今日も伝道の証しになります。
氏族メシヤのため還故郷された方が、
教会に大反対だったご両親を見事に伝道された証しです。
☆
私は1992年に復帰されました。
その頃から「3万双の国際合同祝福結婚式に著名人が参加する」と報道され、
統一教会に対するマスコミの激しい偏向報道が映像を通じて連日のように流れました。
私は、復帰されてからすぐに3名を伝道し霊の子の基台が出来たので、
責任者から8月25日に行われる3万双の祝福式に推薦して頂きました。
祝福を受けるにあたり、親に証しするのが第一条件であるので、
早速、鹿児島の実家に戻り、教会の信仰と祝福式参加について説明しました。
しかし、親はマスコミの影響故に非常に大きなショックを受け、
それ以来、親子関係は崩壊して断絶状態に陥り、苦難の路程が始まりました。
☆
復帰されてから16年目の2008年1月、
私は公務を降り還故郷することになりました。
しかし、引っ越す資金の当てがない私に、
両親は「教会をやめるのであれば、引っ越し代を出してやる。
今すぐ、教会をやめると言いなさい」と激しく追及されたので、
私は親の言うことを受け止め、
名目上の理由をつけ還故郷することができました。
しかし、両親や氏族からの不信感はその後も大きく、
心の落ち着かない毎日を過ごしました。
数か月後、教会から公務推薦のお誘いがありました。
「私は、氏族メシヤ活動をしたいので、
毎週土曜日は実家への訪問を許可して頂きたい」
という一見無理な要望をお願いしましたが、
当時の教会長がそれでも了承して下さり、
私は総務部長(兼二世部長)として勤めることになりました。
☆
私は「公務に復帰したものの、公務をやりながら、
氏族メシヤ活動をやっていけるのだろうか?」という不安感、
親への口実を破ってしまうという後ろめたい思い。
公務がばれてしまうのではないだろうか?
という緊張感で、不安に駆られる毎日でした。
それでも毎週土曜日に実家へ戻り、両親をケアし続けました。
私の故郷は、毎年イノシシが出没して家の周りで田畑が荒らされるほどの田舎です。
父親は30代の頃から猟銃の資格を持ち、
イノシシや野ウサギなどを狩猟する名人の腕前でした。
しかし年齢的にも体力的にも自由がきかなくなり、
最近では癌を患い、闘病生活も重なり3年前に狩猟を引退しました。
私が還故郷してすぐのこと、父親から「罠の資格を取りなさい」
と言われたので、免許を取得。
私と父親とで一緒にイノシシなどの捕獲もしました。
その甲斐あり、昨年はイノシシ2頭を捕獲。
教会に献品して、丸焼きパーティーをして、
食口達に振る舞ったこともあります。
☆
私は、氏族メシヤ活動に対して
「いつか親や氏族の前で講義をしてみ言を伝えたい」
という夢を持ち続けてきました。
天に反対し続けるまま霊界に行けば、
親は永遠に後悔するだろうと思うと共に、
私に対する讒訴も免れないだろうという気持ちもありました。
☆
2013年、真のお父様聖和1周年100日精誠期間に、
毎朝5時の聖地訓読会に家族6人で参加。
氏族メシヤのみ言を訓読の最中、天からの突然の役事なのか
「今だ!今こそ、親に教会を証する時だ!」
と私の心の中でゆるぎない決意と確信が芽生えました。
くしくも、聖和1周年と両親の誕生日が同じ8月。
私は両親に手紙をしたため、両親の誕生日に家族6人で出向き、
目の前で手紙を披露することを決意しました。
そして後日、両親の誕生日に合わせ実家へ行き、
両親の目の前で手紙を披露しようとした瞬間、
私の目からとめどなく涙が流れ落ちました。
私は「不自由な田舎で、私達3人の子供を苦労して育てて下さってありがとう。
私を生んでくれて本当にありがとう。
私は両親の子供として生まれてよかった。
私は今、とても幸せです。
愛しています。
そして、今まで嘘をついて教会に通っていました。
嘘をつくことは本当に辛かったです。赦して下さい」
と、涙を流して謝罪しました。
私の姿に家族全員も涙でいっぱいでした。
全てを読み終えたとき、父親が私達に頭を下げながら、
「ごめんなさい。教会については、今後は何も言わない。
お前たちのやりたいようにしたらいい」と、
今度は親が私に赦しを求めてきたのです。
この瞬間、お互いの心の中にあった辛い思いやわだかまりがすべて解かれました。
☆
それ以降、両親は私に感謝の言葉を口にするようになり、
妹達に今回の出来事を伝えてくれました。
それまで妹達は「親に引っ越し代は返したの?」など追求し、
私たちへの不信感を露わにしていましたが、
今では態度が変わり「いつもお父さん、お母さんの面倒を見てくれてありがとう。
本当に喜んでいるよ」と感謝するまでになりました。
☆
氏族メシヤは、長子権復帰の戦いが重要です。
この方は、まさにその如くに歩まれたと思います。
総務部長というのは、基本的には
土曜日というのは、『週報作り』で忙しいのですが、
この方は、氏族復帰に投入するために
毎週土曜日に実家に帰り、尽くしていきました。
その愛の投入をご両親は
肌身で感じておられたのでしょう。
そして、手紙を通して、
本当に率直に悔い改めの思いを吐露しました。
ご両親にその気持ちが伝わり、
教会の信仰を認めてくれたのです。
明日は、そのご両親が
祝福に至る道のりを紹介します。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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