2018年04月10日

神の愛はリーダーから来る、横からではない! 真の愛が流れる秩序 《金元弼先生》4



180410 199004 moscow.jpg
1990年4月モスクワ☆


金元弼(ウォンピル)先生
秩序の中に流れる神の愛


次に一つ注意しておきたいことは、これからは
中心的な主流思想というものをはっきりしてほしいということです。

復帰摂理というものは必ず原理を通して成されていくように、
常にここには主流思想というものがあります。

主流思想というのは、「自分を犠牲にして全体のために生きること」です。
そのために私たちは、「自分を犠牲にして、僕のように尽くす」のです。

これからはこの主流思想に従って、
私たちの中心というものが立てられていきます。
そうしてここにいる皆さんも、
アベルというものがはっきり立てられているわけです。

そして皆さんに、神と真の父母の指示が、
全部それを通してつながっていくのです。


ですから自分の置かれている立場をはっきり分かってほしいのです。
いろいろなことに対して、自分の中心者を通して指導を受けてください。
もちろんリーダーは正しくメンバーを導いてください。

皆さんはいろいろと相談したいことがあると思いますが、
私はこのリーダーたちが本当に神の伝統に従ってよく導くように、
何度も何度も教えていますから、
安心して皆さんの中心者に相談にきてください。


昔はどこに相談に行っても何も起こらないから、
いろいろな所に行ったと思います。
これからは、そうしないようにしていただきたいのです。

なぜならば、自分の中心者を通さないでだれに相談したとしても、
その人たちは自分の責任分野ではないから、
責任をもった話をすることはできないからです。

例えば、夫婦の間でけんかをしたとしましょう。
そしてなかなか和解できないので、その奥さんがある人を訪ねました。
また、そのご主人もある人を訪ねました。

その人たちはその夫婦の責任者ではないのです。
その夫婦がおのおの別の所に相談に行った時に、
その人たちがこの夫婦の責任をもって答えることはできません。
ですから適当な話をしてあげるのです。
そうしたら二人の仲はもっと悪くなっていくことがあるというのです。

ところがこの夫婦には中心となる親がいます。
そしてこの親の所に行ったら、親の責任ですから、
責任をもった話をしてあげることができます。
正しいアドバイスをすることができるというのです。


ですから皆さん、自分の中心者を正してあげましたから、
皆さんはその中心者を訪ねてすべてを相談してください。

そしてその中心者は必ず、自分のメンバーを
全部組織して管理してあげなくてはいけません。

そうなれば、メンバーが難しい話がある時に、
リーダーを訪ねて話をしていきます。

そして、リーダーが解決するのが難しいとしたら、
そのリーダーは自分の中心者を訪ねて相談していきます。
そしてアドバイスを受けて解決していくようにします。

このようにして正しい指導が確立していくようになるのです。
過去において、そういう中心性が確立していなかったので、
いろいろ難しいことがあってもどこへ行ったらよいのか分からなかったのです。

これからははっきりさせて、正しい秩序の中で
神の愛が流れるようにしていかなければなりません。

「摂理と私たちの信仰」
  (生活伝道・真の父母に倣う伝道の精神 金元弼先生)
1987年1月25日(三拝敬礼式にて) 
ドイツ・フランクフルト本部教会


アベルは神様・真の父母様の代身である、
このことは、昔から言われてきました。

ただ日本のアベルカインは間違っている、
そのようなことは以前から言われてきたことですが、
実際にアベルも、天に通じるものを備えなければならないことは、
これは、元弼先生のみ言にもあったと思います。

そして、私たちは、自分のアベルのことを
すぐに考えてしまいがちなのですが、
私自身も「アベル」の立場でもあることを
決して忘れてはいけないと思います。

秩序を立てていくことを通して、
神様の愛が流れていく。。。
その人を通して、働く神様を意識しながら、
良き組織づくりを目指したいと思うのです。







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posted by ten1ko2 at 09:02 | Comment(1) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は見たことはないのですが、アベルの正道というのがあると聞きました。
その中にはカインを指導する前にそちらが重要だと書いてあるような事を聞きました。
できるならアベルの正道と言うものがあるなら、そちらを指導要項として書いて頂けると良いのですが
Posted by 花火と案 at 2018年04月10日 12:04
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