「Blessed Life」に総合相談室Q&Aが紹介されています。
今から約10年前、総合相談室が開設されました。
教会員だけでなく、すべての人が相談することができます。 https://ffwpu.family/soudan
今回は、具体的な相談に入る前に、
「祝福家庭の心の問題をどのように考えていけばいいのか」
という、すべての問題に通じるQ&Aです。
回答は、臨床心理士の大知勇治(おおとも ゆうじ)先生です。
☆
Q1 総合相談室が2010年3月に開室されて以来、精神疾患や二世の
不登校・非行など、精神的な問題についての相談が寄せられています。
このような問題について、どのように考えていけばいいのでしょうか?
A1 祝福家庭は、真の父母様と共に人類の問題を解決して
天国を創るための代表家庭です。
それは言い換えれば、先祖が抱えていた問題、氏族や民族が抱えている問題などを
代表して抱える家庭だということです。
私たちの家庭の問題を解決することにより、血統的な問題や
氏族・民族の問題を解決していくことにつながっていきます。
そうした使命と役割を持った家庭ですから、問題が起こってくるのは当然であり、
それを解決すること自体が祝福家庭としての使命であると言えます。
ですから、問題があることを恥ずかしく考えるのではなく、
歴史と民族を代表して超えていくという意識を持って、
堂々と問題に向かっていくべきではないでしょうか。
☆
Q2 それでは、その問題をどうやって解決していけばいいのでしょうか?
A2 解決方法は、その相談内容によってさまざまですが、
今回は一般的なことからお伝えしたいと思います。
『原理講論』の「総序」に次のような一文があります。
「宗教と科学とは、人生の両面の無知を克服して
両面の知に至る道を見いだすべく
両面の真理をそれぞれ探求する手段であった
ということを知ることができるのである。
それゆえに、人間がこのような無知から完全に解放されて、
本心の欲望が指向する善の方向へのみ進み、
永遠の幸福を獲得するためには、宗教と科学とが
統一された一つの課題として解決され、
内外両面の真理が相通ずるようにならなければならないのである」
以上のように、問題の解決に当たって、
宗教と科学の両面からアプローチする必要があることが分かります。
一般の病院やカウンセラーのところに行っても、
科学的なアプローチしかありません。
ですから、本当の意味で問題を解決できずにいます。
一方、統一教会には宗教的な真理がありますが、
宗教的なアプローチを重視するあまり、
科学的なアプローチをあまりしてこなかったと思います。
それゆえに、祝福家庭の問題が
なかなか解決できてこなかったのではないかと、私は考えています。
☆
Q3 宗教的なアプローチと科学的なアプローチとおっしゃいましたが、
もう少し具体的にお話しいただけますか?
A3 科学的なアプローチとは、今ここにある状況を分析して、
今ここにアプローチすることです。
具体的に体の病気であれば、患者のようすを見て検査をし、どんな症状で、
どんな病原菌に侵されているのかなどを分析し、
診断して、薬なり手術なりの治療を行っていきます。
心の問題も一緒です。
例えば不登校になっている子供であれば、その不登校状態の子供の心を分析し、
その子にどのようにアプローチすればいいのかを考えます。
☆
それに対して、統一教会における宗教的アプローチとは、
今ここにある問題は、目に見える表面的な原因だけではなく、
歴史的な背景を持っており、
歴史的な観点からの解決方法を取る必要があるというやり方です。
そして、宗教的なアプローチには、
霊界に対するアプローチと
地上界に対するアプローチの二種類があると考えています。
霊界に対するアプローチとは、歴史的・血統的な問題を起こした
霊界にいる先祖たちを直接何とかしようというやり方です。
これについては、清平の役事と先祖解怨・先祖祝福を行っていくしかありません。
☆
一方で、地上界に対するアプローチですが、復帰原理によれば、
今の再臨時代には、歴史的な問題が地上に全て現れてきて、
その地上界の問題を解決していく中で、
過去の歴史的な問題が清算されると考えられています。
このように考えたとき、私の血統の問題は、
私の血統圏である家族や氏族圏に現れてくるのであり、
解決されていない私の血統の問題が、私の夫婦の問題となって現れ、
夫婦で解決できていない問題が子供に現れていると言えます。
ですから、子供の問題は解決されていない夫婦の問題の結果であり、
夫婦の問題は
解決されていない親自身の親子・兄弟・氏族圏の問題の結果であるということです。
ですから、子供の問題解決の前(同時)に夫婦の問題解決が必要であり、
夫婦の問題解決の前(同時)に氏族の問題の解決が必要となります。
☆
ですから、宗教的アプローチの中の地上界へのアプローチとは、
氏族の問題の解決ということであり、
つまり氏族的メシヤの勝利ということになるのです。
今、真のお父様が、氏族的メシヤの勝利と先祖解怨・祝福を強調されるのは、
正に私たち祝福家庭の問題を解決することにつながります。
天一国創建を前に私たち祝福家庭が幸せになることを願われ、
また天一国建国のためには、私たち祝福家庭が問題を解決し、
本然の祝福家庭になることが必要とされているということでしょう。
☆
Q4 今後、このシリーズの中で、不登校や非行、また精神疾患や障害など、
対応方法についてお話しいただくことになっていますが、
最後に一言お願いします。
A4 私自身は臨床心理士として科学的アプローチが専門ですから、
宗教と科学の両面からバランスよく考えながら、祝福家庭の問題に対して、
主に科学的なアプローチからのお話をしていきたいと思います。
☆
私たちの団体は「世界平和統一家庭連合」です。
『家庭は愛の学校』というように
家庭を最重要視しています。
特に蕩減時代が終わり、
天一国時代を迎え、
本来、私たちが目指すべき道を
実現する時がきました。
しかし、思うようにいかないのが現実です。
おそらく、問題のない家庭はないのではないでしょうか。
ただ、そのことを大知先生は、
「先祖が抱えていた問題、氏族や民族が
抱えている問題などを代表して抱える家庭」
そのように言ってくださっています。
救いのみ言だと思います。
もちろん、私自身の課題、夫婦の課題も
当然あると思いますが、
歴史を代表し、先祖を代表した立場なので、
自分の家庭の課題も公的なこととして、
見つめていくことが重要だと思います。
大知先生は、「科学的アプローチ」で
アドバイスしてくださる、ということなので、
今後に期待したいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
【祝福の価値 祝福の証しの最新記事】
- 来年で半世紀、1800組祝福結婚記念日お..
- 祝*昨日は6500双34周年 日韓の溝を..
- 縁組ギネス永久記録?! 主に与えられた伴..
- 受ける資格はないが、メシヤに出会ったから..
- 極と極のカップル、私たち夫婦もそうでした..
- (証し)生涯で一度だけ、霊的にビンビンに..
- あまりに突然の招集、翌日渡韓した既成祝福..
- お父様の実験、極と極のカップル 777で..
- 滑り込みアウトの花嫁たちにお父様は・・・..
- お父様に、「キスしなさい!」と言われたら..
- 祝福記念日に寄せて 五輪スタジアムでも、..
- 777双家庭出発前、真のお父様がカップル..
- 結婚はゴールではなくてスタートというけれ..
- 父母マッチング、親の願う相手が、理想の相..
- (証し)不眠不休でマッチング、祝福に投入..
- 滑り込み祝福カップルたち どこまでがセー..
- (祝福の証)父母様は地球の反対側までわか..
- (祝福の証しと感想) 5つの小さなストー..
このような問題について、どのように考えていけばいいのでしょうか?
私は30年前にアベルから聞いた話は、以下でした。
「二世は神の子だから恋愛はしない」
「二世は神の子だからIQが200以上あり、小学生で大学教授になれる」
「二世は神の子だから自ら進んで教会に行く」
現実はいろいろあるのですね。
私があの頃(私だけではない)聞いた話は何だったのか?
私がアベルに騙されていたのか、アベルの思い込みだったのか?
二世を否定しているわけではないです。
>私が過去聞いていたものはさん
>
>>総合相談室が2010年3月に開室されて以来、精神疾患や二世の不登校・非行など、精神的な問題についての相談が寄せられています。
>このような問題について、どのように考えていけばいいのでしょうか?
>
>私は30年前にアベルから聞いた話は、以下でした。
>「二世は神の子だから恋愛はしない」
>「二世は神の子だからIQが200以上あり、小学生で大学教授になれる」
>「二世は神の子だから自ら進んで教会に行く」
>
>現実はいろいろあるのですね。
>私があの頃(私だけではない)聞いた話は何だったのか?
>私がアベルに騙されていたのか、アベルの思い込みだったのか?
>
>二世を否定しているわけではないです。