これがあったら幸福になれるもの、
「幸福の素(もと)」とはなんでしょうか。
健康やお金、目に見えるものではないようです。
浅川先生の自叙伝書写の講話の続きです。
☆
真(まこと)なる愛は、与え、また与えても、
なお与えたい心です。
真なる愛は、愛を与えたということさえも忘れ、
さらにまた与える愛です。
私は生涯、そのような愛に酔って生きてきました。
愛以外には、他のどのようなものも望んだことはなく、
貧しい隣人たちと愛を分かち合うことに
すべてを捧げてきました。
愛の道が難しくて涙があふれ、
膝(ひざ)をへし折られても、
人類に向かう愛に捧げたその心は幸福でした。
(自叙伝:5〜6p)
☆
多くの人は自分や家族が幸福になるために生きています。
ところが、自叙伝『平和を愛する世界人として』の著者、
文鮮明(ムンソンミョン)先生は
人々の幸福のために生きておられます。
少年の頃から、「人々に幸福をもたらす者になろう」と決意し、
「人々の流れる涙をぬぐい、
心の底に積もった悲しみを吹き払う人」(58p)になることを
生涯の目的として生きておられるのです。
その文鮮明先生が、幸福の素として悟られたのが、
「真(まこと)の愛」だったのです。
☆
では、なぜ愛とは言わず、「真の愛」と言われるのでしょうか?
幸福の素となるのは、間違いなく愛なのですが、
実は、愛には、愛すれば愛するほど幸福になる愛と、
場合によっては不幸をもたらす愛の二つがあるからなのです。
☆
愛には幸福をもたらす愛と、不幸をもたらす愛がある?
ちょっと奇妙に聞こえるかもしれませんが、
現実を考えればすぐに納得できます。
深く愛し合った結果、心も体も傷つき、
不幸になっている男女が多くいるではありませんか。
激しく愛し合った末に、怨みや憎悪を抱く関係になってしまう場合もあります。
「愛しさえしなければ、
こんな苦しみを味わわなくて済んだのに……」と後悔する人もいます。
愛し合って結婚したはずなのに、
憎み合って破局を迎える夫婦もいます。
幸福を求めて愛し合ったのに、
怨みを抱き合う関係になってしまう人たちも多くいます。
一体、なぜなのでしょうか?
文鮮明先生の見解から言えば、それは、
「真の愛」ではなかったからということになります。
☆
愛のあり方について、紙幣を例に挙げて考えてみましょう。
紙幣は生活に欠かせない貴いものです。
多ければ多いほど、生活におけるさまざまな欲望を充足させてくれます。
ただし、それは日本銀行が発行した本物の紙幣に限ります。
真の紙幣のみなのです。
もし、その紙幣が偽物だったらどうでしょうか?
偽札は、一見すると、真の紙幣と同じ形状をしています。
だから、いくらでも使うことができます。
しかし、それは明らかに犯罪です。
発覚すれば、逮捕されて刑務所で苦しむことになります。
不幸になるわけです。
つまり、本物の紙幣だけが幸福をもたらし、
偽札は不幸をもたらすわけです。
☆
同じように、愛にも、真の愛と
真でない愛があるとしたらどうでしょうか?
真でない愛は、愛し合っても、本物でないので、
結果として不幸をもたらすことになります。
それゆえ、文鮮明先生は、
「真の愛で愛し合った場合にのみ、本当の幸福になれる」
と断言されるのです。
では、真の愛にはどんな特色があるのでしょうか。
文鮮明先生によれば、真の愛には二つの特色があるのです。(続く)
(浅川 勇男・著
光言社・刊『心の書写〜文鮮明師自叙伝に学ぶ〜』より)
【第一章】真なる愛は、与え、また与えても、なお与えたい心です
真の愛の二つの特色
(※自叙伝のページ数は光言社ではなく
創芸社出版のもの)
光言社・刊『心の書写〜文鮮明師自叙伝に学ぶ〜』より)
【第一章】真なる愛は、与え、また与えても、なお与えたい心です
真の愛の二つの特色
(※自叙伝のページ数は光言社ではなく
創芸社出版のもの)
☆
私たちにとって、目に見えないものが重要であり、
その中で、愛というものが重要です。
そして、愛は愛でも、『真の愛』が重要なのです。
お父様が教えてくださり、実践していかれた『真の愛』
具体的な二つの特色について、
もう少しお付き合いください。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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