「世界でいちばん苦労している人のところに、
心がいくのである。」
真のお父様は
涙をぽろぽろ流されました
心がいくのである。」
真のお父様は
涙をぽろぽろ流されました
☆
以前、777双の阿部公子婦人が
本部での集会で証しをされました。
真の父母様の許、韓国で7年間
侍る生活をされましたが、
その時の証しです。
☆
早朝、真のお父様が庭に出てこられて、
松の木や空を見上げて突然、
日本の責任者たちを呼びなさいとおっしゃることがありました。
そんな時は、お祈りをしながら
日本の食口のことを思ってくださっていると感じました。
何かあると決まって、
「すぐ、日本の責任者たちを呼びなさい。」
とおっしゃり、今おっしゃったばかりなのに、
「まだ来ないの、まだ来ないの?」
と何度も聞かれます。
到着してごあいさつに伺うメンバーに、
「来たの、来たの。」と、
何度もうれしそうにおっしゃるのです。
☆
礼拝の時にも、
「世界でいちばん苦労している人のところに、
心がいくのである。」
と、真のお父様は礼拝堂の天井を見詰められて、
涙をぽろぽろ流され、言葉が詰まってしまったこともありました。
史吉子先生は、後で
「日本の食口たちのことを思ってくださっているのよ。
親である父母様といつも一緒にいられなくても、
苦労の道を先頭切って頑張っているので不憫に思ってくださるのですよ。」
と言われました。
☆
新門路の館で、責任者会議が開かれることがありました。
あるとき、日本から百人近くが呼ばれたのです。
そのときは、今の教区長とその他の責任者なので、男性がほとんどでした。
ホテルを予約していたのですが、真のお父様は
「きょうはホテルをキャンセルしなさい。」と急に言われました。
どうしてそのように言われたのか、日本の責任者に聞かれましたが、
だれも答える人がいませんでした。
すると、真のお父様が次のようにおっしゃったのです。
「親の家に来ているのに、お父さんの所に泊まりたいとだれも思わないのか?
親子は一緒の家に住んで、一緒に食事をし、一緒に寝たいと思うものなのに、
日本人は情が冷たくて寂しいね。
ろくにベッドもなく、トイレも少なく、シャワーも少ない。
ここよりホテルのほうがいいの?
親が一緒に暮らそうと言えば、そこが宮殿だよ。
それ以上のホテルはないよ。」
そして、真のお父様は
「韓国の食口は何もしなくても、
父母と一緒に暮らしたいという心情はいっぱいあるんだよ。」
とおっしゃり諭してくださいました。
その晩は、わいわいがやがや、子供のようになって過ごしたのです。
みんなが寝静まったころ、わたしが忍び足で地下から食堂、
リビング、二階と全部の部屋を回っていると、
人の気配を感じたので息を殺して見てみると、
何と真のお父様でした。
一人ひとりの顔をごらんになりながら、
赤ん坊を寝かしつける母親のように見回っていらっしゃったのです。
翌朝の食事は、パンと牛乳とバナナの質素なものでした。
真のお父様は、
「みんなに本当は朝から、
おいしい肉でもお腹いっぱい食べさせてあげたかったのに、すまないね。」
と言ってくださいました。
真のお父様は、皆に
「親の家に一緒に寝た寝心地は、どうだったの?」
と尋ねられました。
皆は「はい。よく休むことができました。」と答えていましたが、
現実は蒸し暑く重なり合い、荷物と人間が入り交じって
寝心地は良かったはずはありません。
でも、貴重な一日であったことは、だれもが感じていました。
真のお父様は、
「こんな機会は、これから持てると思うの?
だから、これから会議に来たらホテルに泊まるのが当たり前と思わないで、
親の家に泊まりたいと思いなさい。
場所がなかったら庭にテントを張ってでもいいではないか。
親と一分でも多く、一緒にいたいと思う、
その心情の因縁は何ものにも代え難い宝だよ」
と言われました。
☆
阿部婦人が、目に涙をためたまま、語られている
姿が、とても印象的でした。
「世界でいちばん苦労している人のところに、
心がいく」とおっしゃっていたお父様。
日本で苦労している子供の存在が、
お父様には感じられたのでしょう。
私たちが、天を思いご父母様を思いながら
精誠を積めば、そして苦労すれば
お父様は、誰よりも理解してくださるのです。
お父様は強烈にみ旨を推し進めていかれますから、
責任者たちの前では、強いアベルとしての姿を
示していかれます。
しかし、根本は『親』なのだと思います。
霊界におられる真のお父様は、
今の私たちに対しても、
み旨の最前線で勝利することを願われつつも、
親の姿を持っておられるに違いない。。。
そして、地上におられるお母様においても、
やはり日本の勝利を願ってくださっていることでしょう。
お母様の相対圏として、
世界の母の立場を歩んでいる、
そのことを何よりもご存知なお母様なのだと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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