2016年07月13日

(証し) 暗闇から光の中へ! 清平と書写で、4年半の引きこもりから脱出!!



20160621_photoline_02.jpg


家庭集会、地域集会には大きな運勢があるようです。

今日も伝道の証です。
家庭書写会を通して、4年半の引きこもりから娘さんが
解放されたという、奇跡の証しです。


出口が見えないトンネルの中にいるような状態から、
今ではそれがまったくの嘘だったような、
正に奇蹟的な出来事が起こりました。

今から溯ること約5年前になる2011年11月初旬、
「風呂に入る」と言って以来、先日の5月2日まで、
いっさいお風呂も入らずに引き篭もり状態だった娘が、
4年半ぶりに出てきたのです。


4年半の間、娘は親の前に姿を見せず、
脱衣所とリビングを行き来して毎日を過ごし、寝るのも床の上でした。
また娘は布団を敷かないので、
寒さ凌ぎに暖房機のそばで、横になっていたようです。

私が着替えを準備しておいても、娘は着替えずに、
まさに着の身着のままの状態でした。

そして、たまにドアの隙間ごしから娘の様子を伺うと、
汚れきったパジャマ姿のままで過ごしているので、とても胸が痛みました。
また去年の冬には、娘の足元を見ると靴下が破れて素足が見えていました。
私は不欄で胸が張り裂ける思いでいました。


引き篭もり状態の娘とのコミュニケーションは、
ドアを挟んでの会話だけでした。

私は娘の食べたいものを作ったり、買ったりしていました。
あるとき、私は娘に「温かい靴下に履き替えるといいよ」と言い、
靴下を置いておいたところ、靴下だけは履き替えてくれたことがありました。

このようなやり取りを続けていく中で、
娘から「今月中に出るから」という意思表示が何度かありましたが、
その一歩が踏み出せないというのが続きました。
私は、暗闇の中で途方にくれる日々を過ごしていました。


私は、問題を抱える思春期の子供を持つ父母の集まりである
「天明会」で話を伺ったり、市の福祉関係に相談したり、
引き籠り問題を解決するNPO団体を紹介してもらったりと、
手探りでしたが、娘を救う道を探し求めました。

天明会とNPO団体からは、
「引き籠り状態から出すことは、親にはできない」
と告げられたこともありました。

それでも、私はあきらめずに
「出口のないトンネルはない、必ず方法があるはずだ」
と信じて取り組んでいきました。


そんな中、家庭教育部長から清平の先祖解怨と家庭書写会を紹介されました。
それ以来、ほぼ毎週土曜日に家庭書写会を開催しながら、
書写を通して精誠を尽くしていきました。

そんなある日、娘が「インターネットで見た」と言い、
「大阪の石切神社の宝物殿公開が5月3日から5日まであるので、そこに行きたい。
その為に、4月中には脱衣所から出る」と唐突に言い出しました。

私は、「5年間一歩も外に出なかったのだから、
本当に娘はここから出られるのか?
家を出ることが出来るのか?」と半信半疑でいました。

そして、忘れもしない5月2日、
娘は脱衣所に持ち込んでいた物を整理し始めたのです。


その日の夜、私は娘に「一旦寝るけど、いつでも起こして」
と伝えて就寝することにしました。

すると3日午前2時過ぎ、娘から「片付けたからお風呂の掃除をして」と、
私に声がかかりました。

私は、眠いなど言っておられず、
実に4年半ぶりに脱衣所に入ることができました。

洗面台を見ると水垢で真っ黒な状態でした。
そこを磨き、たまったほこりを掃除しました。


そうするうちに朝となり、8時頃でしたが、
ようやく娘に「風呂に入れるようになったよ」と伝えました。
そして娘は、1時間ほどお風呂に入ると、「もういいよ」と声をかけてきました。

私は「いいの?」と反応を伺い、恐る恐るドアを開けたところ、
娘は私を笑顔で迎えてくれたのです。


実に4年半ぶりに娘と対面できた喜びは、例える言葉がありません。
嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
本当に奇跡です。
まさに、神様が導いて下さったとしか思えませんでした。

娘は、私が準備しておいた服を着て、長い髪は自分で切り、
着ていた服をごみ箱に処分しました。
そしてその日は、大阪に出かける為の買い物に一緒に出かけることが出来ました。


翌日、本当に大阪までいけるのかと不安な気持ちでしたが、
娘は着る服を自分で選んで、今までのことが
まるで何もなかったかのような振る舞いで出掛けることができ、
主人とも普通に会話ができました。

そして娘の希望で奈良、京都まで足をのばすことができ、
無事に帰って来ることができました。

帰ってからというもの、娘は脱衣所ではなく、
きちんとベッドの上で休んでくれるようになりました。


後になって気が付いたのですが、
5月3日は亡くなった私の母の誕生日でした。

今回の出来事を通して、カチカチに固まっていた自分の心が溶け、
特に主人に対する様々な思いが溶けていくことを感じました。

「どんなに困難だったとしても、越えられない試練はない、
どんな家庭問題も家庭書写会で奇蹟は起こる」
私はそう実感することができました。

ありがとうございました。




本当に奇跡的な証しですね!
聞くところによると、
家庭書写会を担当してきた人たちは、
お母さんを含めて、三人の基台を組み、
本当に精誠を捧げてきたそうです。
その精誠が、この娘さんの心を動かしたのかもしれません。

その人の問題を『私』の問題として受け止め、
精誠を捧げていく。。。
そのことが何より重要であると感じます。

応援のクリックをお願いします


にほんブログ村



※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)


この記事へのコメント
この母親の娘さんに対する目線。
どうしても、違和感が残るのです。
Posted by Seongchi Cheong at 2016年07月14日 04:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック