今、私の心の中には
小さな傷一つ残っていません。
真の愛の前にあっては、
傷など何でもないのです。
文鮮明先生の自叙伝より☆
小さな傷一つ残っていません。
真の愛の前にあっては、
傷など何でもないのです。
文鮮明先生の自叙伝より☆
浅川先生の自叙伝書写講話。
今回は、「悪なる心を断ち切る真の愛」です。
個人的にも、お勧めの、とても深い内容です。
では、どうぞ。
☆
この(怨みなど)悪なる心を断ち切らない限り、幸福にはなれません。
幸福とは、愛する心、愛を感じる心、感謝する心、素直な心、謙虚な心、
そしてすべてに責任を取ろうとする心から生じます。
では、どうしたら悪なる心を断ち切れるのでしょうか?
愛の刀で断ち切るのです。
ただし、それは普通の愛ではありません。
普通の愛とは、「我」がある愛です。
自己本位に人を愛する愛です。
☆
「我」があれば、必ず心に傷がつきます。
柱にナイフを刺せば傷がつくでしょう、柱という形があるからです。
しかし、空気は決して傷がつきません。
ひたすら、人のために存在している空気には
「我」という形がないからです。
100パーセント人のために生きています。
人のために生きる心には、我がないのです。
もし、どこかに我が潜んでいれば、傷がつきます。
☆
もし、自分が幸せになりたいために、夫を愛しているなら、
妻は夫の一言で傷つきます。
妻は「夫の言葉が私を傷つけたので愛せなくなった」と言うことでしょう。
しかし、真実は違います。
妻の心の底に「我」があるので傷ついたのです。
傷つけば歩けなくなるように、
夫を愛する心が停止してしまったのです。
☆
「我」のある愛は、憎しみや怨みを断ち切ることはできません。
「我」という根源が同じだからです。
「私が」不幸にさせられた、「私が」面子を潰された。
「私が」不愉快な思いにさせられた、
「私が」尽くしたのにお返しがない。
「私が」愛されたい。
「私が」の心は、憎しみの心、許せない心、
そして怨みの心へと肥大するのです。
そのため、「我」の入った愛は、鈍くてほころびやすく、
そのため、憎しみの心を断ち切れません。
簡単に折れてしまい、逆に怨みの刀で断ち切られてしまうのです。
☆
真の愛は、「我」がない愛です。
相手の幸福のために生きるという純度100パーセントの愛なのです。
空気のような愛なのです。
与えたことを忘れて、また与える心なのです。
相手が不幸であれば、自分の不足を恥じてさらに、与える愛なのです。
父母がひたむきに子女に与える無償の愛なのです。
それゆえ、真の愛の刀だけが、怨みや憎しみの心を、
断ち切ることができるのです。
☆
文鮮明先生の素晴らしさは、「我」のない、
真の愛で人類を愛されたことです。
迫害や拷問、牢獄、誹謗(ひぼう)中傷など、
ありとあらゆる困難に出遭いました。
もし、普通の愛であれば、傷だらけとなり、
途中でやめていたかもしれません。
しかし、こう言われます。
「日本の植民統治時代と北朝鮮の共産政権、
大韓民国の李承晩(イ スンマン)政権、
そしてアメリカで、生涯に六回も主権と国境を超えて、
無実の罪で牢屋暮らしの苦しみを経て、
肉が削られ血が流れる痛みを味わいました。
しかし今、私の心の中には小さな傷一つ残っていません。
真の愛の前にあっては、傷など何でもないのです。
真の愛の前にあっては、
怨讐さえも跡形もなく溶けてなくなるのです」
(自叙伝5ページ)
浅川 勇男・著
(光言社・刊『文鮮明先生の自叙伝に学ぶ〜心のあり方』より)
第二章 愛の刀で苦悩を断ち切る
(光言社・刊『文鮮明先生の自叙伝に学ぶ〜心のあり方』より)
第二章 愛の刀で苦悩を断ち切る
☆
「我」がない、というのは、
空気みたいなものだ。。。
なるほど、さすがは
浅川先生です。
与える心情、真の愛に満ちていれば、
たとえ誰がなんと言おうと、へこたれない、
怨みの心情にはならない、ということです。
「うちの夫は、〇〇で・・・」
ということを言われる方は、よくおられるかもしれません。
で、ご主人のお話を聞くと、
とても良い方で、もっと忍耐されていたり
ということもあります。
うちの夫婦の場合も似たり寄ったりかもしれませんが、
今回のお話を通して、
自分の動機を正される気がしました。
この浅川先生のお話を心に刻んで、
それは素晴らしいお話ですが、
相手に求めたとしても裁きになってしまうので、
まずこういういいお話を聞いた人、知った人が自覚して、
悟らないといけないということでしょう。
真の父母様が越えた道、
それを私たちも歩むことができること、それが
感謝なのだと思い、歩んでいきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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