昨年の大会・祝福式の勝利で、お母様を喜ばせた
「天一国台湾」。
その勝利の立役者である、方(バン)相逸地区長が、
若き頃、教会に伝道された時の証しを紹介します。
さて「家庭連合」には、
座ったら離れられなくなる座布団があるとか・・・
☆
私は、1980年に統一教会に伝道されました。
伝道される前は、キリスト教会に通っていました。
韓国ではクリスチャンが多いのは、ご存知ですよね?
牧師だけで5万人もいるんですよ。
その頃、私が通っている教会の牧師は、
全羅南道の会長様でした。
とても、素晴らしい方ですが、
日曜日の礼拝説教では、毎月1回、
必ず、真のお父様の悪口を言うのです。
お父様のことを呼び捨てにして、
「文鮮明は悪魔、サタンだ」
本当にたくさんの悪口を言います。
そんなに悪い噂を聞いたのに、統一教会に来たんです。
私は、統一教会みたいに悪いところが
何で、成長しているのかな?
少し疑問があったのです。
☆
実は、大学のクラスメートが食口(統一教会人)でした。
しかし彼は、証しできなかったんですね。
統一教会の「と」も話せませんでした。
ある日、その友達の家に遊びに行ったのです。
すると彼の部屋の本棚に、お父様のマルスム(み言)選集が
一冊だけ入っていたのを見つけました。
「あい、お前、統一教会じゃないのか?」
「いや違うよ」
「統一教会の文鮮明は、悪魔、サタンなんだよ」
その時、そんなやり取りをしました。
☆
それから、何の音沙汰もありませんでした。
ところが、半年たって、その友達から連絡があり、
私の家に遊びに来たのです。
しかし、彼は何も話しませんでした。
そして、時間が経ってようやく話し始めました。
「実は、僕は統一教会人なのです」
私は「お前は、悪魔の子供だ!帰れ!!」
彼の顔につばをかけました。
皆様、韓国のキリスト教会の牧師様は真の父母様以上です。
どういう意味か分かりますか?
牧師様が話すことは全て正しいのです。
何を言われても信じるのです。
だから、彼は「悪魔の子」なわけです。
私は、彼のいうことを全く受け付けませんでした。
☆
しかし、彼は怯まなかったのです。
「文鮮明先生は、キリスト教の牧師が言うような悪い人物ではありません。
文先生は本当に偉大な人物です。」
彼は、泣きながら真のお父様を証しました。
そして、こういいました。
「噂ではなく、自分の目と耳で確かめるために
修練会に行ってください」
2時間、3時間話し続けました。
返事しないと帰らない雰囲気でした。
私は根負けして
「わかった、そんなに言うなら
1週間の修練会に行くことにするよ。
でも一つお願いがあるんだ、
座布団には絶対座らないからな」
というのは、牧師先生が、かつて言っていたのです。
「統一教会には座布団があります。
私の教会でも、長老が統一教会に行ってしまいました。
長老様は統一教会の座布団に座ってしまったのです。
その座布団は、一度座ったら、立ち上がることができないので、
二度と戻ってくることができないのです」
そう聞いていたので、
「座布団には、絶対に座らない」
といったわけです。
彼はこう答えました。
「座布団ですか?
そんなのはありませんよ」
☆
でも、私はこう言ったのです。
「でも、怖いから、友達を連れて行ってもいいか?」
「いいですよ」
それで、二人連れていきました。
皆さん、私は統一教会に入る前に、
この二人を伝道したのです(拍手)。
友達二人を連れて修練会に行きました。
そして、椅子をよーく見たんですね。
座布団が置いてあるかどうか確かめました(笑)
表にはなかったので、椅子の下を覗き込んで、
裏に貼り付けてあるか確かめましたが、やっぱりありませんでした(笑)
☆
それで、統一原理を学んだわけです。
その当時は、基督教会においては、聖書の解釈は、
聖書の文字通り信じるように教えられていました。
だからサタンの正体は蛇だと聖書に書いてあるので、
蛇は悪い生き物だと思って、蛇を退治するため、
山に捕まえにいったくらいでしたから・・・
統一原理は、聞けば聞くほど素晴らしいものでした。
聖書の解釈も本当に明確に説明されていました。
一日経って、夜寝る時に興奮した気持ちでした。
「本当に凄い内容だ。
でも、明日座布団に座らされるかもしれない。
気をつけないと。
統一教会は、そういう風にいい気分にして騙すんだ」
そして、二日目が過ぎ、そのまま聞いていきました。
講義が最後の方になります。
再臨論の講義になり、「再臨のメシヤは文先生です」
そういわれたとき、頭がカーッとなりました。
6日間は、原理だったから素直に聞きましたが、
「今まで悪魔だといわれていた人がメシヤなんて!」
本当にビックリしました。
しかし、論理的に否定できないわけです。
☆
私は講義のあとに、本音で祈りました。
今もそのときのことを忘れません。
本当に本心で真剣に祈ったのです。
「今まで悪魔だと聞いていた文鮮明先生は再臨主だったんですか?」
神様に訪ねてみました。
「本当にこの人なのですか?」
あまりの衝撃で立ち上がる力がありませんでした。
その時に悟ったのです。
これが座布団だと思いました。
統一教会には座布団があったのです。
それは「真の愛の座布団」です。
だから、離れることができないのです。
私は、このことを悟って、
それで、キリスト教会を辞めて、統一教会に入教したのです。
文責:ten1ko2
☆
たとえば、草創期の梨花女子大事件の頃、
ミイラ取りがミイラになった教授たちの姿を見ても、
また、一般の教会でも、
従順で熱心な信徒たち、長老と言われる人たちが
統一教会に行ってしまった様子からも、
魔法の座布団ならぬ
「真の愛の座布団」があるのかもしれません。
一度座ったら離れられない座布団に座った私たち。
現在は、平和の母、真のお母様の愛に触れ
台湾においても、世界においても、
多くの人たちが、集まっています。
ではあるのですが、一方で
「原理はこのように素晴らしいです。
真の父母様は、素晴らしいです。
でも、私たちは見ないでくださいね。。。」
という思いを、持っているのも否めないですね。
私たちが真の愛の実体にならない限り、
本当の意味で「真の愛の教会」とは名ばかりになるでしょう。
ですから、現状はいろいろありますが、
あきらめずに目指し続けていきたいです。
まさに真の父母様が歩まれた道、
それを相続しながら、多くの人たちを
「真の愛の座布団」によって、
ひきつけていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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