2015年01月29日

「あの草餅の美味しさを忘れられない」 50年前のお父様が、今日本に来られている?!



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先生は「誰よりも日本を愛する条件を立てる」
こんなことを考えたのです。

とても大きな杉の木を抱き締め、
涙を流して泣いたこともあります




昨日は、真の父母様ご来日50周年の記念すべき日でした。
各教会でも特別集会が行われたことと思います。
お父様の当時の映像を通して、
若き、情熱あふれたお父様を見つめる
貴重な時間を与えられました。

昨日、桜井婦人の記事を書きましたが、
群馬では、実際に桜井婦人をお迎えして、
当時の証しを聞く機会を持ったそうです。
やはり、映像や文字よりも、生で聞いた方が、
感動がより伝わるのではないか、と思います。
ちょっと、羨ましい感じです。。。

今日から50年前の1965年1月29日は、
お父様が早稲田の留学生の時下宿された
三橋家を訪問された日です。
その時の様子を、石井トミ子さん(石井光治元会長夫人)が
述懐しておられます。


真のお父様は、到着されたその日私に、
「トミちゃん、先生はね。
日本留学時代に下宿した家に明日行ってきたい」とおっしゃり、
紙に漢字で「三橋」と書かれました。
私が「みはしさんですね」と申し上げると、
「これは、みつはしと読むんだよ」と言われたのです。

真のお父様が下宿された家のおばさん(三橋イトさん)に対しては、
「三橋さんは田舎(栃木県安蘇郡)に帰ると、
美味しい草餅を持ち帰り、
日本人と差別することなくみんなに分けてくれた。
本当に美味しくて忘れられない」
と語られたのです。
その草餅が美味しかったのでしょうが、
それ以上に戦前、朝鮮人に対する差別がとても激しい状況の中で、
日本人と分け隔てなく接してくれたことが、
心に残って忘れることができなかったのではないでしょうか。

翌1月29日に真のお父様ご一行は、
留学時代に下宿された場所(現在は、新宿区西早稲田二丁目)に行かれ、
2時間ほど捜され三橋イトさんに会われました。
その日の夕食は食べて来られる予定でしたが、
久保木修己会長(当時)と途中ではぐれたため、
ご一行は夕食を食べずに本部教会に戻って来られました。
そのときの真のお父様のお顔は、本当ににこにこされていました。

三橋イトさんと会われたとき、真のお父様はドル紙幣を渡されたそうです。
一緒に随行したのは、崔元福先生と崔奉春・申美植先生ご夫妻でした。
申美植先生の話によれば、三橋イトさんは真のお父様が
偉い国会議員にでもなられたような印象を持たれ、
崔元福先生をお父様の奥様のように思われたそうです。


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真のお父様を偲びながら、早稲田・高田馬場に、
「聖所巡礼」と題して、訪問した方も多いと思います。
当時のお父様のご様子をみ言からうかがい知ることができます。



なぜこんなことをやったのか? 
やりたくなければやりません。

先生は「誰よりも日本を愛する条件を立てる」
こんなことを考えたのです。

いろんな所に行きました。

とても大きな杉の木を抱き締め、
涙を流して泣いたこともあります。



早稲田大学の高田の馬場の道を、
日に二度づつ通いました。
よく通ったでしょう。

これを思って「あ、近い所に来たから、
昔を思い出して行って見て、
神に対して祈祷したその祈祷の情が、
現在日本の一角に成就した感謝の祈祷をしに
行きたい」というのです。

先生はこのように考えているのです。
もしも先生がこのようにしないで、そのまま帰ったら、
皆さんがそんな心で早稲田の戸塚町へ、
高田馬場から歩いてくれることを望みます。

そこにある曲がった道、
そこにある電信柱など、
先生の涙が染み込んでいると考えて、間違いありません。

(真の御父母様の生涯路程1 などから抜粋)



「日本への初愛の因縁を忘れることができない」
と語られた真のお父様。

昨日の集会を通して、
「こんな若いお父様が今、地上におられたら、
そんなお父様に喜びをお返ししたい、
そうどれだけ決意して歩めるだろうか・・・」
そんなことも思いましたが、
よくよく考えてみると、
「霊界においては、若いころの姿になる」というのですから、
映像で見たお父様が、その如く、霊界におられるのだ、
そのように思わされました。

私たちが意識すれば、
そんなお父様がともにおられるのだ、
そう思いながら、歩んでいきたいと思います。


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posted by ten1ko2 at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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