2014年12月05日

若き殉教者マリア・ジブナ、その死を知ったお父様は…?!



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昨日の記事に出てくるマリア・ジブナさん。
自分の昔の記事を読み返してみたのですが、
改めて、感動し、胸に詰まる思いでした。

マリア・ジブナさんが夢に現れた訳ではありませんが、
もう一度、書くように言われているような気がするので、
以前の記事と重なる部分もありますが、
書き記していきたいと思います。


その当時、共産圏の国に宣教に行くミッションを
ナビ(蝶)作戦と呼んでいました。
地下にもぐって不自由に活動せざるを得ない状況でしたが
いずれ、さなぎから蝶のように変化し、
自由に羽ばたく日が来ることを祈念して
名づけられたミッションでした。

チェコスロバキアの宣教活動をしていたジブナさんは、
地下活動をしながら、多くの人を伝道しました。
30名近くも伝道されたそうです。

ある日の日曜日。
いつもと同じように礼拝を捧げていました。
すると、突然、秘密警察がやってきて
ジブナさんはじめ、すべての人が
牢獄に捕らわれてしまいました。

実は、その伝道された人の中に、
スパイがいたのでした。

ジブナさんは、外国から来た宣教師だったので、
最後まで拷問を受け、獄死したのでした。

その前日に、お父様に手紙を書きました。
その手紙が、彼女の死後、当時アメリカにおられた
お父様の元に届けられ、読み上げられたといいます。
その手紙が以下の文章です。


「お父様、私は一度もあなたに
お会いしたことがありません。
しかし、あなたのみ言を聞いて、
『これが私の人生の行くべき道だ』
そのように確信しました。
そして、この道を出発してまいりました。
しかし、この国は神様を認めない
共産主義の国です。
だから、私は明日、
この地上にいることはできないかも知れません。
でも私は自分が来た道を決してうらんだりしません。
あなたに対して何一つのわだかまりもありません。
だから私に対して心配しないでください。

でもお父様、
一つだけ願いがあるとすれば、
生きているときに
あなたとお会いしてみたかった」




本当に胸を打つ文章です。
実際、その場に居合わせた食口たちは、
みんな、泣きに泣いたそうです。

そのとき、お父様は、じっと下を向いておられました。
そして、一言つぶやいたのです。

「先生は悪い男よね」

さらに言葉を続けられました。

「私が原理を発見していなければ、
この原理を伝えていなければ、
この姉妹はこのような目にあわなかった。
だから先生は悪い男だ」


お父様のこの言葉に、お父様がどんな方なのか、
その人となりを見ることが出来るのではないでしょうか。

共産圏に行った宣教師たちは
知られたら危険な活動だったので、
誰がどの国に行ったのか、
その人が宣教に行ったことさえ
誰も知りませんでした。
知っているのは、本人とお父様と
世界宣教本部だけだったそうです。

お父様は、危険な状況で活動する宣教師たちに
どんな思いをもって
日々、過ごされていたのでしょうか。

統一教会を反対する人たちは、
お父様を極悪人と教えます。

私が拉致監禁されているときにも
教会を反対する牧師がお父様のことを
「文ちゃん」と言いながら、
ヒットラーやら共産主義の指導者たちと
お父様をオーバーラップさせていました。

「先生は悪い男よね」
このような言葉を発せられる真のお父様は
本当に、「悪い男」なのでしょうか。。。
この言葉の真意をわからない人は、
そのように見るのかも知れません。

お父様は、どれだけ食口を愛しているでしょうか。
しかし、み言を伝播させるためには、
あえて、共産圏にも宣教に行かなければなりません。
牢獄に入れたのも、獄死させたのも
当時のチェコスロバキア政府の責任ですが、
それをお父様が自分の責任としているのです。
親心から出てくる言葉としか言いようがありません。


話を戻しますが、そこにいたみんなは
「お父様、そんなことはありません。」
誰もが思っていました。
しかし、言葉を発する者は一人もいませんでした。

お父様はその後に、
もう一言語られたのです。
「私が霊界に行ったら、
彼女を最初に呼んであげる」

その言葉を聞いて、
そこにいたメンバーたちの心は
本当に解放されたといいます。

自叙伝には、その後お父様の夢の中に
マリア・ジブナさんが蝶になって現れたとあります。
霊界に行き、翼をもったように自由に羽ばたいていったのでしょう。

実際、今、霊界においては、
マリア・ジブナさんは、お父様の元で
歩まれているに違いありません。

そう考えると、
今、地上にお父様がおられなかったとしても、
お父様のために歩むということが
どれほど重要なことなのかがわかるのではないでしょうか。


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posted by ten1ko2 at 08:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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