2017年02月01日

男性が主体、女性が対象! 男女平等ではないの?! 原理的根拠とは  《太田先生》5



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主体と対象が一つになれば、
主体が対象に対象が主体にもなるので、
愛にも美が美にも愛が含まれる



太田洪量先生の『真の夫婦の愛を求めて』
「夫婦関係における主体と対象」の第2回目です。


男性と女性の関係において、
「何で男性が主体なんだ?」
そのように疑問持つ人もいますね。。。

ここで、なぜ男性が主体なのか、
科学的根拠を二つ紹介したいと思います。


人間には、23対の遺伝子があります。
そして、23番目は性染色体なのですが、
この染色体は、XとYがあるんです。

そして、女性の卵子は、XとX
男性の精子は、XとYになっているんですね。
そして、女性のXと男性のxが合わさると女の子が生まれ、
女性のXと男性のYが合わさると男の子が生まれるんです。
すなわち、子どもの性を決めるのは男性の精子の性染色体です。

もう一つ、精子と卵子が受精するときを考えてみたいと思います。
卵子はじっとしていて、精子が動き、卵子にくっついて、
そして、受精卵になります。

つまりは、卵子は静的であり、精子は動的ですね。
そういう意味でも男性は主体、女性は対象、と言えるのではないかと思います。


また、内的な面で考えると
主体とは、愛を与えていく立場、
先に与えるのが主体です。

1971年9月、韓国でお父様が
次のように語られました。

「人間は愛するほうが先?
愛される方が先?
どっちなんだ」


お父様は、

「人間は愛されることが先なんだ。
愛の主体が神様なんだ」


このように語られたんです。


アラスカに夫婦で呼ばれたことがありました。
お父様は、家内に子供のことで怒っておられました。
すると、急に、私の方を向いて、

「太田!
最後はお前が責任を持たないといけないんだ!」


そのように言われたんです。
このことを通しても、
最終的に主体が責任を持たないといけないんだなと感じました。


原理講論の創造原理第5節
『直接主管圏』のところにこう書かれています。

神と心情において一体となり、
神を中心としたアダムの意のままに、
お互いに愛と美を完全に授受する
善の生活をするようになる

主体というのは、まず神様と心情において一体になるんだ。。。

主体というのは大変なことなんです。
だから、「俺は男だ、夫だ、俺に従え」
なんて、軽々しいことは言えないですね。。。


男女同権に対して、考えてみたいと思います。

ある姉妹がお父様に質問をしました。
「男女同権に対してどう考えたらいいのでしょうか」

その時、お父様は次のように答えられました。

「男女平等というのはどういうことか。
普通、男が体が大きいし、力も強い。
だから、喧嘩をしても男が勝つ。
男女平等、これは愛において実現されるものなんだ」



別のみ言でも

「夫婦は愛において一つになれば、
同位、同参、同権になる」


そのようにあります。


原理講論の『愛と美』には、次のようにあります。

主体と対象とが合性一体化すれば、
美にも愛が、愛にも美が内包されるようになる。


これは二性性相の素晴らしいところだと思います。
いつも主体であったら大変じゃないですか。


親子の間でも親が年を取って、子供が
「お父さん、背負いますよ」という。
この時、背負う子供が主体になるわけです。

また、神様と人間の間でも
「復帰の道というのは、泥沼の中につかりながら、
『神様だけは絶対に汚してはならない』
として神様を背負いながら、歩いていくような道」
そのように表現することがあります。

ですから、どちらが主体になるでしょうか。
愛において一つになったら、
ある場合は人間が主体になるときもあるというんですね。


我が家は夫婦で祈祷会をしますが、
朝はそれぞれの事情がありますので、
夜一緒に祈祷会をしているんですね。

最初は、私が司会をしていましたが、
最近は交代制で妻が司会をする時があります。
妻が「敬拝」と言ってともに敬拝をするんですが、
その妻がなんとも可愛いな。。。そういう風に感じるんです。


お父様とお母様も いつも一緒です。
そして、いつも一つです。
私達夫婦もああいう風にならないといけないな、
そのように思わされます。

主体が対象になり、対象が主体になる、
男女平等というのは、愛をとおしてなされていくんだ。
それが二性性相の素晴らしさである。。。

ですから、夫婦が一つになっていく努力を
さらにしていきたいと思います。

ありがとうございました。
(文責:ten1ko2)



男性も女性も役割は違いますが、価値は全く同じです。
原理を解明された真のお父様に感謝したいと思います。
そして、み言の如くに夫婦一体となられた、
真の父母様がおられるということ、
私たちには見本となるお方がおられるということが
本当に感謝でなりません。

太田先生は、「なんとも可愛い・・・」
まったく自然に表現しておられました。
私たち夫婦も夫婦一体を目指していきたいと思いました。

シリーズはまだまだ続きます。
不定期に紹介したいと思います。




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posted by ten1ko2 at 10:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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