浅川先生の霊界シリーズ。
いよいよ佳境に入ってきました。
「霊界人からのメッセージ」より
今回は、「地獄からのメッセージ」を紹介します。
☆
霊界人からのメッセージとは、少し不思議なタイトルですが、
これは既に霊界に行った人たちから
地上人に対して送られてきたメッセージのことです。
たくさんの人たちが霊界に行きました。
偉大な宗教者から極悪人と言われる人たちまで、
様々な人生を経て霊界に行きました。
これらの人たちは霊界でどのように考え、
どのように生前の人生を振り返り、
何を私たちに訴えようとしているのでしょうか。
有名な人たちの霊界からのメッセージをかいま見ることを通して、
私たちの人生を振り返るのが、この章を学ぶ意味です。
☆
霊界においては、最上階に天国、
その下に楽園という天国の待合室、
その下に中間霊界、一番下に地獄があります。
ある霊的な人は、先祖の十人中、八人は
地獄に行っていると言っています。
ですから、まず地獄に落ちた人たちのメッセージを紹介します。
☆
私たちの先祖の中で、
地獄の霊界に行った先祖は、次のように叫んでいます。
「子孫たちよ。今私たちは期待と願いを失い、
怨(うら)みと鬱憤(うっぷん)でいっぱいになっている。
子孫たちを通してこの暗い地獄から抜け出すその日を待ちに待っていたのに、
もうこれ以上は待つことはできない。
子孫たちよ、お前たちは水の中で息もせずに何分間我慢して耐えられるのか。
水の中で息ができない苦痛は、それを経験した者にしか分からないだろう。
ここの地獄は、そのような状況だと言うことができる。
暗く、悪臭が立ち込め、争いと憎しみとが……。
私のこの痛みを子孫に知らせるために、お前たちに痛みを与え、
病気にさせてでも、私の苦痛を伝え、私の苦痛を和らげようと思う。
子孫たちよ、ぜひ私の哀れで切ない言葉を聞いてほしい。
そして一日でも早く私をここから救い出してくれ」
このように絶叫とも言うべき、悲しい叫びを上げています。
☆
地獄という恐ろしい世界に行った人の中には、独裁者となって、
自分の政策や、思想の誤りによって、
多くの人たちを不幸に陥れてしまった政治家もいます。
自分一人が人を殺害すれば、自分一人が地獄に落ちるだけですが、
一国の支配者が悪なることをした場合は、
国民全体を苦しい霊界に追い込むことになります。
これはもっと大きな犯罪と言うべきでしょう。
そのような罪を犯し、
地獄に行った政治指導者たちのメッセージを紹介します。(続く)
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第七章 霊界人からのメッセージ
「地獄からのメッセージ」
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第七章 霊界人からのメッセージ
「地獄からのメッセージ」
☆
霊界では、地上での生き方が、
そのまま反映されていきます。
特に地獄にいる人たちは、
その苦しい思いを伝えたいがために、
子孫たちに、その業を与えるというわけです。
ですから、罰を与えたいから
そのような仕業をするのではなく、
どうしようもない叫びであり、
絶叫なのだ、というのです。
先日、清平に7年ぶりに参加した婦人がいました。
「7年ぶり」ようするに、
お父様が聖和された以来だったわけです。
清平に到着して、
「受付は混んでいるだろうな」
そう思った途端、次の思いが沸いてきたそうです。
自分の先祖たちが、解怨されるこの瞬間に
どれだけ感謝しているだろう。。。
この日を迎えるまで、今まで、
どれくらい待ってきたことか。
そう考えたら、自分が受付で待ったとしても、
数十分、数時間のことだ、
先祖の皆様のことを思ったら、感謝していかないと。
そうして受付に行ったら、
全く待つことなく、
すぐに手続きができたそうです。
地獄にいる人たちは、
苦しい思いをして、ずっと待ち続けています。
その人たちを解怨できる道がある、
ということがどれほど感謝なことか知れません。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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お父様には、サタンが侵入する余地がなかったので、1984年、お父様と食口の間における心情不一致をサタンが讒訴して、代わりに興進様を打ったことは、はちみつさんもご存知かと思います。
そのような観点で、真の御子女様に対して、サタンや悪霊が働いた内容があるのではないでしょうか。
はちみつさんのアベルの方が、「完成したアダム」と語られたそうですが、そのような表現は、どうなのかな、と思います。
真の御子女様にもご事情がありますが、その前段階として、私たち、カインの子女(食口たち)にも責任があると思いますし、そのような観点で見つめていただければ幸いです。
正確な回答ではないと思いますがご了承ください。
>はちみつさん
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