阿部局長のweb説教
<「感謝する人」と「感謝される人」>
とても分かりやすい内容です。
ボリュームが多いので、少し省いて紹介します。
☆
人の正式名称は「人間」であるように、
「人と人との関わり合い」が大切です。
家族や友人など、身近な人との関わり合いを持つことは
幸不幸を左右するほどに重要なことです。
人との繋がり合いで幸せを感じるようになっています。
嬉しい時は喜び合い、苦しい時は励まし合い、
悲しい時は慰め合うなど、どんな時も互いに疎通と共有をして
幸せに向かい努力するようになっています。
☆
真の父母様のみ言を紹介いたします。
「愛だけは、いくら持っていても、
一人では感じることができない。
愛には必ず相手が必要である。
愛は相手を通じてのみ感じることができる」
☆
どんなに優秀で才能がある人でも、
愛だけは一人では味わうことも、育むことも、
完成させることはできません。
人間は愛を育むために、無意識に
関係性を結ぼうとするようになっているようです。
しかし、人によっては「私は一人の方がいい」
「一人の方が自由だ」「一人の方が気楽で幸せだ」
と主張する人もいるかもしれません。
それは合理的な考え、自立した考えのようですが、
そのような考えに至るまでの事情があるように思います。
その背後には誰かとの関係の中で傷ついたり、
うまくいかない煩わしさを感じたり、
うまくいかないことで挫折感や諦めの心を持つなど、
否定的な体験の影響からくることが多いものです。
まさに、人間は誰もが関係を結び、愛を完成させたい
という願望を持っているということです。
☆
このように、人生にとって「関係性」は、
大変重要な影響を与えるものですが、
皆さんの関係性はいかがでしょうか?
例えば、あなたの家族との関係はいかがでしょうか?
友達との関係、職場の人間関係、近所の人間関係など、
改めて考えて見ましょう。
信仰生活では神様との関係が重要です。
さらにもっと身近なのは自分自身とどのように付き合うか、
という自分との関係もあります。
これらの関係が「良好な関係だ」、「仲が良い」、
「一体化している」と言えるでしょうか?
しかし、自分がそのように思っても
相手も同じように思っているとは限りません。
両者の思いを一つにする秘訣は何でしょうか?
☆
そこで大切なポイントとなる秘訣が「感謝の心」です。
人生にとって感謝の心で生きるのか、
不満の心で生きるのかという姿勢は、
人生の充実度や関係性に大きな影響を与えます。
何を行うにしても、その時に「どのような思い」
「どのような動機」を持って行動するかが大切です。
「心の持ち方」や「捉え方」、「動機」によって全く結果が違います。
皆さんの信仰生活はいかがでしょうか?
「仕方なく」信仰生活をしているのでしょうか、
「嫌々ながら」信仰生活をしているのでしょうか、
「断りきれずに」信仰生活をしているのでしょうか。
それとも、「納得して」信仰生活をしていたり、
「満足して喜んで」信仰生活をしている人もいるでしょう。
同じ礼拝に参加していても、心がけ一つで恩恵が違います。
同じ伝道をしていても、心の持ち方で結果が違います。
同じ精誠条件を立てても心の姿勢で、その恩恵は違います。
信仰生活で重要なことは、「喜んでために生きること」
「感謝して生活すること」ではないでしょうか。
☆
真の父母様のみ言を確認してみましょう。
宗教の本質は、感謝することです。
それで、サタンを防御するための一番重要で
緊急な要件を挙げなさいと言えば、
「感謝することだ」というのです。
その次に、満足することです。
(「後天時代の生活信仰 」より)
☆
神様は、私を救う立場にいらっしゃるので、
私よりももっとかわいそうな方です。
・・・子女が父母の立場で死んでいくとすれば、
当然、子女もかわいそうですが、
その子女を見つめる父母はもっとかわいそうです。
・・・いつ神様が私に感謝できる日があるのでしょうか。
神様が私に感謝できる日を持てなければ、
私たちがいくら神様に感謝を捧げたとしても、
それは私だけで終わる感謝であって、
神様と一つの目的を中心とする感謝として
実を結ぶものではありません。
それでは、私よりも神様が感謝できるのは、
どのようなところでしょうか。
それは孝行するところしかありません。
では、その孝行するとは、どういうことでしょうか。
父母が悲しむことに対して、子女が先に悲しむということです。
その時に父母は、その子女を無限の希望の実体、
自分のすべての命を身代わりする価値の存在として
立てたい、と思うのです。
そのように思いながら、父母は子女に感謝します。
環境が困難であればあるほど、
父母はそれ以上の感謝を感じるのです。
(「後天時代の生活信仰」P147〜148)
☆
このように信仰生活にとって大切なことは
「神様に対して感謝する生活」ですが、
神様が私たちを見て感謝しているとは限りません。
感謝する生活だけでなく「感謝される生活」を目指すことが必要です。
神様に感謝を捧げるのは信仰生活の出発点でありますが、
信仰生活のゴールは私たちの歩みを通して神様が喜ばれる、
神様が感動する、神様が感謝されるようになることだということです。
☆
同じように、子女として父母の前に感謝する生活が大切ですが、
夫婦の関係でも、子供に対しても同じことが言えます。
このように、天の父母様に感謝するだけではなく、
天の父母様から感謝されることが必要です。
家族に感謝するだけでなく、家族から感謝される者になることです。
☆
そのようになるためには、「感謝する心」と共にもう一つの心が必要です。
それが「愛する心」です。
私が感謝するだけでは足りません。愛する心と実践が必要です。
相手が私に対して「感謝です」と認めてくれるまで、
限りなく愛する心と継続的な愛の実践が大切になります。
「あなたのおかげで幸せになりました」「あなたとの出会いは忘れられない」
「あなたは尊い存在です」と感謝される人生は、
本当に素晴らしい人生と言えるでしょう。
私たちは感謝する人生を土台として、感謝される人生を目指して歩んでいきましょう。
今日は「感謝する人と感謝される人」という題名でお届けいたしました。
参考にしながら皆様の人生が、
さらに素晴らしいものになることを心から願っております。
☆
感謝する生活より感謝される生活が重要である。
そして感謝される生活の一段階レベルアップした内容が
神様に感謝される生活であり、
そのためには、愛する生活が必要である。。。
もちろんその通りなのですが、
これは頭で理解しただけでいいというわけではないですね。
心から思える自分にならないといけないわけです。
また、愛し、尽くしたにも関わらず、
人から感謝されない時ほど、
「神様は感謝されているのだ・・・」
そのような思いを持つことが重要だと思いました。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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