2016年07月01日

(証し) 魂を通訳する?! 特別補佐官、朴普煕! 「メシヤの口」と言われて


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御聖婚56周年で証しをされる朴普煕先生☆


私の通訳の秘訣は、
お父様の魂と心情、精神の
通訳者だということです。



朴先生の証し、続編です。



ニックネームは「メシヤの口」

私はアメリカで、大使館の武官として働きながら、
昼は外交官、夜は宣教師として歩みました。
それがちょうど、お父様がアメリカに来られる十年前でした。

振り返ってみると、お父様の洗礼ヨハネとなって、
お父様を迎える準備をし、特別補佐官としての
道の基礎を固めるためだったのだと思います。

お父様が、アメリカに宣教本部をもたれる前の
この十年間がなかったならば、
私はアメリカを知ることができなかったでしょう。


お父様は一九七一年十二月十八日に
アメリカのワシントンに入られました。

私はアメリカに渡って十年間、アメリカを学び、
英語を完璧に習得する時間が与えられたのです。
これはとても意義深い十年でした。

それを軍隊式の言葉でいうと、先発隊です。
先発隊として十年前に神様から遣わされてアメリカに渡ったと感じました。


十年間は一生懸命にアメリカという国を学び、
多くの人々と交わり、熱心に伝道し、
原理を伝え、教会を立てました。

ワシントン教会が立ったのはそのときです。
お父様がいらっしゃるころにはたくさんの食口がいました。

そしてお父様がいらっしゃったその日から、
私は本格的な真のご父母様の特別補佐官として仕事を始めました。

その時はすでに兵役も終え、お父様の特別補佐官として
すべてをささげることができました。


お父様は本部をニューヨークに設けられると、
翌年二月三日から全国「希望の日」講演ツアーが始まりました。

最初はニューヨークの大会でした。
ニューヨークで一番良いリンカーンセンター・タウンホールという所で、
第一回の歴史的なみ言葉の宣布がありました。

二番目はフィラデルフィア。
そして三番目がボルティモア。
四番目がワシントンでした。

私はその三番目のボルティモアから通訳を始めました。
それから二十五年間の通訳の歴史が始まりました。
私のニックネームは「メシヤの口」でした。
一番長かった通訳の時間は十七時間に及んだことがあります。


ボルティモアから通訳を始めて、私が一番初めに思ったことは、
私はお父様の通訳をする器ではないということです。

原理のみ言葉は最高に哲学的です。
そのみ言葉が速いのです。

お父様は、深いみ言葉をパーッと語られます。
それを通訳しようと思ったら半分もできないうちに、
もう次の言葉を語られるのです。
待ってくださいません。

しかも、お父様が語られたことを全部通訳しようとすれば、
時間が二倍三倍かかってもできません。

「これでは私の使命が果たせない」、そのような苦悶が生まれました。
これは不可能な仕事だと考えるようになりました。

ワシントンの大会を控えて、大会の日が来るのが恐ろしかったのです。
通訳をどうするかということが苦悶になって、
自信をなくしてしまっていました。


それで、苦悩の中で、眠れない夜を何日か過ごしました。
そして前日の夜、眠れない中で床に就くと啓示が降りたのです。

それは「心配するな。言語を通訳しようとしないで、
お父様の魂、心情を通訳せよ」という啓示でした。

ハッと気がついて起き上がって、
「全くそうだ。よし、これでいこう」と自信がみなぎりました。


私はお父様と共に汗をかきながら二十五年間、
責任と光栄を感じながら、侍ってきました。

私の通訳の秘訣は、お父様の魂と心情、
精神の通訳者だということです。

壇上にお父様が右側、私が左側に立ちます。
お父様の語られる一つ一つを記憶して、
それを英語で繰り返すのではかないません。

日本語の話を聴いて、それを日本語で繰り返すことも
容易なことではありません。



朴先生が『メシヤの口』と言われたことは、
ご存知の方も多いと思います。
お父様がアメリカでみ言を語られるとき、
絶妙に通訳されるのが、朴先生でした。
映像でもお父様とのやり取りは、
本当に興味深いものでした。。。

朴先生の動機は、「お父様の魂・心情を通訳する」ことでした。
これは、日々のみ旨に通じると思います。
み旨をするのは、お父様のためである、
お父様の魂、心情を伝えるのだ・・・
このような精神が必要だと思います。

そして、お父様がアメリカに来られるまで、
朴先生は、10年間、英語などの訓練を受けました。
「私が10年後に行くので、備えておきなさい」
お父様はそのように語られたことなどないと思います。

み旨に投入する中で、結果的にお父様の補佐官になったのです。
私達も日々のみ旨を足りないながらも、
100%、完全投入する必要性があると感じます。

明日に続きます。

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