2017年09月20日

子女様より天を優先しなければならない! その時父母様は?! 《秘書室長の証し》1



お母様と子女様.jpg


5周年聖和祝祭の時に、
2017 天一国指導者総会がありました。

鄭元周(チョンウォンジュ) 総裁秘書室長が
貴重な証しをされています。
3回に分けて、紹介します。


今日は、皆さんと共に、
「侍る」ということについて、考えてみたいと思います。
なぜなら、天一国は、天の父母様、真の父母様に「侍る」
天宙大家族を意味することだからです。

それでは皆さん、侍るとは何でしょうか?
私は、光栄にも一生を通じて侍らせていただいています。

しかし、正直に告白しますと、
まだ、侍るということをよく知らないのです。
なぜなら、侍るというのは、侍る主体でなく、
侍る対象のためにするからなのです。

たとえば、両親に対して、自分としては、
良く侍ったと思ったとしても、
侍る対象である両親にとって、迷惑であれば、
良く侍ったとは言えないのではないでしょうか?


侍ること、その心持ちと姿勢を
実は、真の父母様から学びました。

様々な困難を乗り越えてきたことも、すべて、
真の父母様が天の父母様に対し、侍ってこられた伝統、
孝情の伝統を学びました。

さらには、天の父母様を解放して、
失った父母の位置を復帰して差し上げ、
死亡圏で苦しんでいる人類を天の父母様に戻していく、
そのために骨がきしみ肉が震える苦難に打ち勝ち、
父母を失った孤児の身に陥った人類を導き、
世界救援の道を歩んでこられた真の父母様の
犠牲の道を見てきました。


ここで、証しを紹介したいと思います。

真のお母様がある子女様のために
学校に行かなければならないことがありました。
「両親のうちどちらか一人は必ず来るように」
そのように、数日前に学校の先生から言われていました。

そして、学校に行く日の早朝、
お父様がお母様に次のように言われたのです。
「今日、天の摂理のため、南米にいかなければならない。
オンマ、荷造りをして、早く行こう」


その時、お母様はお父様に、静かに事情を伝えました。
「今日は、学校に行く事情があるので、午後に飛行機で行きます」

ところが、お父様は人情と天情について、
また、人倫と天倫についてみ言を語られました。
そして、お父様は、強い口調で語られたのです。

「子供のことはほかの人に任せて!
天の大事のために南米に行かないといけないんだ」


聞いている私はとても胸が痛み、
そして、お母様の表情を見ました。
すると、お母様は涙を胸に鎮(しず)めて
表情を一つも変えずに、荷造りをして、
お父様と一緒に南米に向かわれたのでした。

(文責:te1ko2



真の父母様は、天のみ旨、摂理を優先させるべく、
真の子女様を犠牲にせざるを得ない、
そんな道を歩まれました。
今回の証しもそのうちの一つだと思います。

今、お母様においても、
真の子女様との関係の中で、
複雑な問題が生じています。

そこだけに意識と心情を投入されれば、
解決できる内容もあるかもしれません。
しかし、何よりも天を愛し、み旨を愛しておられるので、
御子女様のこと以上に私たちを愛し、
導いてくださっておられます。

そして、お母様は何の思いもないのではなく、
『涙を胸に鎮めて』歩まれていることを
私たちは忘れてはいけないと思います。

明日に続きます。




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posted by ten1ko2 at 10:10 | Comment(0) | 父母様の路程 生活の証し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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