ノエル・ジョーンズ司教が
空中ブランコを例えにして、
すべてを捨てなければ、新しいこの摂理の
向こう岸に行けないと語っておられます。
そのことを聞いていたら、
鄭元周(チョンウォンジュ)秘書室長の証しを思い出しました。
☆
6000年ぶりの奇跡のような摂理の春を、
私たちは、どのようにして歩むべきでしょうか。
一つの例え話を紹介します。
☆
フランスにチャールズブロンデンという、
とても有名な曲芸師がいました。
彼はニューヨークタイムズに広告を載せました。
ナイヤガラの滝を綱渡りで渡るというものでした。
人々は絶対に失敗すると考えましたが、
無名の彼を応援するために、当日たくさん集まりました。
綱渡りをする前、彼はこう叫びました。
「皆さんのうち何人があの綱に乗って、
滝を渡れると信じていますか?」
観衆は雷のような拍手で彼に答えました。
そして、見事に滝を渡ったのでした。
しかし、それで終わったわけではなかったのです。
彼はまた、叫びました。
「皆さんのうち何人があの綱の上を目隠しして、
一輪車で渡れると信じますか?」
観衆は再び拍手を送り、彼を応援しました。
そして、目隠しをしたまま、見事に成功しました。
ところが彼は、もう一度叫びました。
「皆さんのうち何人が、私が誰かを背中に負ぶって、
綱を渡れると信じますか?」
観衆は、「はい!」と答えました。
チャールズは再び尋ねました。
「それでは、誰が私の背中に乗りますか?」
その言葉を聞いて、観衆は突然静まり返り
だれも手をあげませんでした。
すると、前で見守っていた、チャールズの友人
ヘンリーコルコードが「私が乗ります」
と言って、背中に乗って、見事に綱を渡ったのでした。
この友人は、ナイアガラの滝を
背中におぶさって渡った初めての人として記録されました。
口で「信じる」というのと、
実際に「信じる」こととは、天地の差だと思います。
多くの人がチャールズを信じると言いましたが、
本当に信じたのは、彼の友人だけだったのです。
☆
お母様は私たちにこうおっしゃっています。
「2020年まで、私と共に
実体の天一国完成のため歩んでいくか」
私たちはお父様の姿を見守り、
お母様の姿を見守ってきました。
私たちはみな、真の父母様を信じています。
しかし、ただ見守って信じていても、
父母様に、「私と一緒に歩むか」と質問されると
答えはどうでしょうか?
信仰だけでなく、本当の確信と共に
強い心情の動機がないと、ともに歩めません。
天一国安着を成し遂げるためには多くの困難があります。
今後、一層大きな困難に直面するかもしれません。
しかし、どんな困難にぶつかったとしても、
私たちの中心であり、私たちの生命の根である、
真の父母様がいらっしゃり、
特に真のお母様が地上にいらっしゃり、
直接摂理を導いておられる今、
真の父母様とその摂理に対する確信をもって、
この道を歩む私たちになりましょう。
今もお体を酷使され、夜もお眠りになれないお母様を
私たちが本当に真の子女ならば、
その重荷を背負ってさしあげる私たちになりましょう。
それこそ、子女としての道理だと思います。
私たち誰もが、真のお母様を中心に侍り、
天一国に向かって中断なき前進をする
真の孝子孝女になれますよう、祈っております。
(文責:ten1ko2)
☆
聴衆たちは、みな、チャールズブロンデンが目隠しで渡るという時にも、
拍手喝さいしましたが、その友人以外は、
自分が背負われて渡ろうと言う人はいませんでした。
友人は、彼を完全に信じていました。
信じ切って、委ねきっているから、起った奇跡ですよね。
ノエル・ジョーンズやヤベデやマンスール・・・
彼らは、自らの宗派や教理を越えて、
真のお母様を受け入れ、率先して自分の信徒たちを祝福しています。
それは、綱渡りや、空中ブランコを決めている曲芸師のように
とても見事なもので、なかなか真似はできません。
私たちの立場は、自らそんな大きなことはできないかもしれません。
友人を信頼してナイアガラの滝を渡った人のように、
私たちも真の父母様を完全に信じ、委ねていく。
真のお母様をただ証し、そして、
道があるというのですから、
あきらめずに義人を探して、
そのために、精誠を立てていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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