浅川先生の霊界シリーズ。
今回は、「天国の日常会話」です。
☆
日本人の多くは、日本語で会話をし、
アメリカ人は、主に英語で会話します。
言葉は、地上生活では本当に必要なものであり、
言葉がなければ心が通じません。
では天国での会話はどのようになっているのでしょうか。
実を言うと、天国では言葉は必要ありません。
言葉がなくても心が通じ合える世界が天国なのです。
☆
言葉は人間の心を完全に表現することは、できないのです。
自分のもっている複雑な心、自分の抱いている感情、
それがどうして言葉で正確に表現することができるでしょうか。
言葉にするとうそになる、言葉にしたために誤解される、
言葉の表現力が乏しくてすれ違いが生ずる、というのはよくある話です。
言葉では、心を一〇〇パーセント表現することはできません。
ですから、愛の世界である天国では、言葉は必要ないのです。
言葉が必要でないならば、どのようにして人間関係が
成り立っているのかというと、相手の心を見て会話する世界なのです。
相手の心が見えるのです。
それは具体的に、どういうことでしょうか。
☆
ある人が朝食であなたは何を食べたのかと聞いても、
多分言葉だけでは正確には分からないでしょう。
トーストだ、目玉焼きだと言っても、そのイメージは
具体的にわかないと思います。
ところが天国では違います。
その人の朝食をイメージしてみればいいのです。
そこに朝食べた物を見ることができるのです。
ましてや、夕食は何を食べたいと思っているかと聞いても、
言葉だけでは正確に分かりません。
その人の夕食をイメージすれば、
夕食に食べたい物が映像として表れてくるのです。
ですからその人を見てイメージすれば、朝食で食べた物、
夕食で食べたい物を見ることができるのです。
天国では口で話し合うのではなくて、
相手の心を見る世界、それで確認する世界です。
これが天国の会話です。
☆
ところで夫婦の間では、ちょっとした言葉のすれ違いや、
思惑の違いでけんかになる要素はいつもあります。
例えば、あるご主人が朝会社に出かけるときに、
「夕飯は魚が食べたいな」と言って玄関を出ていったとします。
魚を食べたいと言っただけで、どんな魚かは言いませんでした。
奥さんは自分で考えるしかありません。
それでサバの煮付けを一生懸命に作って夕飯に備えましたが、
ご主人が帰ってきて、「おれはサバが食べたかったのではなくて、
サンマの焼いた物が食べたかった」と言ったらどうでしょうか。
これではお互いの心が通じ合っていません。
言葉だけでは十分に伝えきれないのです。
ですから、言葉だけでは完全な愛は成立しないのです。
それで相手の心を見て読み取ることのできる、世界が
天国ということになるのです。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第二章 天国とは
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第二章 天国とは
☆
天国では心を見れば通じるといいます。
そういうことを考えた時、
本当に私の心を正さないといけないな、
心が綺麗な人が天国に入れるな、
そう思わざるを得ません。
汚い心を持っていたら、
当然、天国には入れないですね。
というか、たとえ入れたとしても、
自分の醜い心が見られてしまうので、
自分から退出せざるを得ないのではないでしょうか。
本当に素直な心、正直な心、
純粋な心を持つ私となれるように、
そのためにも、日々、愛する実践、
神氏族メシヤ活動をしていきたいです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
【霊界 霊人と共に歩む生活の最新記事】
- 霊界の人たちは、悲しんでいません 私たち..
- 私たちは守られている! 思ったより苦労し..
- 霊界の石ころの声まで聞けるように、自動設..
- 「相軒よ!岩がお前を呼んで、歌を歌ってい..
- とても陰気で不愛想、中流霊界以下の植物た..
- 天界の花園の秘密 *文榮進・昇華式は、霊..
- まるで魔法のよう、雪景色に満開の桜と紅葉..
- 地獄にはペットはいない 上流と下流で天地..
- 霊界に動物はいるのか、第2弾 上流層・中..
- いつかは、誰もが霊界に行かなければならな..
- あなたがいるから完璧になれる 天国にいる..
- ああ、かわいそうな神様! 地獄では、明る..
- 神様が自由に闊歩する天国、どこに座るかた..
- 6年前、死の淵からよみがえりました 霊人..
- 真の母(独生女)に会うと感動に満たされる..
- 「神様はいつも見ている」より、善霊を装う..
- 「お母さんと呼べばすぐに飛んでいくからね..
- この証しが皆さんのプレゼントになれば..