「お父様、心配なさらないでください。
文鮮明はまだ死にません」
私はまだ死ぬ時ではありませんでした。
私の前には完遂しなければならないことが
山のようにあったし、
それらをやり遂げる使命がありました。
今も私の体にはその時にできた
傷跡がいくつか残っています。
肉が裂け、血が流れた箇所には、
今はもう新しい肉が付きましたが、
その日味わった激しい苦痛は、
傷跡の中にそっくりそのまま残っています。
自叙伝より
☆
文鮮明はまだ死にません」
私はまだ死ぬ時ではありませんでした。
私の前には完遂しなければならないことが
山のようにあったし、
それらをやり遂げる使命がありました。
今も私の体にはその時にできた
傷跡がいくつか残っています。
肉が裂け、血が流れた箇所には、
今はもう新しい肉が付きましたが、
その日味わった激しい苦痛は、
傷跡の中にそっくりそのまま残っています。
自叙伝より
☆
真のお父様のために、神様はキリスト教を準備されました。
しかし、そのような基台が全て崩れました。
南での摂理が失敗したので、
神様は「北に行け」と命令されて、
北での摂理を求めていかれました。
しかし、そこでも神様の準備した基台が崩れました。
お父様が興南送られてから散り散りになった食口たちの中で
南下してからも残ったのは、金元弼先生など、
わずか数名しかいませんでしたが、
その中の一人に、玉世賢(オクセヒョン)ハルモニがおられました。
統一教会以前のお父様の路程を知る
重要な一人でした。
今日は、お父様が興南に入る前、
最初に警察に捕らえられた時の証しを紹介します。
この時、玉世賢ハルモニもお父様と共に捕らえられました。
☆
私は三日間断食をして、彼らの蛮行に対抗しました。
すると彼らは、私を留置場に監禁したのです。
留置場に入ると心が混乱し始めました。
「私は、神様を信じる教会の執事であり、夫は長老であるのに、
このようにガラス窓の部屋に入り、手を縛られ、
裁判を受けに行くこのざまは何なのだろうか?」
と思うと、恥ずかしいことこの上なく、
恨めしい思いが突然込み上げてきました。
しかし一方では、「天の道に従って受けるこのような苦痛は何でもなく、
かえって栄光ではないだろうか」
と、自らを慰労しました。
刑事たちは留置場にまで入ってきて、
眠ることができないように嫌がらせをしました。
上の部屋にいらっしゃる先生にも眠ることができないようにしました。
八日目の日の夜、「二階に上がってこい」と言うので行くと、
先生に関する質問をして、「何のためにその人について行くのか?
なぜ変なイエスを信じて苦痛を受けるのか?」と言いながら、
「先生は李承晩のスパイだ」と言いました。
そして、先生が北韓に上がってきたその隠された目的は、
第一に李承晩のスパイであり、
第二にお金持ちの女性からお金を巻き上げるためであり、
第三に社会秩序を乱すためだったと言うのです。
そのときの北韓は、共産主義者たちの天下でしたので、
だれでもスパイ罪に引っかかれば、
なすすべもなく銃殺されるのが実情でした。
その話を聞くと、先生を今すぐに殺してしまいそうに思われました。
「先生はなすすべもなく、もう死んでしまわれるのだ。
どうしたらよいのだろう?」と思い、
そわそわしていると突然、神霊の役事が起きて、
私は刑務所の床に倒れ、ごろごろと転がり始めました。
刑事たちは、私のそのような姿を見て恐ろしくなり、
逃げてしまいました。
☆
このあと、再度お父様は捕らえられ、
そして、興南に送られることになります。
しかし、もし、玉世賢女史の役事が起きなかったら、
お父様はあの場で処刑されている可能性もあった。。。
そんなことを思わされました。
お父様は死に至るかもしれない
危険な道を行かれましたが、
しかし、基台があるがゆえに、
神様が役事を起こし、守ってくださった。
そのように思います。
目の前が真っ暗なような道でも
それでも果敢に足を踏み出していく中で、
神様が道を開いてくださった・・・
そのような連続であったのです。
そして、神様はそのようなお父様を心から愛し、
生かしてくださったとするなら、
同じ道のりを行かれているお母様に対しても
神様は心から愛し、生かしてくださるに違いないし、
そのようなお母様を慕う私たちも
同じような道のりを歩みながら、
神様に生かされる道を歩まないといけないと感じます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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