多田部長の家庭力アップ講座。
今回は、「信頼残高の預け入れ」そのAです。
☆
前回は、第一番目として言葉で「親切」にすることを紹介しました。
今回は「行動」で親切にすることについて考えてみましょう。
行動で親切にする方法の例としては、
「皿洗いを一緒にする」「買い物に行く」「弁当箱にメモを入れる」
「感謝の気持ちを伝える」「抱擁する」などがあります。
子供にとっては、親と一緒に何かをやること自体がうれしいものです。
子供に、「皿洗いをしなさい」と言うよりも、
「一緒に皿を洗おうか」と言ってみてください。
子供の誕生日の前後一週間ぐらい、
その子の誕生日にまつわるメールを送ってあげてみてください。
「お父さんは、お前の応援団長だよ」とか、
誕生日の前日に「明日いよいよ、母さんも初めて20歳の娘を持つ時が来たね。
わくわくするね。」などのメールを送ってあげるのです。
これは時間があるかないかの問題ではなく、
親の心に「家族」という種がしっかりと植えられているかどうかが問題なのです。
「家族」という種を、毎日心に植えて生活していきましょう。
☆
続いて、「信頼残高の預け入れ」の第二の方法は、謝ることです。
「ごめんなさい」と言うことは、家族に対する責任感の表現なのです。
自分のイメージを気にしたり、地位にこだわったり、
他人の評価が気になったりして、謝ることをしない親がいます。
果たして、謝ることが自分のイメージダウンになるのでしょうか?
そんなことはありません。
かえって、家族に対して積極的に責任を持つ姿勢を示すことになるのです。
謝ることのできない親の姿は、かえって子供を幻滅させてしまいます。
親が子供に謝ることで、子供は親を許すチャンスを得ることになります。
そうして、何でも話し合える親子関係がスタートするのです。
できるだけ早く謝ることが大切です。
「あなたが謝ったら、私も謝る」。
これが一番よくないことです。
☆
第三は、陰で子供の悪口を言わないことです。
「私の親は陰で私の悪口を絶対に言わない」という信頼感は、
非常に高い信頼残高を子供の心に預け入れることができます。
☆
第四は、約束を守ることです。
家族で出かけると決めた日や、誕生日会をすると決めた日、
家族で話し合うと決めた日などを守るのです。
だいたい約束を破るのは、親の方が多いのではないでしょうか。
どうしても約束を守れない時は、子供の目を見て、
「ごめんね。約束したのに用事が終わらなくてね。
必ず別の日に時間を取るからね」と謝りながら伝えてみてください。
子供にとって、親が必ず約束を守ってくれ、
私のために時間を取ってくれるという信頼感が大きいのです。
そのような信頼があってこそ子供は、親の話を聞こうとするのです。
☆
第五は、許すことです。
これも大きな愛するポイントとなります。
他人を許すまでは、私は“被害者”であり続けます。
被害者であるかどうかは、相手が決めるのではなく、私自身が決定するのです。
私が被害者である限り、心の成長はそこで止まってしまいます。
特に、親子の関係の中で許すことができるようにすることが大切です。
☆
以上の5項目を中心に、家族一人ひとりの心に
信頼残高をどんどん預け入れていく生活に挑戦してみましょう。
そのポイントは「自分が変わる」ことです。
そうすれば、何でも話し合える家族関係の土台ができていきます。
もちろん、すぐにできるわけではありません。
家族・夫婦で相談しながら、まずはできる範囲で挑戦していきましょう。
決して理想家庭という夢をあきらめないようにしてください。
☆
誕生日の1週間前からメールを送る、というのは、
多田部長ご自身の証しですね。
本当に子どもを思う表れだと思います。
今回のメッセージを通して、
子供に対する愛の表現をもっとしないといけないな、
そんな風に思わされました。
気づいたことを表現していると、
何か、要求だとか、指摘だとか、
子供にとっては耳痛いことばかりになるような気がします。
子供の特性というか、いいところを褒めてあげる、
また、自分の足りなさを率直に表現する、、、
そのことの大切さを感じます。
そして、さらに言うならば、
子供に対しての表現の変化を
まずは、妻に対してしなければならないな。。。。
それが率直な感想です。
〜このブログの文字が小さいというご指摘について〜
いつも当ブログを愛読して頂き、ありがとうございます。
ごもっともなご意見なので、
即変更していきたいところですが
このsesaaブログのサービスでは、
通常のサイズと拡大と、縮小の
3タイプのサイズしかありません。
大きくするとなると拡大ですが、
pc用の画面で、1行24文字までになり
一つ一つの記事がとても長くなってしまいます。
いずれ大きくすることも検討したいと思いますが、
今しばらくは、これまでのサイズのままにしていきたいと
思いますので、小さくて不自由をおかけしますが、
皆様の方で、表示を拡大するなど
工夫して頂けるとありがたいです。
*Windowsの場合
Windowsマークと;(+のキー)で簡単にズームになります
ダイヤグラムが出るので、そこで
2倍にしたり戻したりすることができます
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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