天国生活といえば、3世代が仲良く暮らすこと。
浅川先生の、幸福を引き寄せる秘訣、
「愛天愛人愛国」のお話です。
神様との生活を「お祖母ちゃんと孫」の話を例題に
話してくださっています。
(以前紹介した講話と同様の例え話が
2か所ほど出てきますが、ご了承ください)
2か所ほど出てきますが、ご了承ください)
☆
文鮮明先生は、
「三代が一緒に暮らす家庭を勧めています」
(自叙伝、222ページ)
そして、祖父母を愛し、挨拶をすることが、
幸福な家庭の生活内容だと言われます。
「幸福な家庭の生活とは、どのようなものでしょうか。
……朝起きれば、お父さんとお母さんも、
おじいさんのところに行ってあいさつし、
孫と孫娘もあいさつしなければなりません
(『愛天愛人愛国』、80、81ページ)
☆
どうやら、幸せを引き寄せる生活の秘訣は、
お年寄りを大切にすることにあるようです。
おじいさん、おばあさんは、人生経験が豊富なので、
まさに人生の師なのです。
☆
ところで、年を取っているという意味では、
一番のお年寄りは、神様なのです。
百歳どころか、何千、何万年も前から
ずっといらっしゃる大年寄りなのです。
年寄りを大切にすると幸運を引き寄せることができるとすれば、
一番の年寄りである神様を大切におもてなしすれば、
大きな幸運を引き寄せることができます。
☆
「年を取った人に良い食べ物を差し上げ、
私は食べなくても、飢えてもよいと思えば、
その家を神様が、一番年を取った神様が、
一番年を取った師が、一番年を取った主人が、
祝福してくれるでしょう」
(『愛天愛人愛国』、81ページ)
☆
年寄りを大切におもてなしするためには、
日常生活で、挨拶を捧げなければなりません。
心を込めた挨拶は、愛の実践といえるのです。
人は誰でも愛する人に丁重に挨拶をし、
愛がなくなれば、それこそ、愛想がなくなります。
☆
ある家に孫とおばあちゃんがいたとします。
そこで、おばあちゃんを神様の立場に立ててみましょう。
孫が朝起きて「父ちゃん、母ちゃん、
兄ちゃん、姉ちゃん、おはよう……」と言いました。
でも、同居しているおばあちゃんには一言も挨拶しなかったとします。
おばあちゃんは、とても寂しがるに違いありません。
同じ家にいるのに、無視されたと感じるはずです。
でも、孫が、よちよち歩いて、おばあちゃんの部屋に行き、
「おばあちゃん、おはよう」と挨拶したら、どうでしょうか。
誰よりも早くです。
おばあちゃんはとても喜びます。
「かわいくて良い子だねえ。目に入れても痛くないよ」
と抱きしめてくれるのでしょう。
おばあちゃんの愛が注がれること、それが幸運になるのです。
最初に挨拶を受けた人が一番に愛された人となるからです。
☆
それゆえ、文鮮明先生は、
「朝起きれば、最初に神様に
善なるあいさつをして、出発します」
(『愛天愛人愛国』、46ページ)
と言われるのです。さらに、文鮮明先生は、
「夫婦が共に、その日の仕事を神様の前に報告して、
行って仕事を始め、終えて帰ったときも、
神様の前に報告してから
御飯を食べるようになっています」
(『愛天愛人愛国』、46ページ)
と言われています。☆
もし、孫が、おばあちゃんに黙って家を出て
遊園地に遊びに行ってしまったらどうでしょうか。
おばあちゃんは孫がいなくなったので、とても心配することでしょう。
おばあちゃんを心配させることは、愛の配慮不足なのです。
孫が、「おばあちゃん、近くの遊園地に行って遊んでくるよ」と言って
家を出ていれば、おばあちゃんは安心するのです。
たとえ、腰痛で一緒に行けなくても、
心は一緒に遊園地にいるのです。
それが、守り≠ノなるのです。
☆
それゆえ、家から仕事などで出るときには、神様に
「どこどこに行って、何々をしてきます」と
報告して出るのが良いのです。
これが、幸せを引き寄せる挨拶になるのです。
すると、神様も共にいらっしゃるのです。
「買い物まで報告する必要ないでしょ」
と言われる奥さんもいるかもしれません。
それでも、報告したほうがいいのです。
スーパーで、食品を買おうとしたら、
店員が半額シールを張るかもしれません。
まさに、神様体験です。
神様に報告して家を出れば、私たちはいつでもどこでも、
神様の愛を体験できるのです。
☆
家に帰ってきたら、最初に
「神様、ありがとうございます」と挨拶を捧げるのです。
おばあちゃんも最初に、孫から
「おばあちゃんただいま。遊園地、とても楽しかったよ」
と言われたら、とても喜ぶはずです。
ですから、家に帰ってきて、すぐにテレビを見てはいけません。
家に帰ることができたのは、神様が守ってくれた結果なのです。
当たり前に家に帰ったのではなく、神様に守られて、
何事もなく、帰らさせていただいたのです。
☆
そして、就寝前に、孫がおばあちゃんに、
「おやすみなさい。おばあちゃんも一緒にやすんでね」と言ったら、
おばあちゃんはとてもうれしいでしょう。
神様は、夜でも休むことなく働かれますが、
「一緒におやすみください」と言われると、なんだか、うれしくなるはずです。
「私は休むけれど、あんたは神様なんだから、
寝ないで働いてください」などと言われたら、
きっと心が痛むに違いありません。
☆
休む前にするべき、とても大切なことがあります。
それが一日の反省です。
文鮮明先生は、
「寝床についても、報告する心で、
きょうはきのうより良かったのか、
悪かったのか反省するのです」
(『愛天愛人愛国』、46ページ)と言われています。
神様は一日の目標をきちんと立て、
夜には、その計画どおりにできたかを反省して、
前進することを願われているのです。
反省なくして成長はありません。
人生で一番大切なのは、きょうという時間です。
そのため、朝、神様に挨拶とともに、目標と計画を誓って出発し、
就寝前に、反省して休むのです。
そして、明日という新しい人生の備えをするのです。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸せを引き寄せる〜「愛天愛人愛国」家庭生活講座』より)
第一章 天を愛する生活
あいさつ
(光言社・刊『幸せを引き寄せる〜「愛天愛人愛国」家庭生活講座』より)
第一章 天を愛する生活
あいさつ
☆
『神様は大年寄り』
とてもわかりやすい例えですね。
真の父母様が三世代で同居する重要性を言われるのも、
このことからなのだと思います。
我が家は両親が他界して、
妻の父親も聖和しています。
また、妻の実家も遠方のため
あまり子供たちも、
お祖母ちゃんと過ごす機会がありません。
そういった意味では、
教会で年配の方たちに対して、
貴く思う心掛けをしながら、
子供たちに後ろ姿を見せるようにしなければ、
そのように思わされました。
また、一日の反省も重要ですよね。
しっかり心掛けていきたいです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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