「天一国四大聖物伝授」に関して、
祝福家庭が理解しておくべき天の願いを、
中華圏特命総使である小山田秀生先生に伺いました。
壮大な内容ではありますが、とても重要な
背景があることを教えてくださっています。
☆
■天の父母様の夢である地上天国の実現
このたびの天一国四大聖物伝授に関して、摂理的観点からお伝えます。
エデンの園における天の父母様(神様)の夢は、
子女であるアダムとエバが成長して完成し、結婚して夫婦となり、
無形なる神様の実体としての「見える神様」となることでした。
アダムとエバが夫婦として、神様の絶対「性」が
完成するようになっていたのです。
すなわち、アダムの中に神様の「父性」が、
エバの中に神様の「母性」が宿るようになっていたのです。
そのアダムとエバが完成し、真の愛で万物を愛することで
地上天国が実現するご計画でした。
もしもアダムとエバが堕落しなければ、毎日、
神様と一問一答しながら生きるようになっていました。
その世界というのは、まさしく真の父母様の世界なのです。
ですから「独り子」「独り娘」というのは、
堕落以前のアダムとエバが神様と対話しながら生きていた姿となるのです。
今、真のお母様がそのような生き方をしておられます。
真のお父様の生き様というものを拝見しても、
天の父母様と一問一答しながら歩まれたことが分かります。
☆
■「独り子」と「独り娘」を迎えるための摂理
真のお母様は、趙元模ハルモニ(祖母)、
洪順愛ハルモニ(母)と合わせた三代を通して、
サタンと無関係の生活をしてこられました。
お母様が誕生された時、サタンがお母様を殺そうとした
という話を聞いたことがあると思います。
なぜかといえば、お母様がいらっしゃるとサタンは滅びるからです。
しかし、洪ハルモニが命懸けで闘い、サタンを追い払いました。
☆
エバは天使長ルーシェルの誘惑を受け、
自己中心の欲心で生きるように変わってしまい、
アダムを堕落させて地上地獄をつくったのです。
しかし、天の父母様は人類を捨てることはできません。
人類の救いのために、中心宗教を通して選民を立て、
メシヤを送るための準備をなさったのです。
それが復帰摂理です。
☆
ヤコブ以来、ユダヤ教とイスラエル選民を立て、
2000年を経て天はイエス・キリストを送り、
第1アダムの失敗を蕩減復帰しようとされました。
ところが、第2アダムであり独り子であるイエス様に侍るべき、
マリヤとヨセフ、ザカリヤ、エリサベツ、洗礼ヨハネたちは、
天の摂理を理解することができず、結果的にイエス様は33歳で
十字架の道に行かざるを得ませんでした。
その後のキリスト教2000年は、
再臨主を迎えるための準備をすることになったのです。
☆
再臨主は、真理を探し、民を探し、何よりも
独り娘を探さなければなりませんでした。
なぜイエス様が十字架の道に行かざるを得なかったのかといえば、
ユダヤ教が不信した上に、独り娘を求めて
結婚することができなかったためです。
☆
第1イスラエル(ユダヤ教)、第2イスラエル(キリスト教)に続いて、
第3イスラエルとして準備されたのが韓国でした。
韓国5000年歴史は独り子と独り娘を迎えるための摂理だったのです。
第二次世界大戦以降、再臨主を迎えるため、
平壌を中心としたキリスト教(腹中教)がありました。
一般のキリスト教は「再臨主は雲に乗って来る」と考えていたのですが、
彼らは「肉身をもって再臨する」という立場でした。
クリスチャンたちは、「小羊の婚宴」が何のことなのか理解できませんでした。
再臨主である独り子が独り娘を迎えて御聖婚されることで、
真の父母となるのが目的だったのです。
☆
その後、「韓国動乱」勃発(1950年6/25)をきっかけに、
韓半島が民主主義と共産主義に分断されました。
その時、お母様が、そのまま北に残られていたら
生き残ることができなかったと思います。
ところが韓国動乱が勃発する前、洪ハルモニの弟を訪ねるために、
趙ハルモニは、洪ハルモニとお母様を連れて3人で南下されたのです。
それは天の作戦でした。
再臨主である真のお父様は、キリスト教を中心に
国家的基盤をつくらなければなりませんでした。
しかし、キリスト教が反対したため、それを成すことができず、
興南に行かれることになったのです。
2年8か月にわたる興南での苦難の歩みは、
キリスト教の蕩減復帰のためでした。
☆
■真の父母様のような本然の姿に元返す
1960年天暦3月16日、真の父母様が御聖婚されました。
それから、このたびの御聖婚56周年を迎えることで、
蕩減は完全に完了したというのです。
ですから、天の父母様の夢が実現されるときを迎えたのです。
☆
最終的には、「ビジョン2020」勝利のため、
真のお母様が地上にいらっしゃる間に、
祝福家庭が神氏族メシヤの使命を果たして
救国救世基盤を造成しなければなりません。
そこに向かって、このたびの天一国四大聖物の伝授がなされるのです。
☆
その背景には、特に3年間にわたる真のお母様の
「侍墓精誠」があったことを知らなければなりません。
人類の真の父母として、私たちの過去の全ての過ちを赦すとともに、
サタンの痕跡のない、正午定着の
創造本然の人間となることを願っておられるのです。
真の父母様のように、天の父母様と一問一答ができるような
本然の姿に元返していくのが、この四大聖物の根本目的なのです。
☆
ですから、「天法3か条」(血統、心情蹂躙、公金の問題)に違反した人をはじめ、
離教した人、天の前に罪を犯してしまった人など、
この期間に赦しを受けるという特別な恩恵なのです。
そのような意味において、40日間における精誠条件と、
13数に相当する献金を通して、
全員が天の特別な恩恵を受けていただきたいと思います。
☆
今回の「天一国聖土」は、
3年間の「侍墓精誠」を捧げた勝利条件の上で、
真のお父様の聖体が安着した「天正宮本郷苑」の聖土を、
全大陸の祝福家庭に分配されたものです。
今回の「天正宮本郷苑」の聖土分配は、全世界の祝福家庭を
真のお父様に連結してくださろうとする
真のお母様の特別な計らいがあって与えられた恩恵です。
「聖土」が分配されるということも、
今までの聖物にはなかった特別な内容です。
真のお母様の深い愛の心情が込められていることを
本当に深く深く感謝しないといけないと思います。。。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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