2016年08月09日

これから始まるあなたの物語、父母が心すべきこと?! 《父母のための2世祝福講座》2


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☆HJ天苑特別修練会にて2世の質問に答える
文善進世界会長 2016.8.2☆


櫻井副局長の父母のための二世祝福講座、
続編です。



統一家族としての祝福


最後に、二世祝福は「統一家族としての祝福」、
「祝福家庭同士が出会う祝福」だということを説明したいと思います。


これまで、二世祝福において、幾つかの「勘違い」が見られました。

一つには、二世祝福は「子女間の問題」であって、
子どもたち同士、相対関係がうまくいくか
どうかが最大の課題だ、という見方がありました。

しかし、実際は、父母間の関係性、家庭間の関係性が
子女同士の関係にもたらず影響が大きいのです。

子女間での些細な口げんかが、父母間において
「抜き差しならない問題」になってしまうケースも見られました。


また、「我が子」の結婚により、「嫁・婿」ができる、という考え方です。

この考え方の「どこ」が問題なのかと言うと、
「我が子」を中心に考えている、ということです。

もともと、「我が子」には甘く、
「嫁・婿」には厳しくなってしまうのが親の情です。
「我が子」への思いが強ければ強いほどそうでしょう。

こうなると、世の中同様、私たちにおいても、嫁・姑問題等が起こって来る訳です。


それから、「お互い祝福家庭同士なのだから、
価値観や信仰観は一緒だろう」といった考え方にも、大きな落とし穴があります。

信仰をもっている家庭同士とは言え、家庭の習慣性や価値観などは十人十色で、
信仰観すら全く同じとは言えないでしょう。

祝福後、家庭間の価値観の違いから衝突が起こるケースも少なくありませんでした。

さて、では、どう考えるべきなのでしょうか?


二世祝福というのは、「個人と個人の出会い」ではありません。
「家庭と家庭の出会い」です。

祝福家庭同士、神様を共通の親とする「統一家族」として出会い、
より大きな願いのもとに、「神様を中心とした氏族圏」を作っていこうとするものです。

だからこそ、これは「子女間の出会い」ではなく、「家庭間の出会い」だと捉え、
まずは、父母が親睦を深めることが大切だ、ということを意識しておいてください。


若い二人が出会えば、トラブルが生じてくるのは当然のことでしょう。
要は、父母間において信頼関係を築けるかどうかなのです。

実際、相対関係に全く問題のないカップルなどありませんが、
父母間の良好な関係性は、そうした若いカップルを守り、
正しく導く、良き保護圏になるのです。


また、新たに出会う、子どもの相対者を「我が子の相手」、
「嫁」や「婿」として見つめるのではなく、
もう一人、娘ができた、息子ができた、と考えてください。

二世というのは、そもそも真の父母を共通の親とする、「同じ神様の子女」です。
むしろ、自分の子女以上に、相対者の方こそ、
二十数年ぶりに再会した「我が子」と思って、愛してあげてください。


最後に、、、自らの家庭の価値観に固執せず、共に「統一文化」を目指しましょう。

お父様はかつて、「二世祝福では怨讐の家庭同士が出会うんだよ」と言われたことがありました。
しかし、実際は、「怨讐として出会う」訳ではありません、「出会って怨讐になる」んです。

私たちの価値観には「偏り」がありますし、私たちの信仰観もそうなのだと思います。

教会で献身的に歩むことが信仰だと考える家庭もあれば、
社会で証しを立てることが信仰だ、と考える人もいます。
互いに価値視している内容は異なっている場合が多いのです。

しかし、そうした家庭同士を出会わせたのが「神様」であるとすれば、
そこには「より大きな天の計らい」があるはずです。

私たちが築きたい文化は、「統一文化」です。
全ての違いを越え、互いを理解し、家族として互いを尊重し合える
「統一家族の文化」、「地球家族の文化」なのです。

私たちを通して、世界の至るところに張り巡らされた「怨讐の壁」を撤廃していきましょう。


二世祝福は、神様が最初に願われた「創造本然の結婚」であり、
歴史をかけて追い求め続けた「三代理想家庭の実現」であり、
「神の下成る一家族世界」の基点です。

その神様の願いからもう一度、これを見つめ直し、備えていきましょう。



嫁と姑の問題は、一般社会においてだけでなく、
私達、統一食口の中にもあるのだということです。
「嫁には厳しく、娘には甘い・・・」
やはり、二世を持つ親としては、
気を付けないといけないと思います。

何度かお伝えしているように、
家庭連合時代に入って、
本当に家庭の中に天運があり、
神様の祝福があることを感じます。

しかし、二世代・三世代、
さらには、それ以上に発展していくためには、
私達、一世の立場がより重要なのは、
間違いないのです。

不定期に続きます。

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