子女教育講座・思春期実践編
「二世祝福の準備と本然の兄弟姉妹文化」続編です。
☆
第三に、子どもたちが教会での様々な活動に
積極的に参加できるよう、後押しをして下さい。
どんなに理論理屈で愛や性についての正しい知識を詰め込んでも、
子どもたちが間違った愛や情欲の誘惑から
身を守ることは簡単なことではありません。
逆に、湧いてくる思いを原理だけで押し付けようとすると、
かえって反発を招く可能性もあります。
子どもたちも、頭では正しいと理解しながら、
体が言うことを聞かないことに対する葛藤を覚え、
負債が募ることで益々両親や担当者から
心が遠のいてしまうケースもあります。
この時期はとにかくエネルギッシュですので、
何かの活動に一生懸命に取り組ませることで
愛や性に対する関心以上に別のことに意識を注がせることが大切です。
☆
成和学生部では、教会での礼拝や長期休みの修練会の他に、
様々な行事や活動が活発です。
春はスポーツイベントを中心とした成和学生大会に向けての準備、
それが終わるとJr.STFプログラムの選抜に向けた
体力作りと原理・み言学習が始まります。
夏は教会・教区・地区・全国の様々な修練会が準備され、
本人の状態に則したものに参加します。
秋は中和文化祭に向けて、全体でのエンターテイメント部門発表の練習や、
個人における原理講義・スピーチ部門発表の練習をする学生もいます。
冬になると年度後期のJr.STFプログラム選抜に向けての体力・知力の準備が始まり、
一部教区は合唱コンクールに向けての準備も本格化します。
その他、地域によっては天父報恩鼓や圓和道、サッカーやバンド・ダンスといった、
み言を中心としたサークル活動が活発に行われています。
☆
このように学校の部活動以外にも、
教会で行われている活動に積極的に参加することで、
礼拝以外でみ言や原理に触れる機会を増やし、
目標を持たせた生活を心掛けさせます。
特に活動中は、神様に対する精誠を捧げることを意識させますので、
礼拝で感じる内的世界とはまた違う、
神様と子どもたちとの対話の時間となるのです。
☆
最後に、子どもたちが、できれば
1週間前後の長期修練会に参加できるよう協助して下さい。
二世は、二世同士が共鳴し合う不思議な力を持っています。
学校でも家庭でも見せない、
そして普段の教会でも見せない顔を修練会という特別な空間で見せるのです。
本音で語り合い、泣きじゃくり、大笑いし、ぶつかり合い、競い合う。
そのような中で、本然の兄弟姉妹の関係を築きます。
そこでは、男性と女性は異性という以上に、本当の兄弟姉妹であり、
共に神様の理想を目指す同志となります。
そのような修練会の中に流れる本然の兄弟姉妹の文化は、
学校で孤独に悩む二世たちの支えとなり、
誘惑に打ち勝つ勇気を与えてくれます。
実際に、教会を離れた二世が社会での人間関係に疲れ、
昔触れた本然の兄弟姉妹の文化を懐かしみ、
教会に戻るケースを何度も見てきました。
☆
現在、教区単位で1週間前後の長期修練会を実施している所は多くありません。
地区単位でも全地区という訳ではありませんので、
周辺地域で長期修練会が行われていない場合、
本部が主催する長期修練会への参加も是非ご検討下さい。
夏休みに行われる日本成和学生清平14日特別修練会は、
中学1年生から高校3年生まで条件なく参加でき、
清平修練院での役事を通した霊的な整理と、
14日間という長期共同生活での二世同士の
兄弟姉妹の関係を結べる場となっています。
☆
このように、修練会での共同生活を通して
本然の兄弟姉妹の文化に触れることにより、
為に生きることの価値や、多様性を受け入れることの重要性を学びます。
また、協調性や忍耐力が備わり、結果的に
将来の二世祝福に対する格好の準備に期間となり得ます。
天から頂いた祝福と伝統を二世に相続し、
三代圏家庭理想完成のための二世祝福の準備を親子で取り組み、
重要な思春期にある子どもたちを守り、導きましょう。
☆
最近では、多田部長の親子セミナーのプログラムも
愛と性の問題を克服して、さらに
祝福結婚に向かっていくために、
中高生から参加していくことのできる
秀逸なプログラムです。
純潔教育のプログラムも世界平和青年連合を中心に
行われています。
また、韓国の鮮文(ソンムン)大学には
純潔社会学科というのがあり、原理的に
整理された内容を学べるようです。
アダムとエバが思春期で堕落していったために
私たちには、誰にも共通に愛と性の課題があり、特に思春期には、
越えがたい葛藤が起こってくることもあるでしょう。
親は祈ってあげつつ、2世たちに少しでも
天のプログラムに参加させてあげ
自ら越えていくことができるよう
サポートしていければと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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(もちろん、善なる目的で
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