久保木会長の証し。
後編です。
☆
世界平和にささげた生涯
「共産主義は間違っている」
面と向かって共産主義を批判する人がいない中、
このスローガンのもと全国各地で勝共運動を指導し、
岸信介元総理をはじめ各界有識者から「勝共の指導者」として高い評価を受けた。
☆
朴正熙大統領との会談
「あの久保木という男には注意しておけ、
あれは将来とんでもないやつになる」
そう言ったのは、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領だ。
1970年9月2日に行われた
朴大統領との会談は一時間以上に及んだ。
目的は、同年に開催されるワクル(WACL、世界反共連盟)
世界大会に韓国から代表団を招待することだった。
会談後、同席していた書記官が追いかけてきて、
「大統領は観相を見る天才なのです。
大臣も観相を見て決めています。
その大統領がこんなことを言っていましたよ」
と告げたのが、この言葉だった。
☆
勝共の久保木あり
ワクル世界大会は、1970年9月20日に
日本武道館において2万数千人が集う中開催された。
海外からは53カ国250人が参加し、共産勢力に対して
守勢の日本にあって「勝共の久保木あり」と称賛された。
1971年5月からは、ワクル大会に参加した各国の要人を訪ね、
21カ国を歴訪。蒋介石中華民国総統やローマ教皇パウロ6世、
マルコス・フィリピン大統領らと会見を行った。
☆
天啓のような衝動に駆られ
「自分自身が訴えねばならぬ」
そんな天啓のような衝動に駆られて行われたのが、
「救国の予言」講演会である。
1972年から73年にかけて全国124カ所で開催され、
参加した延べ17万人に、唯物思想や共産主義の脅威を訴えた。
また1984年には7大都市勝共国民大会を展開。
救国運動を常に前線に立って指導し続け、
日本のみならず、アジアの共産化を防いだ。
☆
真のお父様を喜ばせる
真のお父様に「救国の予言」講演会を行うことを報告した際、
講演の内容をお聞かせした。
お父様は喜び興奮され、その姿を見た幹部が
「久保木さん、あなたは
救世主を喜ばせる能力を持っている」と言った。
☆
神からの啓示
「重要なことがあったら、
いつも3時と4時の間に祈れ。
そうすれば、神が直接啓示を与える」
そうお父様に言われた久保木会長は、
いつも重要な時になると啓示を受けた。
またお父様は会長を見て、
「坂本龍馬だね。
坂本龍馬とは、100年先を見ぬけた男である。
久保木はそういう男である」
と言われた。
☆
地上の使命を終えて霊界へ
「地上での使命は終わった。
早く霊界に行ってやることがある。
霊界に行かなければ」
脳梗塞で半身不随となった会長はそう言い、その夜中に聖和された。
久保木修己会長の昇華式(現・聖和式)は、
日本統一教会の基準におけるものではなく
「世界統一教会の昇華式」とするよう、
また
「式順の全てを聖なるままに、
そしてみこころにかなうように」行うように、
という真のお父様の願いにより、
1998年12月15日、
東京・渋谷の教会本部礼拝堂において世界昇華式として行われた。
そして真の父母様から久保木会長に、
「母奉士(モボンサ:母の国に侍る勇士)」の称号が贈られた。
(参考:『愛天 愛国 愛人』、中和新聞、ファミリー)
Blessed Life
Blessed Life
☆
久保木会長が聖和されて、
もう20年以上が経っているんですね。。。
(今回、私の母と会長の命日が同じだと
知りました。年は違いますが。)
お父様にいつも侍っておられた久保木会長。
とても船に弱くて、いつも船酔いをされていました。
お父様から、
「そんなに酔うのなら、陸に上がりなさい」
と言われた時、
「お父様。
私はいついかなる時でも、
お父様についてまいります」
そのように、返答されて、お父様を喜ばせた、
というのは、有名なエピソードです。
今霊界で、お父様のために、
常に侍っておられる
久保木会長の姿が、目に浮かびます。
霊界でのご活躍を祈りつつ、私たちも、
受け継いでいきたいと思うのです。
久保木修己 会長(くぼき・おさみ、1931〜1998):
世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)の初代会長。
1964年から27年間にわたり、教会の発展と日本の救いのために献身的に歩みました。
また世界日報社会長、国際ハイウェイ建設を推進する会会長、国際文化財団理事長、
日韓トンネル研究会顧問を歴任。
1996年には世界平和連合会長に就任し、生涯を世界平和にささげました。
真の父母様より、「母奉士(モボンサ:母の国に侍る勇士)」の称号を贈られています。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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