2018年10月18日

お金は役に立たない! 霊界でこれがないと大変なものとは?! 《浅川先生》



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浅川先生の講話
「霊界を知らなければならない理由」
から続編です。



霊界での真の愛の力

さて、霊界に行って、何が一番生活のために必要なのでしょうか。

この世で一番大切なものとは何でしょうか。
衣食住が重要ですが、お金がなければ、この世では生活することができません。

お金がなければ、食べ物を買うことができません。
着物一着買うことができませんし、
ましてや大きなお金がなければ良い住居に住むことはできません。

そのため人は出世しようとし、良い会社に入って、多くの給与を得ようとします。
その意味では、この世ではお金というものが重要な要素を担っています。


では、霊界ではお金は役に立つのでしょうか。
食べたい物、着たい物、住みたい家、
それはお金で得ることができるのでしょうか。

ここが重要なのです。
霊界ではお金は全く役に立ちません。

お金があっても食べ物の一つも手に入らず、
服の一着も手に入れることができません。
車も買うことができません。
ましてや住居などは造ることもできません。

では、何があったら食べ物を手に入れることができ、
何があったら着る物を手に入れることができ、
何があったら良い住居に住むことができるのでしょうか。


このお金に代わる大切なものとは何でしょうか。
それが真実の愛というものなのです。
真実の愛がお金に代わるのです。

(まこと)の愛だけが食べ物を得る力になります。
真の愛が服を作る力になります。
真の愛が住居を得る力になるのです。
実に霊界は、真の愛がすべての力になるのです。

ここであえて「真」の愛と言っているのは、
霊界に行って「役に立たない愛」と、
「役に立つ愛」の二つがあるからです。

世の多くの人は「人を愛した」とも言い、
「愛し合った」とも言います。

愛し合えば霊界に行って、それが役に立つのでしょうか。
立ちません。
愛すればいいというものではないのです。

真の愛でなければ、霊界に行っては着物一着も手に入らないのです。


では真の愛とはいったい何でしょうか。
人のために尽くす、与えるということは、どちらも愛ですが、
「真」がつくかつかないかで違いがあります。

尽くしたことを忘れ切る愛を真の愛と言います。
しかし、尽くしたことをしっかり記憶しながら見返りを要求し、
尽くしたことを強調し、見返りがなければ怨(うら)みに変わってしまう、
愛しながら怨みに変わる、愛しながら憎しみに転換していく、
このような愛は真の愛ではありません。

お金で言えば偽札(にせさつ)なのです。
偽札も本物の札も形は似ていますが、
一方は物を買うことができ、一方はそれを使えば犯罪になります。
だましたことになります。

偽の愛と真の愛。
真実その人の幸せだけを考え、
尽くしながら忘れていくこの愛を、真の愛といいます。

この真の愛だけが物を生み出し、食べる物を得させ、
生活の最高の力になるのです。

その意味においては、霊界の生活を深く考えるならば、
この世で生活しながら、真の愛を体得する、
真の愛を実践するためにお金を使い、知識を使い、技術を使い、
自分の命と生涯を真の愛の実践につなぐことが大事です。

真の愛が自分自身の「心根」になっていくことが霊界を見据えた、
天国に行くための人生であると考えられるのです。

浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第一章 霊界を知らなければならない理由
 


私たちはとかく目に見えない物より、
目に見える物を追及してしまいがちです。
それでも愛が重要であることは知っています。

イエス様は「神の国と神の義を求めよ」
そのように語られました。

すなわち神様を求める生活をしなければならないし、
神様が与えてくださった愛、
すなわち、真の愛を実践する生活を
何よりも心掛けないといけないと思います。






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posted by ten1ko2 at 07:30 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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