」する意味があります。

子女の立場にある子々孫々の堕落人間は、
「より小さな価値」の蕩減条件をもって復帰できるという恩恵の中にあります。
例えば、イエス様の十字架の贖罪を信じるという小さな蕩減条件、
洗礼を受けるという蕩減条件、聖餐式で
パンとぶどう酒をとるという蕩減条件を立てることなどです。

統一教会では、聖餐式に代わりに「聖酒式」があります。
霊肉共に勝利された真の父母様に接木される
内的血統転換という原罪が清算される蕩減条件となります

原罪清算を整理するために、例をあげて説明いたします。
罪を裁く「天の法廷」では、「神様」が「裁判官」です。
「サタン」は「検事」の立場で、堕落人間の罪を讒訴します。
それに対して、堕落人間は反論することができません。
そこで、「メシヤ」が「弁護士」の立場で擁護してくれるのです。

☆

私たちは、メシヤである真の父母様を通してのみ神様に帰ることができます。
そのために、日々の生活に「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の
精誠を尽くすことが大切です。

しかし、祝福を受けたからといって、
そのまま人格者に生まれ変わるのではありません。
信仰生活を通して「堕落性本性」を脱ぐ努力、
「創造本性」を伸ばす努力がなければ、
真の人格を完成させることはできません。

堕落性本性は、
「み言による心情転換」（創造本性の啓発）
によって解決することができます。

しかし、これは血統転換した上で
「自分自身の自覚と努力」をすることが必要です。
そして、一瞬で解決することはできず、
「継続的修道生活」が必要となります。

☆

このように、原罪清算は罪の根を清算することですから
言葉に表現できないほどに貴いことです。

しかし、堕落性本性の内容と原罪清算の内容を混ぜこぜにして、
また、お父様の『条件祝福』という言葉を利用して、
「新たに祝福を受けないといけない」として
別の組織に引っ張り込んでいるグループがいるのです。

私たちが祝福の恩恵を受けたということは、
永遠に変わらない恩恵を受けたということです。
真の父母が現れるまで、歴史上誰も受けることのできなかった
恩恵を、ただ頂いた立場です。
後は、私たちの中に残る汚れ（堕落性）を
自らの信仰と努力、自らの責任で拭っていくだけです。

真の父母様の祝福によって、
私たちは完全に原罪清算がなされたのだ、
ということを確信しつつ、
多くの人にも祝福を与えていきたいと思います。

（真のお父様のみ言）

真の父母は、永遠に唯一です。
以前も、以後も、二度と現れません。
一度だけです。
過去に真の父母はなく、未来にもいません。
真の父母の実体が存在するのは、永遠に一回だけです。
だから、真の父母は天の隠された秘密をはっきりと教えるのです。
それらの教えを先生は完成しました。
そうする前に教えると、サタンが奪ってしまいます。
完成したのちに、はっきりと教えるのです。
だから、サタンは、私に不平を言うことができません。
神様も承認するのです。

（1993.3.23）

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