2017年01月29日

HJ 孝情の手本、孝進様はどのように勝利されたのか?!  《40日徹夜祈禱から32年!》



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先日、ヨナニムの証しを書きながら、
孝進様のことが思い出されました。

かつて、書いたものですが、
朱東文・元ワシントンタイムズ社長の証しを紹介します。
(2年前の孝進様聖和7周年に話されたものです。)


孝進様はどうして真の父母様に
忠孝を尽くす長子になれたのでしょうか?

忠孝の決定的な基盤を形成し、
そしてお二人が地上におられた頃、
真のお父様が孝進様に意味深い指導と
特別な努力を見せて下さった幾つかの例をお話しいたします。


真のお父様がダンベリーに収監された時、
孝進様は満23歳にもなっていませんでした。

当時真のお父様が最も案じられたことの一つが、
お父様の摂理の後継者に関することでした。
お父様は全く自由の身でない環境の中で、
どうしたら後継者を育てることが出来るでしょうか。

真のお父様は特別な教育法で
孝進様に教えていかれたのですが、
未だこれに関して知っている人は多くいません。
そこで今日はその内容について
お話ししようと思います。


1985年1月中旬、私はダンベリー連邦刑務所に、
真のお父様と面会するため行きました。

1月末にニューヨークに戻って真のお母様にお会いすると、
真のお父様は孝進様がその前の年に書かれた
詩15篇を下さいました。

孝進様は、ダンベリー連邦刑務所に
収監中のお父様に面会に行かれる度に、
お父様が詩題を付けて下さったと説明して下さいました。

孝進様は、詩一編を作るのに
30分もかからず完成させました。

息子の詩の才能をご存じだった真のお父様は、
ダンベリーに収監された直後、
孝進様を刑務所まで呼ばれました。


孝進様が面会に来られるたびに真のお父様は、
詩の題目を書いて宿題を出されました。
このような課程が1984年7月末から9月9日まで、
15回続けられました。

詩題は主に未来、決意、確固たる約束、
理想やビジョン追求に対する動機を刺激するものでした。

詩の構成や正確で多様な心情の語彙の使用は非常に印象的で、
温かな孝の心情と確固たる決意を表しています。
究極的にこのような課題を完遂することが、
お父様と一つになる特別な契機として与えられました。


もう一つ孝進様の人生において
大きな転換期になった出来事をお伝えします。

孝進様は1985年1月12日からイーストガーデンの聖地で
40日徹夜祈祷の精誠を尽くされました。
私もその精誠期間が終わる4日前の2月18日から
祈祷会に参加しました。

毎晩、孝進様の祈祷は、真のお父様が祈祷されているのでは
と思えるほど、非常に深く決意に満ちていました。
孝進様は涙のにじむ心情で祈祷され、
神様や真の父母様と完全に一つになられました。


私は孝進様の祈祷にとても感銘を受け、
精誠が終わった直後に孝進様に
インタビューをするチャンスを手にしました。

「40日徹夜祈祷をする間、
最も辛かったのは何ですか」
と尋ねたところ、孝進様は、
「祈祷をし、神様と完全に一つになるため最善を尽くす間、
多くの不思議なことを経験したので、
祈祷の時間が終わっても聖地を離れたくなかったことだ」
と語られました。


遂に、孝進様は、真のお母様の全面的な支持の中、
厳しい天気に見舞われた40日徹夜祈祷をすることで
母子協力を完成させました。

これこそ孝進様が真のお父様、真のお母様と
完璧に一つになることが出来た心情の基台でした。

真の父母様の長子である孝進様は、
堕落した天使長の子孫となる
世界70億の人類に囲まれていたにもかかわらず、
さまざまな迫害や誘惑をはねのけられました。

孝進様は小さい頃から父母様と一緒にいることが出来ませんでした。
そのような状況を、人間の先祖であるアダムとエバが、
エデンの園で天使長の誘惑により堕落した話と比べて見て下さい。

こうして孝進様は、父母様に対する溢れんばかりの愛と、
真の家庭に対する犠牲の歩みを通して勝利されたのです。


そうして真のお父様は2008年3月17日、孝進様の聖和式の後
「深天開放苑 忠孝開門主」という揮毫を与えられ、

2008年10月12日には、

「真の父母の息子の血が、皆様を保護し、
我々天側の責任完遂の道を開いてくれるのです。
孝進の犠牲は、祝福中心家庭を守るための
蕩減条件だったのです。」

と語られました。

真の家庭のみならず、全統一教会の食口が
この地上で孝進様を失った悲しみを感じたと思います。
しかし孝進様を通して真の家庭と統一教会の食口が、
真の父母様と一つになるのに新たな基準を立てることが出来たのです。


きょう、ここワシントンDC家庭教会で、孝進様聖和7周年を追慕することは、
とても意味深いことだと思います。

何故ならば全世界の摂理においてアメリカが長子国家として定められ、
少なくとも家庭のレベルにおいて孝進様が永遠なる長子として
責任を完遂されたからです。

私たちは今までよりもっと孝進様を思い、
孝進様が私たちに見せて下さった伝統を相続しなければなりません。



ちょうどこの寒い時期に、40日の徹夜祈祷を勝利された
孝進様だったのだなぁと思います。

今この時に、孝進様、さらには興進様がおられたなら。
そのことを思わずにはいられません。。。

霊界でお父様を中心に完全一体となられ、
お母様をはじめ、み旨の最前線の者たちに
全面的に協助してくださっているに違いありません。

もっともっと、孝進様の『孝』の精神を相続して
歩む者になっていきたいです。

(ダンベリーでお父様が宿題を出されたという孝進様の詩、
最初の作品を下に掲載します)




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勝利する人


水晶の中に 浸(ひた)った空には
無数に積もっている星たちも
私の手に掴めそうで
腕いっぱい 固めて
暗闇の夜を照らし
静寂を一針縫って 紙船に乗せ
流れ 流れる川の水に従って
海を見つめて 流そう

種に込められた一つの生命(いのち)
準備された花壇の上に 熟睡し
太陽の光を期待しながら 息を凝らせば
いつのまにか 歳月は流れ
遊んでいた池 体を乾かし
乳臭い息をしながら
母の胸に 口づけする

始まった生の論争 あってはならず
魔手の 罠の中
純粋な私を忘れさせ
限りない魂の道に頭を下げて
涙ぐみ
寂しいほととぎす あなたがなつかしく
あの山のむこう 小さな頂に腰をおろして
行くあなたを 見つめてる

残った精誠を みな注ぎ
この一身を包み込み
栄光の光を捜そうと
流れる血に 炎を投げて
愛火のたいまつで 暗い道を照らそう

一つの場所に根をおろした
千年生きた松の木よ
この世の主人となるべき者
天下万象に あり得ようか!
ただ おられる一人の方
万主の 救世主であられる
わが父 わが父母様

寂しい孤独を押しのけて
青い絶壁を越え
おまえの枝を伸ばして
行く道を楽に支え
できなかった孝道で
小皺でも延ばしてさしあげよう

高く高く 支えられる
心臓の止まった 不死身な者たち
彗星のように現れて 燃えた
瞬間の英雄たちよ
永遠を呼び 道理を立てれば
高められた頭を下げる時
自尊心などあり得ようか
おまえの正体は何なのか!

血腥(ちなまぐさ)い悪臭に滲(し)みた
哀れなおまえの姿、
澄んだ空を見つめながら涙ぐみ
笑いを尋ねて慟哭する狂人
一つの生命 魂を委ねた まさにおまえ
まさにおまえが勝利した者
天が願われる 勝利した者

1984年8月1日



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posted by ten1ko2 at 09:11 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地上にいる長男は顕進氏なのに、孝進氏の意志は継いでいるのか?
それとも、どこか違う所に行ってしまったのだろうか?
真の家庭は、いつしかなくなってしまうのだろうか?

お父様、お母さま真の家庭なんてなくなってしったのでしょうか?
ほらあんなに神様が願っていたと教えられた真の家庭ですよ❗
嘘偽り、不倫、訴訟のオンパレードで血統の重要性なんて恥ずかしくて言えなくなりましたものね
いったい何処から変わってしまったのでしょうか?
Posted by 花火と案 at 2017年01月29日 13:39
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