聖歌2部7番「しあわせってなんだろう」
お父様もよく歌われた歌であり、世界の食口に親しまれています。
作詞作曲をされたのは、故野村健二先生ですが、
著作の中で歌を作られたきっかけ、
また歌詞の内容の説明をしておられます。
☆
人間は一体何のために生きているのでしょうか。
これは簡単なようで難しい問題です。
これが分からないばかりに「人生は不可解」という遺言を残して、
華厳(けごん)の滝に飛び込んで自殺した人もあったほどです。
ある人々は子供を少しでも有名な学校に入れようとし、
会社に入れば平社員よりは係長、課長、部長、重役と
少しでも高い地位に就こうと必死になります。
またある人々はそんなことより腕利きの映画監督となり、
世界中の人々の心を魅了する映画を数多く作ることに
生き甲斐を感ずるかもしれません。
あるいは、シュヴァイツァー博士のようにアフリカの奥地にまで行って
黒人の医療伝道に力を尽くすことこそ自分の使命だと思う人もあることでしょう。
このように人生観は千差万別ですが、
多様な中にも一つの共通点があるように思われます。
それは何らかのかたちで「幸福になりたい」と願っているということです。
幸福とは何か
それでは幸福とはどういうことでしょうか。
それを明らかにするために、統一原理の主唱者――文鮮明先生に認めていただいた
私の作詞、「幸せって何だろう」を例示してみましょう。
☆
一、
幸せって何だろう 星に尋ねてみた
みんな仲良くすることさ 星は答えた
大きなお陽さま中にして 九つの星が回る
愛の光を受けながら これが幸せ
二、
幸せって何だろう バラに尋ねてみた
美しさを競うことさ バラは答えた
赤白黄色に装って *どれもこれもがかわいい
大事な花と言われれば これが幸せ
三、
幸せって何だろう ひばりに聞いてみた
高くはるかに飛ぶことさ ひばりは鳴いた
どんなに高く飛ぼうとも お空の果ては遠い
まだまだ上にゃ空がある これが幸せ
四、
幸せって何だろう 羊に聞いてみた
主(ぬし)を*信じていくことさ 羊は鳴いた
狼どもが襲っても 飼い主さんの声に
耳を向けてりゃ安心さ これが幸せ
(註)歌詞の主題は、一番・愛(暖かさ)、
二番・美(かわいさ)、
三番・希望(創造性)、
四番・信仰(委託)です。
*については、聖歌とは歌詞が違っています
注意書きに説明がありましたが、割愛しました
文責:ten1ko2
二番・美(かわいさ)、
三番・希望(創造性)、
四番・信仰(委託)です。
*については、聖歌とは歌詞が違っています
注意書きに説明がありましたが、割愛しました
文責:ten1ko2
☆
この歌は私が東洋大学の講師をしていた時、夜間の学生に講義をするため、
夕方少し早めに控え室から校庭を見ていたところ、
夕焼けがあまりきれいだったので、日頃から統一原理を三歳の子にも分かるぐらいに
もっとやさしく表現できないものかと思っていたのが動機となって、
三番がひとりでにメロディーつきで一気に口を突いて出て来たのです。
その後、このメロディーに合わせて一番と二番を作り終えた時に
講義の時間になって出かけ、四番は翌日になって作りました。
このように即興的にできたものは、霊的な協助があるためか、
いつも出来のよいものであることが多いのですが、この時もそうでした。
これらの内容は、子供にも分かる歌詞をと願ったせいか、
あるいは私自身が子供っぽい性格のためか、
子供っぽさに幾分片寄った幸福観ですが、
私が作った順に幸福というものの特質を分析してみます。
野村 健二(統一思想研究院元院長)・著
(光言社・刊『幸福への「処方箋」〜統一原理のやさしい理解』より)
(光言社・刊『幸福への「処方箋」〜統一原理のやさしい理解』より)
☆
お父様が「♪しあわせ〜って、なんだろう♪」
日本の食口たちとにこにこされながら、
歌っておられる光景が目に浮かんできます。。。
やはり、野村先生が語られるように、
神様から啓示的に与えられた、
そのような歌だからこそ、
お父様も好まれたのかな、と思います。
一つ一つに込められた歌詞の意味。
明日お伝えしたいと思います。
お楽しみに。。。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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それはこの世で最も愛する人と夫婦になり、三代が調和した家庭を築き神と共に暮らす事。それ以上の幸せはない。
そこにおいて不倫や離婚はあり得ず、反目や蔑視もあり得ない。
お互いがお互いの幸せを最も望む世界だから。
神の創造された素晴らしい世界を堪能し、最も好きな事を仕事とし、神の偉大さを讃えながら生きる。誰よりも愛する人と夫婦となり、その人と自分の分身の子供を授かり、その人を生み育ててくれた両親に侍りながら愛しながら生きる。これ以上の幸福があるのだろうか。
色情の思いに悩まされる事もなければ、悪意や心情蹂躙される言葉に悩まされ、苦しむこともない。ただ神様と隣人の真の愛の中で生きる事が出来る。
これは絵空事ではない。御父母様の勝利によって必ず実現する天一国とはそういう国だ。すべての人々が待ち望んだ地上天国は御父母様を中心として必ず実現する。